3歳児に塩対応する職員ばかりで違和感があります【保育士お悩み相談|第178回】

2019年7月19日

こんにちは、ほいくのおまもりです。

今回の相談者からのお悩みは、『3歳児に塩対応じゃ可哀想…でも、自分の保育観を見失いそうです』というご相談。

回答者のほいくのおまもりは『こまりんさんの保育観はそのまま大切になさって下さい。心配なさらないで下さいね』とアドバイス。

どうぞ、御覧ください。

保育士お悩み相談(LINE)

こまりん
良ければ、ご相談にのって頂ければと思います。30代、保育士歴13年、4月から移動になりました。3歳児担任で去年から引き継いだ先生が2人いるので、3人体勢で保育を進めています。私だって良くないことは注意します。個人的にはクラスの雰囲気や一人ひとりの様子もわからないから少しずつ距離を縮めようと思いました。また、いきなり塩対応もできないかな……と。2人の先生はどちらかというと子供にも塩対応な感じです。きのう1人の男の子に食後お腹いたいと訴えられました。熱も計り様子もみました。午睡後も腹痛を訴えられました。それは先生が優しいから。先生にしか言わないのは先生が優しいから私たちには言ってこないよ。というようなことを嫌味な感じで言われました。移動初期も同じことを言われたのですが、私が優しいとかではなくて、子供たちにも満たされてない気持ちがあるから、そういう訴えがあるのかな……とか3歳に保育士みんなが塩対応じゃ可哀想かなって思うんですけど、自分の保育観を見失いそうでこちらを拝見しました。よろしくお願いします!

忙しくて、あっさりな対応になる時はあるけど、ちょっとぬりえがはみだしたり、指示が1度で通らない子がいるのが3歳児かなと思っております。自分の見逃す範囲が違いすぎて、私が頼りないみたいな感じになってて、悔しいな……みたいな感じです(>_<)

ほいくのおまもり
おはようございます。

たしかにこまりんさんのおっしゃる通り、3歳ですと、指示が一度で通らない場面もあるのではと思いますよ。

ただいま、多くのご相談を受けております。 

お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。

ほいくのおまもり
こんばんは。

お待たせしまして申し訳ありませんでした。

まず、今回のご相談で当方からこまりんさんにお伝えしたいことは【こまりんさんの保育観はそのまま大切になさって下さい。心配なさらないで下さいね】ということです。

ご相談内容を拝見しましたが、こまりんさんがご心配されていらっしゃるような「頼りない部分」や「ネガティブな意味合いでの優しさ(この場合は甘やかし、といった方が適切でしょうか)」は見当たりません。
子供達のことをよく見守り、細やかに配慮をし、3歳という年齢に応じた対応を心がけようとするご様子が伝わってきます。
子供達にとって、こまりんさんは「信頼でき、安心感のある」先生なのではないでしょうか。

3歳は徐々に1人で出来ることも増えていく時期ですので、少しづつ自立を促すことは必要となるでしょう。
だからといって「塩対応」にしなくても良いのだと思いますよ。

食後にお腹が痛いと訴えた男の子の様子は、その後いかがでしょうか。
もしかしたら何かしらの原因で腹痛があるのかもしれませんし、こまりんさんが対応されたことは間違っていないと思います。
仮に気持ちが満たされていないことが腹痛の原因だとしても、つらいと思う気持ちや悲しいと思う気持ちを理解してくれる先生の存在は、子供にとって非常に大きいと思うのです。

ですから、どうか自信を持って、今後も今のままの保育を続けて下さい。
当方はこまりんさんの保育観はとても素敵だと思いますよ!

これからも頑張って下さいね。
応援しております。

こまりん
丁寧なお返事ありがとうございます!とても、心が楽になりました。
もうひとつ相談してよろしいでしょうか?
3歳児→寝起きにギャー!となく女の子がいて、今日も急に起きて泣き始めました。誰も対応もないようでしたので、私は休憩に行く前でしたが、布団をかけつつ、声かけてあげようとしたら、『いいです』って言われて、また甘やかそうとしてる雰囲気になりました。ギャー!はよくあることとはいえ、こんな時こそ、抱っこしたり、トントンしたりするのは甘やかしですか?自分の子がこういう対応されてたら嫌だなって私は思います。ダメなことはダメ、遊ぶ時や寂しい時は保育士が寄り添うって思ってましたが、寄り添うことがなくて、可哀想に思えてきました。
ほいくのおまもり
こんばんは。

心が少しでも楽になって頂けたのでしたら、当方もとても嬉しく思います。

寝起きに泣く女の子に対応しようとしたら、甘やかそうとしているのでは、という雰囲気になったのですね。
女の子はその後落ち着きましたでしょうか。
寝起きにふとおうちを思い出したり、怖い夢でも見たのでしょうか。
かわいそうな思いをしたことでしょう。

当方はこまりんさんの対応が何も間違っているとは思いません。
甘やかしでもありませんし、子供に寄り添うのであれば当然の対応だと思うのです。
むしろ、対応が必要な場面でもなぜ最小限の対応にとどめようとするのか、先生方のお気持ちが知りたいと感じます。

「ダメな時はダメ、遊ぶ時や寂しい時は保育士が寄り添う」というこまりんさんのお考えは、変えることなくそのままで良いのだと思いますよ。
子供達もこまりんさんが寄り添って下さることできっと安心することでしょう。
ですから、ご自身の保育観に自信を持って進んで頂けたらと思います。

また不安なことがありましたらお話を伺いますので、いつでもいらして下さいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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