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保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2022年5月版】
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こんにちは、ほいくのおまもりです。
2021年4月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。
Twitterでニュースを流しています。フォローをしてみてくださいね。
面接対策!
「そのニュースについて、面接でどう話せば良いか?」は、転職エージェントのキャリアが10年を超える『noriさん』に解説してもらっています。
オムツのサブスク
おむつ・おしりふきの補充の負担をなくして「保育の時間充実」へ貢献『おむつお届け定額サービス』が4月1日スタート:時事ドットコム(リンク切れ)
株式会社学研ホールディングス(東京・品川区 代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社学研教育みらい(東京・品川区 代表取締役社長:小林徹)は、王子ネピア株式会社(東京・中央区 代表取締役社長:用名浩之)と日本紙パルプ商事株式会社(東京・中央区 代表取締役社長:渡辺昭彦)と協業し、保育園と保護者の「おむつに関わる負担軽減」を目指し、『おむつお届け定額サービス』を2021年4月1日よりスタートしました。
オムツのサブスクリプションサービス(月額定額制、サブスク)については、過去のニュース記事でも取り上げてきました。
「保育園は子どもを守り育てる場であり、サービス業ではない!」という考えた方も根強いですが、同時に保護者をしっかりと支援することも求められる時代になっています。
保育所保育指針にも、【保護者に対する支援】が記載されています。
子どものため、子どもの求めているものを見極めると同時に、保護者のことも同じように考えていく視点を持ちたいですね。
また、今はオムツにとどまらず、保育園で使う洋服のサブスクも出てきています。
ニーズがあることは間違いないですから、この流れは今後も加速していきそうです。
★面接で使うなら!
「株式会社学研ホールディングスのグループ会社が4月からスタートさせた、おむつお届け定額サービスがすごくいいサービスだなと思いました。おむつは保育園側としても管理が大変ですし、保護者側としても1枚1枚に名前を書かなければいけないなど負担も大きいと思います。費用との兼ね合いもあるとは思いますが、このお届けサービスは園にっても保護者にとっても、双方にメリットのあるサービスだと感じました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
保育園側と保護者側、どちらの視点も持ち合わせていることが伺えるため、視野が広く、柔軟に保育に取り組んでくれる人だという印象を持ってもらえると思います。
パワハラで12名が退職
「パワハラ」が原因? 保育士12人退職 保護者会が市に指導を求める請願書 理事長は「否定」 主張が対立(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース(リンク切れ)
保育士12人 一斉退職 理事長がパワハラか(リンク切れ)
長野県佐久市の保育園で昨年度、12人もの保育士が退職しました。保護者会と職員は理事長のパワハラなどが原因として、21日、市に指導を求める請願書を提出しました。一方、理事長側は「パワハラはなかった」としており主張が対立しています。
ほぼ毎月のように、パワハラに一斉退職のことはニュースになっています。
それだけ保育士さんが「これはおかしい!」という声をあげやすくなったのかもしれません。
そう考えれば良いことかもしれませんが、そこにいる子ども・保護者にとっては一斉退職は悪夢でしかありません。
(とはいえ、パワハラが行われていたのであれば、退職を非難することは誰にもできませんよね・・・)
こういった問題が今後は起こらないことを願うばかりです。
★面接で使うなら!
「長野県佐久市の保育園で、12人の保育士が一斉退職したという記事が気になりました。理事長から人格を否定するようなパワハラがあったということですが、同じ保育士としてとても残念な気持ちになりました。一斉退職は子どもたちや保護者に大きな影響を与えてしまうと思いますので、できるだけそのような事態にはならないよう、現場の保育士と、保育園の運営者とでしっかりとコミュニケーションをとり、連携していくことが大事だなと感じました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
一方的に、『パワハラをする理事長なんて許せない!』と感情任せに訴えては、話し合いができない人と思われてしまうかもしれません。
しかし上記のような伝え方であれば、子どもたちや保護者への配慮を優先的に考えられる人であり、連携もとりやすい人という印象を与えることができると思います。
保育士基準、70年変わらず
4・5歳児の保育士配置、国基準70年超変わらず 質向上へ見直しの声|社会|地域のニュース|京都新聞(リンク切れ)
4、5歳児を担当する保育士の配置基準は70年以上変わっていない。自民党の田中英之衆院議員(京都4区)が4月12日の決算行政監視委員会で、手厚い保育サービスに向けた見直しを提案した。
国の基準では4,5歳児は30名に対して保育士1名となっています。
とはいえ、いくら自分のことができるようになってくるこの年齢でも、1人でこの人数を見る事の大変さは、実際に保育をした人であればわかりますよね。
きめ細かい保育をしようとすれば、なおさらの話です。
待機児童問題を背景に乳児(0,1,2歳児)の保育が充実している今だからこそ、改めて幼児の保育の質についても考えていきたいものですね。
★面接で使うなら!
