こんにちは。モモンガ(自然大好き保育士)です。
今回はふと困ったときに使える、遊びネタを紹介!
- 今日の遊びを何するか考えないといけない・・・
- 次の活動まで微妙な時間ができてしまった、何しよう?
- 遊びのネタがもうないよ・・・
こんな経験ありませんか?
出来るだけ用意が簡単で、すぐに実践できる&ちょっと切り口が面白い遊びを選んでいますので、新人にもベテランにもおすすめです。
このシリーズは12か月、毎月季節に合った遊びを紹介しています。
よければ他の月も見てみてくださいね。
乳児(0,1歳クラス向け)
室内遊び
+.◆ (紙皿で簡単)落ち葉リース ◆ .+
紙皿に落ち葉を貼り付けるだけで簡単にリースができます。
進級を踏まえ、貼る活動をぜひぜひ。
~ねらい~
- 落ち葉の色、手触り、形から五感で季節を味わう
- 貼り付ける手指の操作を体験し、巧緻性を育む
~用意するもの~
- 紙皿
- カッター
- 木工用ボンド
- パンチ
- ひも(毛糸で大丈夫です)
- 拾ってきた落ち葉
~準備編~
紙皿のふちを残して中をくりぬくように切りましょう。
ドーナツ状に切れたら、穴あけパンチで穴を開けておきます。
これで上側も分かりやすいですし、壁に飾れますね。
ちなみに木工用ボンドは、水をボンドと同じ量ずつ混ぜると扱いやすくなります。
~遊び方~
まずは子ども達と落ち葉を集めます。
泥のついているものなどは避け、綺麗なものを取るようにしましょう。
取った後に保育士が寄り分けるなど、工夫して集めていきましょう。
イチョウやモミジなど、色んな色の落ち葉があると出来栄えが良くなります。
どんぐりや実はボンドにつきにくいですが、集めておくと楽しいですね。
集めたら、後は紙皿に張り付けるだけです。
落ち葉を葉っぱの種類ごとに分けて、机に新聞紙などを引いてやりましょう。
ボンドのベトベトは取るに苦労します。
どんぐりを貼り付けるときは、片側をカッター等で削り、平面にしておくと安定してくっつきやすくなります。
どうしてもくっつきにくいときはお試しあれ。
どうくっつけようと正解はありません。
子ども主体で楽しんで創作しましょう。
+.◆ ビー玉転がし ◆ .+
箱をころころと転がして、ゴールを目指す遊びです。
スタートゴールが分かりやすく、何度も繰り返して遊べます。
~ねらい~
- 身体のバランスを使いながら手の操作をすることで、体感を整える
- 始まりと終わりを繰り返し行うことで、物事の区切りを体験する
~用意するもの~
- 空き箱
- ダンボール
- ビー玉
- カッター、はさみ
- 木工用ボンド
~作り方~
①まずは空き箱に仕切りを作ります。
仕切りになる大きさにダンボールを切っていきます。
5つの仕切りぐらいがベスト!
②ダンボールの仕切りにビー玉が通る穴を開けます。
色々な位置に穴を開けましょう。
空き箱が大きい場合は、壁を設置して迷路みたいにしても楽しいです。
③ダンボールの仕切りの壁と底に木工用ボンドを付け、箱にくっつける。
箱と仕切りに隙間が出来てうまくくっつかない場合は、輪ゴムやヒモを箱にかけ、締めるようにする。
④乾いたら完成!
余裕があればスタート、ゴールや道筋がはっきり分かるように色紙を貼っておきましょう。
子どもでもどこを通れば良いかが一目で分かり、狙って転がすようになりますよ。
~遊び方~
空き箱を持って揺らしながらビー玉を転がしていきましょう。
はじめは保育士が手を添えてやってみましょう。
すぐに理解して子どもだけで出来るようになります。
毎回の定番おもちゃに使うもよし。
活動と活動の間の時間、走り回ってしまう子どもにも有効です。
戸外遊び
+.◆ 落ち葉でお面 ◆ .+
お面から見える世界は子ども達にとって、ちょっといつもとは違う景色になっているかもです。
みんなで落ち葉お面をつけて写真を撮ると、お便りやブログなど、幅広く使える素材にもなりますね。
~ねらい~
- 友達と関わりながら秋の自然を楽しみ、植物の個性に触れる
~用意するもの~
- 大きめの落ち葉(ホオノキ、ヤツデがおすすめかな)
- 穴を開けるはさみ
- 穴の印をつけるマジック
~遊び方~
大き目の落ち葉を持ってきます。
目のところに穴を開けて完成!(怪我しないように注意してくださいね)
口の部分や鼻の部分も穴を開けたり、顔全体が見えるように大きく穴を開けたり、色々大きさや場所を変えてみましょう。
ホオノキやヤツデは大きい葉っぱであることはもちろんですが、茎の部分の長さと固さが丁度持ち手に最適でおすすめです。
みんなでお面から顔を覗かせて、ハイチーズ!
