こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『男性保育士として働いているが、人間関係に悩んでいる』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『まずはご自身の回復を優先し、上司以上の立場の方(園長)に相談してみてはいかがでしょうか?』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】 30代
【保育士経験年数】 10年
【一番解決したいこと】 人間関係の悩み、保育を続ける自信がないこと
【相談文】
30代の男性保育士です。
仕事が辛くて、お休みをしています。
始めは職場に男性職員がいない中でしたが、それでも最初は丁寧に仕事を教えて頂き、2〜3年目にはやり甲斐を感じながら働くことができてきました。
しかしあるときから、上司から他の職員へのパワハラまがいな行為を目の当たりにすることが多く、実際に退職や他の園に移る方を何人も見てきました。
いつか自分も、、と心の中で不安が募るようになり、またその様なパワハラまがいなことを見過ごしている自分にも嫌気がさしていました。
その中で、これからの園運営に関わること、人事のことなど、会議の中で問題提起や発言をする中で、自分への対応も変わり、何か言ったら、また言われてしまうのではとおもうようになってしまい、上司と目を見て話すことも、保育の相談をすることもかなりエネルギーを使わなければいけない状況になりました。
そして今年度始まって、クラス運営の悩みを相談できず、子どもの前で笑顔でいられない、もう仕事に行けないという状況になり、心が折れてしまいました。
しばらくお休みすることになるのですが、この先の生活が大丈夫だろうか、子どもに、親に、同僚に多大な迷惑を掛けてしまっていることが申し訳なさすぎて辛いです。
正直、お休みをもらって元気になったとしても、この先保育を続けていく自信がありません。
保育に携わる人たちの中で、人間関係や心の悩みを抱えながら仕事をしている人たちの情報を探していたら、貴サイトに行き着き、管理人様と同じような境遇であることから、相談させて頂きました。
ご相談内容、拝見いたしました。
自分が実際にパワハラまがいの行為を受けていなくても、目の当たりにするだけでも気持ちに負担がかかることはあることと思います。一緒に今後のことを考えていきたいと思います。
ただいま、多くのご相談を受けております。
お辛い中申し訳ありませんが、必ず返信致します。お時間を頂けたら幸いです。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。
また、当方の記事をご覧頂きましてありがとうございます。
上司が他の職員へパワハラまがいの行為をされていたことで(しかも何度も行っていたようですね)、パワハラを受けたのがご自身でなくともおつらい思いをされたことと思います。
パワハラ行為を止めたくとも、今度は自分がターゲットにされるのではないかという心配もあったのではないでしょうか。
「パワハラを見過ごしている自分にも嫌気がさしていました」とのことですが、パワハラ行為を目の当たりにして止めたくとも躊躇してしまうことは致し方がないのではと思います。
こまりんさんが悪いわけではありません。
あくまでもパワハラをする上司に非あるのですから、どうかご自身を責めないで頂けたらと思います。
また、園がより良い環境となるよう、職員一人ひとりが発言していくことはとても大切なことだと思います。
保育上の不安も、本来ならば上司に正直に悩みを相談し、アドバイスをもらうことで方向性も見えてくるのではと思います。
上司の顔色を伺いながら伝えたいことも伝えられない、相談も気を使わなければならないというのはどれほどおつらいことだったかとお見受けします。
今回の回答となりますが、【まずはご自身の回復を優先し、上司以上の立場の方(園長)に相談してみては】いかがでしょうか。
子供を含む周りの方々に休むことで「申し訳ない」と思っていらっしゃるとのことですが、休みの間は必要以上に気にせず、まずはご自身が元気になることを優先してみてはと思います。
気になるお気持ちはとても良く分かるのですが、気にし過ぎることでいつまでも不安が残るでしょうし、その分回復にも時間がかかってしまうかもしれませんね。
もし休みを取り、気持ちが回復してきた際には、園長にご自身の悩みを相談してみると良いのではと思います。
園長が園の人間関係の風通しを良くしようと考えて下さる方であれば、一緒に最善の方法を考えて下さるのではと思います。
ただ、「やはり保育を続けることは難しいかな」と思われたのでしたら、一旦保育を離れても良いかと思います。
保育を離れたことで、「やはり保育がやりたい」と思うのでしたら、再び保育の道に戻っても良いのでは、と思います。
すでにご覧下さっているかもしれませんが、過去に人間関係で悩んでいらっしゃる方からのご相談を伺ったことがあります。
こまりんさんと同じ男性保育士からのご相談で、状況も似ていることもあり、もしかしたら共感できるところもあるのではと思いましたので、ご紹介させて頂きますね。
まずは心が回復されますように。
そしてお悩みが少しでも晴れることを願っております。
不安なことがありましたら、いつでも伺いますのでお気軽にいらして下さいね。
何度も読ませていただきました。
ご返答を頂く間に、適応障害という診断がつき、長期でお休みすることになりました。
仕事から離れた今は、大分心は落ち付いてきました。新たな悩みも出てきましたが、、
でもそうですね、まずは自分の身体を一番に、、すぐには思えませんが、この先の人生のことも今後は改めて考えたいと思います。
少し落ち着いて思うのが、上司の方も悩みがあるのかもしれなかったのかということ、やはり根本的なところに保育の現場の余裕のなさ、(慢性的な人手不足や低賃金、保護者の余裕のなさ、若手が定着しない土壌)があります。
やり甲斐を消耗しながら、家計簿とにらめっこしながら、そのギリギリの中で働いています。
個人の努力だけでは解消できない問題なのかもしれませんね。
ご相談に乗っていただいてありがとうございました。自分が元気になることを優先に、保育を離れてもいいという言葉に、心が少し軽くなりました。
診断がついたのですね。お辛い気持ちもあるかもしれませんが、今はしっかりと休んでくださいね。
また、こういったお辛い状況の中でも、上司の方や保育現場について思いを馳せ、家計のことにも気を配るこまりんさんは、本当に心の優しいかたなのだなと感じています。
男性保育士にとって所得の問題は切っても切り離せませんので、お気持ちは痛いほどよくわかります。
今は療養することを第一に考えていただき、少し余裕がでてきたら、これらの記事も参考になるところがあるかもしれませんので、ご覧になってみてください。
様々な可能性がこまりんさんの前に広がっていることを感じてもらえればと思います。
こまりんさんが今後も前向きな選択ができるよう、応援しています
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
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