保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2025年6月版】

2025年6月30日

こんにちは、ほいくのおまもりです。

2025年6月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。

 

アレルギー対応について、学んでいますか?

保育士らが緊急対応研修「怖がっていてエピペンを打たないと手遅れになる」上越市には“食物アレルギー”を持つ子が627人

「アナフィキラシーっていうのは、“ショック体位”が基本なんです」新潟県上越市で、教育現場での食物アレルギー対応研修会が25日に開かれました。
研修会には上越市内の保育園で働く保育士や調理師ら55人が参加し、緊急時の対応などを改めて学びました。

小児科の医師が講師となり、アレルギー事故が起きた時の学校の対応を紹介したり、アナフィラキシーにつながるアレルギー症状などを解説したそうです。

参加者は、アレルギー症状が出た時に緊急時に打つ注射『エピペン』を持ち、アナフィキラシーを疑った段階で「迅速に使用しなければエピペンは有効ではない」と教わっていました。

上越市内の公立保育園・幼稚園・小中学校では、食物アレルギーのある子どもが627人いるそうで、研修参加者は、「いつ誰がアレルギーになるかわからないので、毎年アレルギーの研修を受けるのは大事と思います」
「落ち着いて、一人で判断せずに人を呼んで対応したいと思います」といった感想を伝えていたそうです。

みなさんの園では、アレルギー対応に関する研修等で学びや理解を深めていますか?

 

★面接で使うなら!

「アレルギーがある子に対しては、除去食で対応することが一般的ですが、アレルギー事故が起きた時の対応については、早急に病院へ行く以外の対応を、正直深く学んだことはなかったと反省しました。”もしも”のときに対応すべき力を保育士として誰もが知識として持っていることは必要だと思います。子どもたちの命を守るために、今回のニュースの園のような学びを深める機会をどんどん作っていきたいと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

ニュースの内容を見て、自分に足りないことを俯瞰的に考え、前向きに行動することができる人だという印象を持たれると思います。

 

「医療的ケア児」を支援、保育所や学校に看護師派遣

「医療的ケア児」を支援、保育所や学校に看護師派遣 別府市が教育機会確保へ新事業

人工呼吸器などを日常的に必要とする「医療的ケア児」を支援しようと別府市は本年度から、保育所や学校に看護師を派遣する事業を始めた。子どもたちの教育機会を確保することなどが狙い。保護者は負担軽減が図られ、付き添いをしなくても子どもが学校生活などを送れるようになった。同様の事業は大分市などでも実施している。

対象施設は別府市内の認可保育所、幼稚園、認定こども園、市立の小・中学校で、訪問看護事業所の看護師が各所に出向き、たんの吸引や人工呼吸器の管理、経管栄養などのケアを担うそうです。

支援時間は保育所などが1日当たり11時間以内、学校は8時間以内で、支援事業に際して市と市教委は本年度、計1312万3千円の予算を確保しました。

保護者は必要な物品以外の負担はないそうで、利用者の一人は「母が大変で申し訳なく思っていた。自費で訪問看護サービスを利用するにしても経済的に限界がある。働くことを諦めている保護者もおり、今回の支援事業は子どもや家族にとって励みになる」と語っていました。

 

★面接で使うなら!

「医療ケア児の支援として、看護師を派遣することは保護者の方にとってはとても安心できることではないかと思います。また、園や学校側も不測の事態などがあったときにすぐに対応できる人が常駐することによってサポートやできることの幅が広がると思います。このような支援の形は、全国的に注目されてどんどん広がっていくと良いなと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

保育士・保護者の両方の目線に立ち、具体的な考えを述べることが出来る人だという印象を持たれると思います。

 

園児のための安全教育、行っていますか?

保育園周辺での交通事故を防げ! 「駐車場までは手をつないで」園児のための安全教育 ドライバーが注意すべき身長1mの死角と意識

2025年5月27日、静岡県沼津市では保育園の前の道路で2歳の男児が車にはねられた。さらに島根県では6月2日、保育園の駐車場を歩いていた1歳の男児が車にはねられ、死亡した。この一カ月の間に全国で相次いだ、子どもが巻き込まれる事故。保育の現場での対策と、ドライバーが気を付けるべき点を取材した。

福島県福島市にある「さくらんぼ中央保育園」では、送迎に車を使う保護者が多いことから、毎日子どもたちに交通ルールの大切さを伝えているそうです。

この日は、絵本を読み聞かせながら、駐車場では遊ばないこと、おうちの人と手をつないで帰ることなどを確認していました。

保護者にも「駐車場では周りに細心の注意を払う」「子どもの手を離さない」ことを呼びかけているそうです。

今年度は、保育園の駐車場での事故が立て続けにニュースになりましたよね。

この園のように日々伝え続けることが、本当に大切になってくるのではないでしょうか。

 

★面接で使うなら!

