【11月】「すぐできる」室内・室外の遊びネタ

2021年6月1日

こんにちは。モモンガ(自然大好き保育士)です。

今回はふと困ったときに使える、遊びネタを紹介!

  • 今日の遊びを何するか考えないといけない・・・
  • 次の活動まで微妙な時間ができてしまった、何しよう?
  • 遊びのネタがもうないよ・・・

こんな経験ありませんか?

出来るだけ用意が簡単で、すぐに実践できる&ちょっと切り口が面白い遊びを選んでいますので、新人にもベテランにもおすすめです。

このシリーズは12か月、毎月季節に合った遊びを紹介しています。

よければ他の月も見てみてくださいね。

 

 

 

乳児(0,1歳クラス向け)

室内遊び

+.◆ 電車ごっこ ◆ .+

友達関係の芽生え。なんとなく仲良しな子ども達。

「みんなで一緒が楽しいね」ができるようになってきました。

ヒモ1本で出来る電車ごっこはちょっとした移動にもおすすめです。

~ねらい~
  • 友達と同じように身体を動かして、集団生活ならではの良さを味わう
  • ルールを守ろうとし、協調性をもつ
~用意するもの~
  • ヒモ、なわ
~遊び方~

とってもシンプル。

ヒモの橋と端を結んで輪を作って、子どもを入れます。

「しゅっぱつ!」

掛け声で前に進みます。

噛みつき癖がある子は前に置くなどの配慮をしてあげて、楽しく動きましょう。

とっても可愛い写真が撮れそうですね。

 

+.◆ どんぐりころころお絵描き ◆ .+

ビー玉に色をつけ、転がしてお絵描きするのは有名ですね。

どんぐりでそれをすると、不規則な動きでより楽しめます。

また、使ったどんぐりはそのまま捨てられるので、洗う手間も省けます。

どんぐりが無限に落ちているこの時期にぜひぜひ。

~ねらい~
  • 転がした軌跡により、色がつく様子を楽しむ
  • 身近な素材としてどんぐりを知り、転がす楽しさを味わう
~用意するもの~
  • どんぐり(大小、異なる形を3つほど)
  • 画用紙
  • バットや紙箱(画用紙の大きさに合わせて)
  • 絵の具3色ほど
  • 紙コップ、おわん 色の数だけ(絵の具を溶かします)
  • スプーン 色の数だけ(絵の具がついたどんぐりを拾います)
~遊び方~

子どもと保育士、1対1で行います。

その他の子どもは自由に室内遊び等、待っていてもらいましょう。

転がす箱に画用紙をセットします。

名前を忘れずに書いておきましょうね。

どんぐりを色のついた絵の具に落とし、何色が良いか子どもに聞きます。

絵の具ですが、水多めで溶かしておきましょう。

子どもが決めた色のどんぐりを、スプーンですくって画用紙の上に落とし、一緒に転がします。

ある程度色がついたら次の色に切り替えましょう。

数回楽しんだら次の子どもに交代という流れです。

 

戸外遊び

+.◆ 大地の窓 ◆ .+

この季節、無限に落ちてくる落ち葉に埋まりましょう。

落ち葉の中は暖かいのでしょうか?寒いでしょうか?

焼き芋ごっこして非日常感を味わいましょう。

~ねらい~
  • 自然と一体になる気持ち良さを感じる
~用意するもの~
  • 落ち葉があるフィールドを見つける
  • 長袖長ズボン、帽子を装備しましょう
~遊び方~

落ち葉をできるだけ、みんなでたくさん集めてきます。

ごろりんと寝転び、顔だけ出るように落ち葉をかけます。

足から順番にかけていきましょう。

「あったかい?」と感想を聞いてみましょう。

保育士が埋まって「ばぁ~」と出てくるのも楽しいですし、数人で埋まるのも楽しいですね。

とっても良い秋の写真が撮れますので、カメラをお忘れなく!

長袖長ズボン、出来れば帽子にする理由は、できるだけ肌を露出させないためです。

地域にもよりますが、マダニ、かぶれやすい葉っぱが混じっていることもたまにあります。

夏と違ってそんなに神経質になることはありませんが、一応念のためということで、できるだけ肌の露出は控えて楽しんでくださいませ。

 

幼児(2~5歳クラス向け)

室内遊び

+.◆ どんぐりごまで遊ぼう◆ .+

世の中には色んなどんぐりがあります。

大きいの小さいの、丸いの細いの・・・

形の違いを知るには遊ぶのが一番!

