友達を軽視してからかう年長児の対応に悩みます【保育士お悩み相談|第93回】

2019年2月22日

こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。

今回の相談者こまりんさんからのお悩みは、『先生やお友達を軽視する、年長女児への対応をどうしたらいいか?』というご相談。

回答者のくまさんは『Cちゃんに直接的な対応をすることも勿論ですが、一緒になって茶化している子供達への対応も必要です。』とアドバイス。どうぞ、御覧ください。

保育士お悩み相談(LINE)

こまりん
はじめまして、よろしくお願いします。

早速ですが、年長クラス、女子に関しての質問です。
この女の子(Cちゃんとします)は、自分の意見もしっかり言える、クラスのリーダー的存在です。
頼りになる反面、先生やお友達を軽視する(この言葉が1番しっくり来る気がします)ところがあります。
例えば、ある事柄について注意をされたり、叱られた時、先生の発する言葉を真似て茶化したり、お友達には「●●をくれたら(買ってきてくれたら)遊んであげる」的な(いろんなバリエーションがある)発言をし、またそれに友人が「Cちゃんが欲しいって行ってたから●●をあげる」となる始末。特徴のあるお友達や先生に「●●」とあだ名をつけては通るたびに他の子を巻き込んで笑ったりしています。

保育士としてCちゃんへの対応、また保護者への対応についてのアドバイスお願いします。

ほいくのおまもり
こんにちは。こちらこそよろしくお願いいたします。
2点お伺いしてもよろしいでしょうか。

Cちゃんがお友達にあだ名をつけたり、ご相談内容にあるようなやりとりがあるとのことですが、この時のお友達の反応はいかがですか?
その場でパッと嫌がる反応を示している場合、後から「本当は嫌だったんだ」と不快な気持ちを話す場合など、色々反応はあるかと思います。
もしくは気にせず一緒に笑って過ごしている場合もあるかと思いますが…どのようなパターンが多いか教えて頂けたらと思います。

Cちゃんが上記のような行動を取った時、こまりんさんはどのような対応を取っていらっしゃるか教えて頂けたらと思います。

以上を参考にしながら回答を考えていきますね。
お答え出来る範囲で大丈夫ですよ。

こまりん
お返事ありがとうございます。

言われている子はその言葉(あだ名)の意味を理解しておらず、言っている子はその言葉の意味を理解している子数人とニヤニヤしたり、周囲の数人も同じあだ名を呼んだりしています。
他に、なんとなく意地悪を言っているのでは、と理解している子は居心地の悪そうな表情をしています。

その時私の対応はなしです。

実は私の管轄外のため今は私は手出しをしていない状態ですが、この事実を知り、現状を確認したところ、担当の者はふざけていると思っているようで、特に対応はとっていないようです。

ほいくのおまもり
返信ありがとうございます。
また、詳しく教えて下さいましてありがとうございました。

どのように対応したら良いか考えをまとめている所ですので、まとまり次第返信いたしますね。
通常は最大で3日お時間を頂いておりますが、Cちゃんは卒園を控えているということもありますので、早めにお返しするよう努めさせて頂きますね。

こまりん
ありがとうございます!
追加、と言いますか、Cちゃんの保護者の方への対応も少し悩んでいるところですので合わせてアドバイス頂けましたら幸いです。
ほいくのおまもり
了解いたしました。
あと少しだけお待ち下さいね。
こまりん
お忙しいところ相談に乗っていただいてありがとうございます
ほいくのおまもり
こんばんは。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。

Cちゃんはリーダー的な存在とのことですので、Cちゃんの言動は他の子供達から見たら「おもしろいな!」と惹きつけられるものがあるのでしょう。
また、Cちゃんは賢い子供のように見受けられます。
職員や子供に対して軽視するとのことですが、おそらく誰に対してもやっているわけではなく、相手を選んでいるのではないかと思いましたがいかがでしょうか。

Cちゃんの言動に関して担当職員はふざけていると認識しているとのことですが、Cちゃんにあだ名を付けられた子供は理解の有無に関わらず楽しい気持ちではないのですから、こまりんさんが思っていらっしゃるように何かしらの対応をした方が良いかと思います。
また、Cちゃんは就学を控えています。
園を巣立ってから友達付き合いで悲しい思いをすることがないように、今出来ることは全て伝えてあげたいものですね。
担当職員にもそのことを伝えてみてはいかがでしょうか。

Cちゃんに直接的な対応をすることも勿論ですが、一緒になって茶化している子供達への対応も必要です。
また、クラス内でもCちゃんの言動全てが「おもしろいな!」ではなく、時には「それっておかしいよね?」と投げかけられるような雰囲気作りをすることも必要なのではと思います。
以下にそれぞれの対応方法を記載していきますね。