「5,6月は、保育園駐車場での事故が続いたことに本当に胸が痛みました。園としてできることは、まず日々の保育の中で子どもたちに注意喚起する事だと思います。また、保護者の方の意識付けも必須です。このような悲しい事故が今後起きないようにするためにも園としてできることを、各自が考えていく必要があると思いました。

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

保育士として自分ができることを考え、今後事故が起きないためにはどうしていくべきかを真摯に考えられる人だという印象を持たれると思います。

 

保育士確保に向け全国各地で就職説明会

「選択肢が広がった」保育士目指す学生など対象 就職説明会 保育の方針や内容など特色をPR【佐賀県】

保育士確保に向け合同就職相談会 学生などにPR 徳島

人手不足が課題となっている保育士の確保につなげようと、徳島市で県内の保育園などの合同就職相談会が開かれています。この合同就職相談会は徳島県などが開いたもので、県内で保育所やこども園などを運営する40の法人がブースを設けました。

藍住町の保育園のブースでは、園の魅力を伝えるため、保育士たちにインタビューした動画を紹介し、保育の現場の働き方などを説明していました。

徳島市の大学3年生は「保育関係で働きたいので将来のために足を運びました。ピアノが苦手ですが、現場の先輩がフォローしてくれると聞いて安心しました」と話していました。

徳島県社会福祉協議会では保育士の処遇や働き方が改善されていることを学生にPRして、慢性的な人手不足を解消したいとしています。

保育士不足解消が全国的に必要な現在、このようなイベントはどんどん開催されて行ってほしいですね。

 

★面接で使うなら!

「保育士不足解消のために、全国的に各自治体が様々な取り組みをしていることを知り、現役の保育士としてもできることはないかと考えました。実習に来る学生たちへの指導や、明るい園の雰囲気作りなど、普段からできることはたくさんあることに気づきました。子どもたちが安全に楽しく園生活を過ごすには、保育士不足の解消は必須事項だと思います。保育士としてできることを各自が考えることも、保育士不足解消には大切なのではないかと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

保育士不足の問題を他人事と考えず、保育士として自分にできることはないかを、前向きに考えることが出来る人だという印象を持たれると思います。

 

不適切保育の当事者保育士の胸の内とは

子どもは「たたけばおとなしくなる」…過ち重ねたベテラン保育士「もう保育には関わらない」

乳児院で入所する乳幼児4人をたたくなどしたとして、暴行罪に問われた愛知県一宮市の元保育士の女(56)に対し、名古屋地裁(村瀬恵裁判官)は11日、懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年)の判決を言い渡した。保育士として30年近いキャリアを積みながら、暴力で子どもをコントロールする過ちを重ね、自ら「夢の仕事」を手放した。

判決によると、女は昨年12月~今年1月、名古屋市内の乳児院で、当時0~2歳の4人の胸を蹴ったり、頭をたたいたりするなどの暴行を加えたそうです。

きっかけは、散歩中に騒いで弁当をひっくり返した子どもの頭を思わずたたいたことだそうです。

かわいそうだと思った一方、その行為は「いざとなれば、たたけばおとなしくなる」という経験として残ったとのこと。

その後、子どもへの接し方について乳児院から注意を受けたこともあったが、「ずっとやりたかった職業」と仕事は辞めなかったそうです。

しかし、乳児院は一昨年には女の虐待も疑い、施設に防犯カメラを設置し、そのカメラの前で、事件は起きました。

みなさんはこのニュース記事を読み、同じ保育者として何を感じましたか?

 

★面接で使うなら!

「このニュース記事を読み、同じ保育士として率直に憤りと悲しさを感じました。最初は夢を追って希望に満ちた保育士だったのに、なぜこのような事件を起こしてしまったのか本当に信じがたいです。悩みを相談できる人がいなかったり、環境的にも不遇だったのかもしれませんが、子どもにぶつけることは絶対にあってはなりません。子どもの命を守る保育士として、この様な不適切保育のニュースが流れない世の中になってほしいと心から思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

現役の保育士として自分の率直な思いを伝え、不適切保育がなくなってほしいという強い意志を持っている人だという印象を持たれると思います。

 

まとめ

2025年6月時点の動きです。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。

 

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