どんぐりごまで戦わせて、色んなドングリに触れ、違いを知りましょう。

~ねらい~
  • どんぐりにも個性があることを知り、小さな世界とその特徴に親しむ
  • 良く回るこまを形から見つけ、探求する
  • 色をつけたどんぐりを回すことで、色の変化が見えることを楽しむ
~用意するもの~
  • どんぐり(大小さまざま用意しましょう)
  • キリ(どんぐりに穴を開けます)
  • つまようじ(持ち手になります。)
  • ポスカ(どんぐりに色を付けます)
~遊び方~

色んなどんぐりをどっさり集めたら、どんぐりの下処理をします。

1時間ほど水につけておくと、柔らかくなってキリで穴が開けやすくなります。

出来ることならば、あらかじめ多くのドングリに穴を開けておきましょう。

穴を開ける場所はお尻のかたい部分の真ん中です。

無理ならば、子どもが持ってきたドングリに穴を開けましょう。

焦ると指をつきますので、多くの子ども達がもってきてもゆっくり作業しましょう。

子ども達は待っている間、ポスカでどんぐりに色をつけるなどの活動があれば良いです。

ポスカは20分ほどで乾くので、空き箱等あればそこで戦わせてみましょう。

子どもがいくつも作れるように沢山用意しておくことが成功のポイントです。

~どんぐりの虫について~

どんぐりには結構な確率で小さな虫がいます。

ウジのような小さな虫で、これは大体ゾウムシの幼虫です。

ドングリを食べる虫ですね。

自然の中で小さな穴が開いているドングリを見つけたら是非、中を割って虫を見つけてみましょう。

割るには石で叩く、原始的な方法で十分です。

「どんぐりの中ってこうなってるんだ」

「虫がいる、気持ち悪いなぁ」

「・・・・(無言でどんぐりを割り続ける)」

いろんな子どもの素直な姿や意見が聞けると思います。

虫は小さいので、ルーペがあれば拡大してじっくり見て見ましょう。

小さな顔や口が見え、生きていることがより実感できるでしょう。

 

+.◆ 新聞紙じゃんけん ◆ .+

じゃんけんで負けたら自分の立つところが小さくなっていく。

スリルを感じながら簡単に遊べるじゃんけんゲームです。

~ねらい~
  • 身体のバランスをとりながら体をコントロールする力を養う
~用意するもの~
  • 新聞紙
~遊び方~

全員に新聞紙を配ります。

新聞紙の上に立って保育士の方を向いてスタート。

保育士と子どもでじゃんけんします。

保育士に負けた子どもは新聞紙を半分に折って、立ちます。

途中で新聞紙から出て地面につくと負け。座って待ちます。

最後まで残った人の勝ちです。

保育士も新聞紙に乗って、子どもと勝負!楽しみましょう。

 

戸外遊び

+.◆ モミジでヘリコプター、イチョウでひっぱり相撲 ◆ .+

もみじ、イチョウは身近な木ですね。

そしてこの時期綺麗に色づいています。

せっかくなので、沢山落ちているもみじ、イチョウでちょこっと遊んでみましょう!

~ねらい~
  • 身近な自然に触れ、楽しんで関わる
  • 植物の生きる姿と生存戦略を知り、興味をもつ
~用意するもの~
  • もみじの種
  • イチョウの葉っぱ
~遊び方~

モミジの葉っぱが散ってきたころ、2枚羽のついた種が姿を見せます。

木から1枚とって、上に投げてみましょう。

クルクル綺麗に回転しながら落ちていきます。

これはモミジの種が風に乗って遠くまで飛んでいくために進化した形です。

正しくは翼果といいます。

こんなウンチクを話しながら子どもと楽しんでみましょう。

何となく、モミジも生きているんだなぁ、考えてるんだなーぐらいの理解でOKです。

続いてイチョウですが、イチョウの葉っぱと葉っぱをひっかけて、ひっぱります。

ちぎれてしまった方が負け。

「一番強いイチョウの葉っぱはどれかな?」

なんて言いながら、強い葉っぱを探していると、不思議とあっという間に時間が過ぎていきますよ。

 

 

 

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モモンガさん

某都市で保育士として数年勤務。最初の職場は園の方針が合わず、悩みに悩んだ末に転職しました。現在は関東の保育園で活躍中しています。森林インストラクターの資格も持っている大自然派。

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