保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2025年3月版】

2025年3月31日

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こんにちは、ほいくのおまもりです。

2025年3月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。

 

保育士確保へ 市と学校、保育園、採用支援会社が連携

保育士確保へ新潟市と産学3者が連携協定 中高生の職業体験や学生の就職支援、先進事例の共有へ

 保育士の確保に向け、新潟市は産学3者と連携協定を結んだ。中高生の職業体験や学生への就職支援、先進事例の共有などで協力し、保育人材に選ばれる街を目指す狙いだ。

 市と連携協定を結んだのは、保育業界の採用支援などを手がけるキャリアフィールド(東京)、新潟青陵学園(新潟市中央区)、新潟市私立保育協会(同)です。

 新潟市役所で3月28日に行われた締結式では、関係者が協定書にサインし、「保育士の養成、教育、研修や研究」など5項目での連携を図ることに同意したそうです。

 市と教育施設、保育協会、採用支援会社が一体となってくれることは、これから保育士を目指す人にとってはサポートが手厚く、かなり心強いですよね。

 

★面接で使うなら!

早急な保育士確保が必要な今、このように社会全体が協力して保育士を確保するために動いているのはとてもすごいことだと思いました。それと同時に、それほど危機感があるのだなとも感じます。新潟市の取り組みで、良い結果が出れば他の自治体にも広がっていくのではないかと思いました。保育士を目指す人にとっても、保育士が必要な施設にとっても、良い方向に進んでいけばいいなと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

保育士不足と、保育士確保について、自分事として考えることができる聡明な人だという印象を持たれると思います。

 

AIと共に子どもの命を守る

園児の異変→保育士にアラーム、きみの寝顔はAIで守る 三重・松阪の保育園に試験導入

 うつぶせ寝による子どもの窒息や乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐため、人工知能(AI)の活用が進みつつある。三重県松阪市にある民間の小規模保育事業所は子どもの昼寝の際、AIによる見守りサービスを試験導入した。保育士とAIによるダブルチェックで、不慮の事故から乳幼児を守るとともに、現場の負担軽減にもつながると期待されている。

カメラに写る乳児の姿はAIが分析し、5分おきに寝ている向きを矢印でタブレットに記録するそうです。

お昼寝についている保育士ももちろん細心の注意を払って子どもたちの様子を見ていますが、自分のほかにも見守ってくれる存在がいることは一つの安心材料ですよね。

AIにすべてを任せるのではなく、「AIと共に子どもの命を守る」というように考えると、保育の質の向上の一つの材料になるのではないでしょうか。

 

★面接で使うなら!

「保育の現場に、AIを導入することに懐疑的な人は実際にまだいると思います。保育士の負担を軽減するだけを理由と考えるのではなく、子どもをより安全に保育するためにという考えに転換すると、AIと共に保育をするという思いになるのではないかと思います。導入については、園内で職員全員がAIの使い方や付き合い方を理解しなければなりません。また、導入している園からの発信がもっともっと必要なのではないかと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

AI機器導入に対して真剣に利点を考えることができるとともに、今後の課題についても考えられる人だという印象を持たれると思います。

 

保育士配置基準、半数が新基準でも不十分と答える

保育士配置、4歳児「最適15人」 半数が「新基準不十分」

保育士配置基準は2024年度に、保育士1人が受け持つ子どもの数の上限が4、5歳児で30人から25人に改定されたが、現場の保育士が最適とする基準の平均値は4歳児15.3人、5歳児17.1人と、最大で10人程度の乖離(かいり)があることが、3月10日に公表された保育関連企業のアンケート結果で分かった。

4、5歳児の配置基準見直しは76年前の制度発足以降初めてですが、回答者の半数は新基準でも「不十分」と認識しているようです。一方で2割近くが「新基準を満たせていない」と答えており、保育士の人手不足も浮き彫りとなっています。 

改定から1年近く経た保育現場の実態を把握するため、保育・教育施設向けICTサービスなどを展開しているコドモン(東京都品川区)が実施したインターネットアンケートでは、新基準に対しての評価は、「不十分」21%、「どちらかといえば不十分」34%となり、過半数が「適切ではない」との認識に立っている。「適切」は20%、「どちらかといえば適切」は26%だったそうです。

あなたは、新基準の保育士配置人数で、子どもの安全を守ることができていると思いますか?

