保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2020年8月版】

2020年8月31日

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保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2022年5月版】

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こんにちは、ほいくのおまもりです。

2020年8月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。

Twitterでニュースを流しています。フォローをしてみてくださいね。

面接対策!

「そのニュースについて、面接でどう話せば良いか?」は、転職エージェントのキャリアが10年を超える『noriさん』に解説してもらっています。

続くコロナ禍

那覇市内の認可保育所で5日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が県内の保育所で初めて確認された。

クラスターの認可保育所、新たにコロナ感染者 那覇  | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

千葉県 41人感染 船橋の保育園と千葉市の飲食店でクラスター | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース

沖縄で新たに52人感染、3人死亡 保育園で感染拡大 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

コロナ時代の保育、どうあるべきか 「家で母親がみればいい」への逆戻り - 毎日新聞

那覇市内の認可保育所で5日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が県内の保育所で初めて確認された。

いうまでもなく、保育園・幼稚園は多くの人がいる環境です。(密集)

また、子どもとの関わりでは低年齢になればなるほど身体的な接触は増えるもの。(密接)

換気をすることで三密のうちの『密閉』は防げるとしても、密集、密接は避けようがないですね。

そうなれば当然、クラスター感染が起こるリスクもあるでしょう。

かといって、社会のニーズ、保護者のニーズを考えれば、「保育をしない」という選択肢は出てこないわけですが・・・。

とても難しい対応が求められるな・・・ということを否が応でも感じます。

★面接で使うなら!

withコロナ時代と言われるように、「コロナだから出来ない」ではなく、「コロナでも出来る」ように対応していくことが求められていると思います。

面接では、「コロナのクラスターは飲食店だけに限らず、保育園でも起きてしまったニュースを見ました。

決して他人事と思わず、自分たちはコロナ対策を徹底できているだろうか?という視点を改めて持ち、保育に臨んでいく必要性を感じました。

と伝えてみてはいかがでしょうか。

危機意識をしっかりと持っている人であれば、安心して保育を任せることができると思ってもらえると思います。

 

復帰を後押し

離職保育士、復帰後押し 県福祉人材セ、9月から4ヵ所で研修会|山形新聞(リンク切れ)

結婚や出産、育児などで離職した保育士らを対象に、県福祉人材センターは9月から再就職を支援するための研修会を県内4カ所で開催する。参加費は無料。円滑な現場復帰に向け、必要な技術や知識などを習得してもらう。

新設園が多くできている状況は続いていますが、それでもまだまだ待機児童問題は解消していません。

そのため、離職した保育士に復帰をしてもらうべく、行政もさまざまな支援に取り組んでいます。

今はまだ、保育士不足ですから、多くの保育士は引く手あまた。

好きなところに好きなように転職できる、そんな状況です。

しかし、それもずっとは続かないと考えます。

待機児童問題が解決すれば、保育園あまり、保育士あまりの時代がやってくるからです。

保育士は、そんな時代に向けて、今から心の準備をしておく必要があるといえますね。

★面接で使うなら!

ライフステージの変化により、一度職場を離れなければならない状況には、誰もがなる可能性があります。

そんな時にこのような行政の後押しというのは心強いですよね。

面接では、「現場復帰に向けた研修を行なってくれるのは有り難いと感じました。

自分が現場から離れている立場だったとしたら、保育士として満足のいく保育をこどもたちに提供できるよう、積極的にこういったサービスは利用したいと思いました。」

と伝えてみてはいかがでしょうか。

「前に経験してるから大丈夫」ではなく、「忘れていることもあるかもしれないから復習しておきたい」というような、前向きな気持ちを持っていると人だと判断してもらえると思います。

 

助成金、全額返還命令

助成金返還訴訟で全額返還命じる 企業型保育所巡り(リンク切れ)

企業主導型保育所の設置を巡り国の助成金を不正受給したとして、審査を担当した公益財団法人「児童育成協会」(東京)が、福岡市のコンサルタント会社「WINカンパニー」に約5100万円を返還するよう求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、請求通り全額を支払うよう命じた。

企業型保育園がすべて悪いわけでありません。

制度の抜け穴を利用して不正受給や、劣悪な保育が行われていたことは、前から色々なメディア等で指摘されていました。

このような事が起こったときに、一番の被害者は子どもや保護者です。

特に、本来は社会で守っていかねばならない子どもを利用した不正受給・・・絶対に許せません!

★面接で使うなら!