まずはCちゃんへの直接的な対応ですが、「あれ?」と思うような場面を見た時に、Cちゃんと二人きりで話をしてみるのはいかがでしょうか。
こまりんさんは管轄外とのことですので、この場合担当職員と話すのがベストかもしれません。
他の子供達がいる所で話をすると、余計におどけたりきちんと聞いてくれない可能性もありますから、出来るだけ静かで他の子供達が視界に入らない所ですると良いでしょう。
(他の子供達はその間別の職員に見てもらえないか頼むようにします。)
決して叱らずに、Cちゃんが自分のしたことは良かったのかと考える時間を作ってあげましょう。
「もし同じことをされたらどう思う?」と投げかけても良いですね。
また、Cちゃんの言動については他の職員にも共有し、もし他の職員があだ名を付けられる等不快な思いをした時には、Cちゃんにおどけた対応をするのではなく、きちんと「嫌だった」という思いを伝えてもらうようにします。
この際も叱るのではなく、静かに、でも真剣に伝えてあげて下さい。
Cちゃんが自分のしたことが良かったのか、これらの対応を積み重ねることで考えるきっかけ作りになるのではと思います。

次にクラス内、一緒に茶化す子供達への対応についてです。
Cちゃんはしっかりとして頼りになる子とのことですので、皆の前で褒められる機会も多いのではないでしょうか。
褒めたり皆の前でCちゃんを認める機会が他の子供達と比べてバランスが取れているか(褒めすぎになっていないか)を見直してみても良いかもしれません。
もしアンバランスかも・・・ということでしたら他の子供達の良い所を沢山認めてあげて、それぞれに自信をつけてあげると良いでしょう。
日頃はおとなしい子、Cちゃんのターゲットになりやすい子に対しても同様に、です。
皆の前で褒めてあげるのも効果的ですね。
現在Cちゃんと他の子供達の関係にやや上下があるように見えますので、子供達に自信がつくことでCちゃんとの関係が横並びになっていくのではという期待が持てます。

また、クラスの皆で「これっていいのかな?」と考える場を作っても良いのではと思います。
例えば人形を集めてとあるクラスに見立てて劇風に話をしても良いでしょうし、職員が「どこかで聞いたような話」として話をするのも良いかと思います。
実際にCちゃんの言動に近いものを例にして「こんな時、皆はどう思う?」と一緒に考えてもらいます。
この時気をつけなければならないのは、Cちゃんの言動と同じものを例にしないということです。
Cちゃん本人は勿論、子供達にあくまでCちゃんのことを例にあげていると気付かれないよう心がけて下さい。
また、子供達に話をする時には、同時に「周囲にいる子供達」の存在も話すようにしましょう。
例えば「うさぎちゃんは、かめちゃんに『いつも足が遅いね』とからかいます。他の動物たちも一緒に『そうだそうだ』と笑います」のようにです。
中心のキャラクターだけではなく他のキャラクターの行動に対しても子供達に考えてもらいます。
子供達はその場では他人事のような気持ちで捉えていても、現実で同じような場面に遭遇した際にふと思い出し、現実と結びつけることがあります。
「あれ?この前こんな話をしたよね。これっておかしくない?」と子供達から声が上がったり、いつもは一緒にCちゃんと茶化しながら笑っている子が「これっていけないことなのかな?」と考えるようになれば、良い方向に向かっていると言えるでしょう。
そのような子供が増えていけばCちゃんの言動に対して面白がらなくなるでしょうし、時にはCちゃん本人に「いけないよ」と注意する子も出てくるのでは、と思います。
周りの子が面白がる反応を見せなくなれば、Cちゃんの茶化すような言動も少なくなるでしょうし、クラスの子からの直接的な注意はCちゃんの心にも響くことと思います。

保護者への対応とのことですが、例えばCちゃんがあだ名を付けてからかう等して、それについて職員とじっくり話し合いをした日に話してみても良いかもしれません。
Cちゃんが保護者に話すことで心配させてもいけませんから、先回りをして事情を説明しても良いでしょう。
Cちゃんがあだ名をつけたことでどのような対応をしたか、Cちゃんはどのような反応であったかをきちんと説明します。
併せて今後も見守っていくので何かあったら話して欲しいということを伝えると、その後もその件に関してやり取りがしやすくなるのではと思います。

Cちゃんやクラスの子供達に具体的な対応をと考えているうちに返答が長くなってしまいました。
長くなり申し訳ありません。
今回は「あだ名」や「茶化す」場面に焦点を当ててお答えしましたが、他のバリエーションでも通じることかと思います。
もし分かりづらい箇所がありましたらいつでもお知らせ下さいね。

こまりん
ありがとうございます!
とりあえず、担当者には現状を確認して、話し、周りの先生達にもシェアする方向で動いています。

いただいたアドバイスをシェアして、再度ミーティングもしますね!

お忙しいところ詳しくアドバイスをいただき感謝します!
糸口になりますように!

ほいくのおまもり
良い方向に進むと良いですね。
職員の理解も得られると良いなと思います。
こまりん
[スタンプ]はい!本当に
ほいくのおまもり
よろしかったらその後の様子を教えて下さいね。
こまりん
[スタンプ]

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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