 

★面接で使うなら!

「保育の現場にいると、配置基準だけにこだわって保育することは難しいと感じます。配慮が必要な子や、新年度で不安になっている子など、臨機応変に対応しなければならない場面が毎日、毎時間あります。これは現場にいる保育士同士で声を掛け合いながら対応していくことです。最優先は子どもの安全なのは変わりません。安全に保育するには、保育士の数は多いに越したことはないと思います。そこをどのように補填するかが今後の課題なのではないかと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

実際に現場で働いている保育士としての率直な意見や思いを、具体的に伝えることができる人だという印象を持たれると思います。

 

「保育ソーシャルワーカー」設置で保育士・家庭支援

「保育ソーシャルワーカー」園児らの発達の悩みや家庭の貧困、相談受け早期支援へ…保育士の負担軽減にも期待

保育園やこども園などで、子どもや家庭に関する悩みや困りごとの相談支援にあたる「保育ソーシャルワーカー(SW)」。発達の悩みや家庭の貧困、虐待など子どもを取り巻く状況が複雑化する中、問題に早期に気づいて必要な支援につなげるとともに、保育士などの負担軽減を図る役割が期待されている。

保育ソーシャルワーカーの取り組みは、今年1月発行の福岡市保育協会の機関紙で紹介されています。担当した、同市の認定こども園しかた保育園の田中耕太郎園長(47)は、「保育SWは第三者の広い視点で問題の解決策を提案してくれる。子どもや保護者への対応に悩む保育士の不安も和らぎ、より良い保育につながる」と話しました。

保育所の運営などについて定めた国の「保育所保育指針」にも、地域と連携した家庭支援が盛り込まれていますよね。

指針の改定に携わった汐見稔幸・東大名誉教授は「困りごとを抱える家庭を支えるには、保育園やこども園などが地域の相談拠点の役割を果たすことが望まれる。ただ、保育士だけで担うことは難しく、SWのような専門家や自治体と連携して進めていく必要がある」と指摘しています。

保育士・保護者両者にとって、相談に乗ってくれる第三者がいることはとても心強いことなのではないでしょうか。

 

★面接で使うなら!

「自分の子との関わりに悩む保護者様からご相談を受けることも保育士として大切な仕事だと考えています。ですが、保育園だけではサポートしきれない事案も過去にはありました。保育士として、サポートしきれなかったことに悩んだり、自責の念を感じたりしたこともあります。第三者として、保育ソーシャルワーカーという存在がいてくれるととてもありがたいと思いました。その道のプロがいることで、保育経験年数関係なく、悩む保護者様に対してしっかりとした対応を取ることができると思います。全国的にしっかりと保育ソーシャルワーカーの存在が根付いてほしいと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

自分の過去の経験を振り返りながら、保育ソーシャルワーカーがいることで保育業界にとってどんなメリットがあるかを具体的に考えることができる人だという印象を持たれると思います。

 

椅子引き園児店頭、頭たたくなど不適切保育

椅子引き園児転倒、頭たたくなど不適切保育 保育士は退職 東京

 東京都中野区は9日、区立保育園で保育士が園児を転倒させるなど不適切保育があったと発表した。複数の園児が被害を受けたが、けが人はなかった。

 区によると、60代の女性保育士が2024年6月〜25年2月、園児が座ろうとした際に椅子を引いて転倒させたり、うつぶせ状態の園児の両足の上に自身の両足をのせ身動きを取れなくする、園児の頭をたたくなどの不適切保育をしていたことが発覚したそうです。

相次ぐ不適切保育発覚。当事者の保育に対する思いや考えはどのようなものなのでしょうか。

不適切保育のニュースを目にすると、保育に携わるものとして、本当に胸が痛みますよね。

 

★面接で使うなら!

「毎月のように発覚する不適切保育に、同じ保育士として本当に許せない気持ちになります。相次ぐ不適切保育は、保育士という仕事に誇りをもっている人たちの心を傷つけていると思います。新人ベテラン関係なく、保育士同士で話し合ったり、保育の在り方について考える機会が今一度必要なのではないかと考えます。来月は同じようなニュースを耳にしないことを願っています。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

不適切保育を根絶するために保育士としてどのような話し合いが必要かを考えることができる人だという印象を持たれると思います。

 

まとめ

2025年3月時点の動きです。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。

 

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