企業型の場合、どうしても営利目的が優先されてしまっていることが多い印象がありとても残念です。

面接では、「現場で働く保育士やおあずかりしているこどもたち、そしてそのご家族の方々全てに大して失礼な行為であると感じました。

助成金はしっかりと有効活用するべきだとは思います。

しかしそれ以上に、人の成長に関わる保育という仕事に携わっているということに大して、信念を持って取り組むことが何よりも大事なのではないかと思いました。

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

助成金を受給することは決して悪いことではありません。

そこは肯定しつつ、「現場の保育の方がもっと大事」というプロ意識を持っていると見てもらえると思います。

 

保育園内での、虐待

園児への暴言や虐待… 保育所内の「不適切保育」を厚労省が初の実態調査へ

「あっち行け」「ブタ!」 各地で相次ぐ「不適切保育」、園児の心に深い傷:東京新聞 TOKYO Web

虐待防止へ保育教諭対象に講習会|NHK 北海道のニュース(リンク切れ)

保育所内で起きた園児への暴言や暴力、放置など虐待が疑われる「不適切保育」について、厚生労働省が本年度中にも初の実態調査をする方針であることが分かった。待機児童対策で保育施設が急増する中、保育士らが園児をたたいてけがをさせたり、怒鳴ったりする事例が発覚しており、国は市区町村の対応状況の把握や虐待防止策のマニュアル作成を目指す。

当サイト『ほいくのおまもり』では、以前はLINEで、今はTwitterでお悩み相談を受け付けています。

その中でも、「保育園内で虐待が行われています、どうしたらいいですか?」というご相談は決して少なくありません。

虐待がない環境にいると、ドラマの中の世界のようで、現実味を感じられないかもしれません。

しかし、実際に、あなたの隣で、虐待がおこなれていることは十分にあり得るのです。

保育士の仕事の一つは「子どもの命を守ること」です。

絶対に虐待を許さない、その強い意識を持ってもらいたいと思います。

★面接で使うなら!

保育士を目指すきっかけの1つには、「こどもが好き」というのが誰にでもあると思います。

それにも関わらず、このようなことが起こってしまうのはとても悲しいですよね。

面接では、「園児への暴言や暴力、放置などは絶対に行なってはいけないと思います。

ただ、それをやりたくてやっている人はいないとも思います。

おそらく過度なストレスがかかってしまったり、仕事量が多くて余裕がなくなってしまっていることが要因なのではないかと考えます。

「自分なら大丈夫」と過信せずに、こどもたちに向き合うのと同時に、自分自身の体調や精神状態ともしっかりと向き合いながら保育に勤めることが大事だと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

ニュースを自分事として捉え、対策方法も考えているのあれば、臨機応変な対応をしてくれる人だと判断してもらえると思います。

 

保育士、一斉退職

保育士ら11人が一斉退職の意向|NHK 兵庫県のニュース(リンク切れ)

“保育士退職”園児の半数退所へ|NHK 兵庫県のニュース(リンク切れ)

神戸市の企業主導型の保育所に勤務するすべての保育士など11人が労働条件の問題を主張して、8月末で一斉に退職する意向を示していることが分かりました。

ほいくのおまもりでは、2018年5月のニュース記事で、「今後、一斉退職が増えるのでは?」ということを指摘しています。

そして実際に、一斉退職のニュースを毎月のように目にするようになってきました・・・。

新設園が増える中で、あまり環境が良くない園が増えていることは、紛れもない事実でしょう。

本来、夢を持って働き始め得た保育士が、子どもや保護者に後ろ髪を引かれながら、一斉に退職をしなければいけない、それほどまでに追い詰められてしまった・・・。そう思うと、私も胸が痛くなります・・・。

★面接で使うなら!

保育園の需要の高さは待機児童の数を見てもあきらかだと思います。

しかし、保育園はあればいいというものではないですよね。

面接では、「一斉退職は保育士だけでなく、その園に通っているこどもたちや保護者の方々にも多大なる影響を与えてしまうと思いますので、出来る限り避けた方がいいと思いました。

しかし、それほどまでに労働条件が悪かったことを考えると、軽はずみな発言もできないなとも思います。

保育士と園側がしっかりと話し合う場を設け、こどもたちや保護者のことを最大限に考えた上での結論をだせるような環境作りが大事だと感じました。

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

コミュニケーションを大事し、こどもたちのことを優先的に考えている人だと判断してもらえると思います。

 

まとめ

2020年8月時点の動きです。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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