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こんにちは、ほいくのおまもりです。
2023年12月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。
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76年ぶりに保育士の配置基準が見直しに!
先週、大きな出来事がありました。政府の「こども未来戦略」に盛り込む少子化対策の費用に「保育士の配置基準」の一部を来年度、見直すことが盛り込まれたのです。
保育の質を向上させるためとして、4、5歳児の保育士の配置基準を、来年度から「子ども30人に1人」から「25人に1人」に見直すことになりました。
なんと、この見直しは76年ぶりとなります。
ついに現場の声が届き見直された配置基準。来年度から保育業界にどのような変化がもたらされるでしょうか?
★面接で使うなら!
「現場の保育士たちのリアルな声が、ついに届いたのだと思いました。逆に言えば、76年間配置基準が変わっていなかったことに驚きました。見直しが決まったことで、新年度から保育士の数が足りなくなる園も全国的に出てくると思います。そこをどうカバーしていくのかが今後の課題だと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
見直しが決まったことで起こり得る課題についても冷静に考えることができる人だという印象を持たれると思います。
園児が一時行方不明に
園児が一時行方不明に 保育所から50メートル離れた住宅街の路上で住民が保護(リンク切れ)
徳島県阿南市の保育所で26日、園児1人が一時行方不明になっていたことがわかりました。 園児は近所の人が保護していて無事でした。
園児1人が保育所から約5分間、行方不明になった事案です。
園児は保育所から50メートル離れた住宅街の路上にいるところを近くに住む男性が保護し、怪我は無かったそうです。
一瞬でも目を離すと何が起きるか分かりません。保育士の配置場所や玄関の施錠の確認など職員が連携して対応してくことが必須です。
★面接で使うなら!
「大丈夫だろう、という一瞬の気の緩みがこのような保育事故に繋がってしまうと思います。子どもたちは思っている以上に大人の動きを見ていますし、外への出方も分かっています。常時人数確認をすることはもちろん、玄関の施錠や職員同士の連携をしっかりと行っていくべきだと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
ニュースから気づいたことや感じたことをしっかりと言葉で表現し、伝えることができる人だという印象を持たれると思います。
ノロウィルス流行中
保育園でノロウイルスの集団感染 園児28人と職員2人が嘔吐・下痢の症状
和歌山県橋本市にある保育園に通う園児ら約30人が嘔吐や下痢の症状を訴え、検査によりノロウイルスの集団感染であることが判明しました。
ノロウィルスが流行する季節がやってきました。
合わせて今年はインフルエンザが例年以上に猛威を振るっています。
園での感染対策を徹底し、集団感染が起きないように気を付けていきたいですね。
★面接で使うなら!
「保育園でのノロウィルスの集団感染は、毎年発生してしまう事案です。感染対策を行っていても、起きてしまうこともあるため、”予防”と”発生時の対応”の両面を考えていかなければならないと思います。今年は特に、インフルエンザとの同時流行のため、職員も感染しないように身を守ることが必要だと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
予防だけではなく、発生した時にどうするかについても考えて行動できる人だという印象を持たれると思います。
「こども誰でも通園制度」、知っていますか?
就労要件問わない「こども誰でも通園制度」月10時間までで来年から試験実施まとまる「10時間では使いづらい」との指摘も…(リンク切れ)
親の働き方に関わらず保育園などを利用できる「こども誰でも通園制度」の来年からの試験的な実施方法について、月の利用時間の上限を10時間とすることが決まりました。ただ「上限10時間」には疑問の声も上がっています。
この制度は、親の孤立を防いだり、子どもの成長を促したりすることを目的としていて、文京区では30人の募集に対して6倍ほどの応募があり、需要はかなり高そうです。
しかし、この制度を全国的に広げるには保育士の確保が必須条件。
ただでさえ保育士不足と言われている中、国はどのように対応していくのでしょうか。
★面接で使うなら!
「月の利用上限が10時間となることで、保育園側は管理しやすいと思いますが、利用を希望する方たちはどのように考えているかが気になります。利用料や、優先順位など決めなければならないことや課題はこれからたくさん出てくると思います。保育園を必要としている人が多くいる事実があるので、これからは保育士不足解消なども重点的に対応してもらえると良いと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
今後課題と成り得ることを、現場の保育士の観点から予測できる人だという印象を持たれると思います。
大都市に保育士が流出?!
保育人材の確保が課題となる中、埼玉県や千葉県など4県の知事や副知事が、給与水準が高い隣接する大都市に人材が流出しているとして国に対して保育士の給与に影響する基準の見直しなど処遇改善につながる取り組みを求めました。
給料や待遇、便利さから保育士も都市部で就職・転職する人が増えてきました。
しかし、子どもは全国にいますので保育士が都市部に集中してしまうと困ってしまうことも事実です。
地方の保育士不足はどのように解消していくべきか、課題が残ります。
★面接で使うなら!
「インターネットでの求人情報を見ていても、都市部と地方の給料の差が気になります。利便性と給料が良いと、若い先生は特に都市部に流れていくことは必然だと思います。地方に就職することに魅力を感じる何かを作っていくことが必要なのだと感じました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
都心に保育士が流れていく原因に気付き、課題が何かをしっかりと考えられる人だという印象を持たれると思います。
まとめ
2023年12月時点の動きです。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。
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