顔は全て見えずとも、楽しさが伝わる良い写真になること間違いなしです。
幼児(2~5歳クラス向け)
室内遊び
+.◆ 新聞紙玉入れ ◆ .+
チーム戦で盛り上がると言えば玉入れ。
保育士がカゴを持って動き回るとより白熱します。
~ねらい~
- 目標に向かってねらい、投げる全身運動を体験する
- それぞれが同じ目標に向かい、仲間意識をもつ
~用意するもの~
- 新聞紙(朝刊三日分ぐらい)
- カゴ(無ければ箱)
~遊び方~
まず新聞紙を半分に切って、みんなで丸めます。
玉は50個ぐらいあれば良いでしょう。
そして保育士がカゴを持ち、子ども達が投げ入れます。
保育士は動かしたり逃げたり、盛り上げましょう。
2歳クラスではみんなでひとつのカゴに入れるだけでも十分盛り上がります。
それ以上のクラスでは、カゴを二つに分けてチーム戦にすると白熱するでしょう。
+.◆ 葉っぱで貼り絵 ◆ .+
葉っぱを画用紙に貼って色んな動物をつくってみたり、オリジナルキャラクターをつくってみたり。
葉っぱの貼り絵の良い所は、ある程度色が絞られた上で自由度がかなり高いところ。
子ども達の想像力がどんな風に仕上げるか、楽しみな活動になりそうですね。
~ねらい~
- 感性を豊かに働かせ、自分の世界を表現する
- 落ち葉を生きた作品にすることで、自然を身近に感じる
- 指先を操作しながら貼る作業を楽しむ
~用意するもの~
- 落ち葉
- 画用紙
- ボンド
- 必要に応じて鉛筆、クレヨン、マーカーなど・・
~遊び方~
落ち葉を集めます。
落ち葉は何でもよいですが、赤、黄色、色々な色や形があると良いですよ。
モミジやニレ、カエデなど小さめサイズを多めに集めるようにしましょう。
汚れているものは省くようにし、綺麗なものを選ぶようにしましょう。
貼り付けですが、良い意味でも悪い意味でも自由度が高いので、ありとあらゆる方向で楽しめます。
- そのまま貼り付けを楽しむ。主に貼る作業を楽しみ、創作に力を注がない場合はおすすめ。
- 最初に下書きをして、イメージに沿って創作活動する
- クレヨンの絵と組み合わせて自由度の高い作品に仕上げる
- 何かテーマ(動物など)を決めて、想像しやすい中で創作活動をする
子どもの姿や活動の時間、保育士のねらいに合わせて方向性は決めましょう。
子どもの面白い発想に出会えるチャンスですので、研修の材料にもなりそうですね。
戸外遊び
+.◆トンボの捕まえ方◆ .+
トンボは速くて捕まえるのが難しいです。
そこで、今回はトンボを捕まえるコツをお伝えします。
トンボは噛むことがあるので、捕まえるときはご注意ください。
~ねらい~
- 身近な虫を観察し、探求心を深める
- 命に触れ、命を知る
~用意するもの~
- 網
~遊び方~
素手で捕まえる場合は、止まっているトンボに手の届くぎりぎりまで静かに素早く近づきます。
両手手をそっと伸ばして、パッと包み込むように捕まえます。
チョウチョやセミを捕まえるときにも使えるので、応用してみましょう。
一方、網で捕まえる場合は、飛んでいるトンボに有効です。
飛んでいるトンボにゆっくり近づきます。
1回は逃げるのですが、こちらに戻ってきたところを狙って、下から上に網をすばやく振って捕まえます。
これはトンボ唯一の見えにくい所を狙うためです。
網に入ってもすぐに止めないで、スイングするように振り、網の奥までトンボを入れましょう。
そのまま地面に置き、ゆっくり取ると成功です。
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