こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『保育士1年目、1人担任で不安です…』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『新人のうちはわからなくて当たり前で【聞くのが仕事】です』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
補助の先生がいるのですが、その先生は今まで未満児しか担当したことがない上に、フリーでいろんなクラスに入るので、私はいきなり実質1人担任状態です。
まだ園生活にも慣れてない
子どものことも分からない
保育のやり方も分からない
週案もどのように書いたらいいか分からない
とにかく分からないことだらけですし、何が分からないかも分からない状態です
他の先生は分からんことは聞いてねとおっしゃってくれますが、自分のクラスの準備で忙しそうですし、何より自分の理解力が乏しいので、「こんなことも分からないのか」と思われるのがとても怖いです…
手遊びや絵本読みはとても好きで、笑顔でできるのですが、それ以外の生活指導などは自信がもてずに、担任で良いのかとずっと不安です。
ご相談内容、拝見いたしました。
初めての担任で不安なご様子が伝わってきます。
改めてきちんと返信いたしますので、どうかご安心下さいね。
ただいま、年度始めのためか多くのご相談を受けております。
そのため、少しお時間がかかる見込みです。
お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
悩みをあげれば、まだまだキリがないのですが、とりあえず担任に対する不安を相談させていただきました。
仕事に慣れていないこともあるかと思います。
ご回答お待ちしています。よろしくお願いします。
保育士1年目で実質1人担任とのこと、とても不安なことが多いと思います。
まず最初にお伝えしたい事は、『同じように不安を抱えている人はたくさんいます。1年目なら尚更です。だから、心配しないでくださいね』ということです。
このサイトでも保育士1年目から、それ以上に経験のある方まで、様々な悩みを抱える方々がいらっしゃいます。それでも取り組み、頑張っているという事を知っていただけたらと思います。当方も懸命に、保育士さんを支えていきたいと思っています。
さて、ご相談内容について、1番大切なポイントをお伝えします。
それは『新人のうちは分からなくて当たり前で【聞くのが仕事】』ということです。
新人のうちは分からないことがあるのは当然のことです。「こんなことも分からないのか」と思われることが怖い、不安という気持ちはわかります。でも、周りの先生たちも1年目は同じように分からなかったのです。ですから積極的に聞くという事は悪いことでもダメなことでもなく、大事なことなのですよ。また聞いたら迷惑がかかってしまうのではないかとご心配になっていると思いますが、実は逆なことも多いのです。なぜなら【分からないまま勝手に仕事を進めたことで迷惑がかかる】こともあるからです。
分からないまま仕事を進めたことで、間違った形で仕事が進んでしまい、そのフォローを先輩がしなければならなくなってしまった…という話は決して珍しくありません。ですから話を聞くことがいけないこと、などと思わずに積極的に聞くようにしてみてください。
ただ、分からないことを聞く時に注意したほうが良いこともあります。先輩や上司に話を聞くときのポイント3つお伝えしますね。
- 聞くタイミングに気をつける
- 同じ質問を繰り返さない
- 自分の考えをしっかりさせてから聞く
一つずつ説明しますね。
【聞くタイミングに気をつける】については、忙しそうにしている時には話を聞かないということです。また話を聞く際は「今、お時間よろしいでしょうか?」。などと確認を取ってから話を聞くようにしましょう。忙しい時にいきなり質問始めると「今ちょっと忙しいんだけど…」などと言われたり、思われたりすることもあるからです。内容によっては、休憩時間などのちょっとした雑談の時などに軽く話をしてみても良いかもしれません。
【同じ質問を繰り返さない】については、何より大事な事は『メモをしっかりとること』です。質問した内容はしっかりとメモを取りその日のうちに読み返す、1週間たったら読み返す、など定期的に確認していくと良いでしょう。同じことを繰り返し聞くことがないように、しっかりと身に付けていきましょう。はじめのうちは分からないことだらけですから、メモの量も多いかと思います。でも、慣れていくうちにメモの量も減っていきますし、メモを見ずともできる仕事も増えていくはずですから心配しないでくださいね。
【自分の考えをしっかりさせてから聞く】については、自分が質問される立場になってみるとわかると思います。何も考えずに「分からないです」とだけ言われても「何が分からないのか分からないな」とか「もう少し考えてから聞いてくれないかな」などと思うのではないでしょうか。ですから、実際に自分でよく考えてみて「私はこう思うんですが、これで良いでしょうか?」などと具体的に聞いてみましょう。そうすると、答える側も適切な答えがしやすくなります。
この3つをぜひ意識してみてくださいね。
そのほか、手前味噌ではありますが、当サイトでも色々と情報を発信しています。
使えるものは積極的に使って頂けたらと思います。
応援しています。頑張って下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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