「4、5歳児の保育士配置基準が70年以上変わっていないという記事が気になりました。現在は30人に1人という基準となっていますが、手厚い保育サービスに向けた見直しとして、自民党の田中英之衆院議員が配置基準の見直しについて提案をされたようです。保育士1人に対する園児の人数が減れば、それだけ一人一人に目が届きやすくなりますので、手厚い保育を提供することができると思います。ただそのためには保育士も増やさなくてはいけないので、簡単に変えられることではないと思いますが、子どもたちのためにできることは、積極的に取り組んでいって欲しいなと感じました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
子どもたちのためになることは積極的に取り組みたいという意欲が見えます。
また、保育園としても対応が難しい面があると理解していることから、バランスのとれた考えを持っている人だという印象になると思います。
コロナでのクラスター感染
【速報】八戸の教育保育施設でクラスター – デーリー東北デジタル
教育保育施設クラスター、新たに子ども16人感染 岩手 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
新型コロナ: 保育園児を大型車で送迎、感染リスク軽減図る 都内企業: 日本経済新聞
保育施設で園児・職員9人感染のクラスター 神戸市|総合|神戸新聞NEXT
岩手県と盛岡市は2日、新たに27人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日あたりの新規感染者数として県内で過去2番目に多かった前日の25人を上回った。県内の感染者の累計は673人になった。
コロナのニュースも毎月変わることなく取り上げられていますね。
最近では、第4派や変異種の話題もあり、引き続き気を抜けない状態となっています。
とはいえ、保育園という職場は人と人が近接する機会が他の職場に比べて圧倒的に多く、感染を避けきるのは難しいといえます。
ほいくのおまもりのお悩み相談でも、『コロナが怖いです』という相談を定期的に受けています。
適切に対処しつつ、現場の保育士さんはストレスを溜めないようにしてもらえればと思います。
★面接で使うなら!
「青森や盛岡、神戸の保育施設でクラスターが発生したという記事が気になりました。ワクチン接種が始まっても、まだまだコロナの猛威は続くと思いますので、感染対策はもはや日常的なものとして対応していかなければいけないと感じました。また、そのような状況であっても、子どもたちがすくすくと成長できる保育を提供することが、今の保育園には求められていると思うので、色々と工夫をしながら対応していくことができればと思っています。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
感染対策にばかり気をとられるのではなく、子どもたちへの配慮に対する意識も高い人だという印象を持ってもらえると思います。
また、保育園に求められていることを把握し、今までのやり方に固執しない柔軟性があることについてもアピールできるでしょう。
コロナ保険
株式会社キッズカラーと第一スマート少額短期保険株式会社が協業し、保育者を対象とした『保育者応援!コロナ保険』の提供を開始|こども法人キッズカラーのプレスリリース
株式会社キッズカラー(本社:東京都品川区、代表取締役/保育士 雨宮 みなみ)は、第一スマート少額短期保険株式会社(代表取締役社長:髙橋聡、以下「第一スマート」)との協業を開始したことをお知らせします。2021年4月14日より第一スマート提供の『保育者応援!コロナ保険』を全国の保育者に向け、紹介していきます。
上でも書きましたが、コロナをとても不安に感じている保育士さんは多いです。
そんな中でこの【コロナ保険】は、非常に心強いものになるのではないでしょうか?
感染すると、10万円が支給されるというもののようです。
正社員であれば欠勤してもお給料には影響がないかもしれませんが、パートなどですと、給付があるととてもありがたいですよね。
★面接で使うなら!
「『保育者応援!コロナ保険』というサービスが提供を開始したという記事が気になりました。感染しないように対策はしているものの、いつコロナにかかってしまうかはわからないので、こういった保険があると金銭面においては安心できるなと感じました。とはいえ、感染してしまうとその影響範囲が大きいことは認識しているので、絶対にかからないという気持ちでプライベートでも感染対策は怠らないようにしています。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
『保険があればコロナにかかっても大丈夫』という安易な認識の人では保育園としては困ってしまいます。
そこで、保険はあくまでも保険であり、感染対策は怠らない気持ちを持っていると伝えることで、周囲への配慮ができる人だという印象を持ってもらえると思います。
まとめ
2021年4月時点の動きです。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。
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