最新版はこちらです
-
保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2022年5月版】
続きを見る
こんにちは、ほいくのおまもりです。
2021年1月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。
Twitterでニュースを流しています。フォローをしてみてくださいね。
面接対策!
「そのニュースについて、面接でどう話せば良いか?」は、転職エージェントのキャリアが10年を超える『noriさん』に解説してもらっています。
コロナと保育園
保育園など継続? 緊急事態宣言へ厚労省が対応検討|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
乳幼児の送迎変更、おもちゃ消毒… 保育士の負担増える一方<緊急事態再宣言へ>:東京新聞 TOKYO Web
【東京コロナ速報・4日】荻窪、目黒、狛江の各消防署、大田区の保育所で職員感染、港区では私立認可保育園の職員2人:東京新聞 TOKYO Web
厚労省 保育園の休園や規模縮小を求めない方向で検討 緊急事態宣言が出た場合も 【ABEMA TIMES】
緊急事態宣言が出た場合の保育園などの運営について、厚生労働省は原則として休園などを求めない方向で検討しています。去年4月に緊急事態宣言が出た際、規模を縮小する保育園などが多く、多くの保護者が登園自粛を求められました。再び緊急事態宣言が出された場合について、厚生労働省は対応を検討していますが、宣言の内容が限定的になるとみられることから、一律の休園や保育園の規模を縮小することは求めない方向で検討しているということです。
4月の緊急事態宣言とことなり、今回の緊急事態宣言では保育園は平常開園のところが多いようです。
しかし、おもちゃの消毒や、保護者が保育室に入れないことで玄関まで送迎するなど、負担は確実に増えています。
また、「もし、私が原因でクラスター感染が広がったらどうしよう・・・」という不安もありますよね。
多くの保育士にとって、非常に負担が大きくなっていることは見逃せない状況かと思います。
★面接で使うなら!
保育園が休園すると、働けなくなる大人はたくさんいます。
それゆえ、保育園が平常開園してくれることで、経済が回ると言っても過言ではないと思います。
面接では、「緊急事態宣言が出ても、保育園は休園とならず、保育士の負担も増えるという記事が気になりました。確かにコロナ前と違い、消毒や検温など、気に掛けることが増えて大変な一面もあると思います。ただ、保育園があることで、安心して働きにいける人たちのことを考えると、大変だからといってやらない理由はないとも思います。職場の人たちとうまく連携して、このコロナを乗り切りたいと改めて思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
大変なことはわかっているけど、今の状況としてはやるしかないという気持ちを持っていると相手に伝わり、仕事に対する責任感がある人だと見てもらえると思います。
続く、ICT化
鳥栖市、保育所のICT化推進 保育士の負担軽減へ(佐賀新聞) - Yahoo!ニュース(リンク切れ)
アプリを通じて幼稚園・保育園・認定こども園の業務効率化!「園支援システム+バスキャッチ」の導入事例を公開|VISH株式会社のプレスリリース
Irohakids、家庭と保育士をリアルタイムに繋ぐオンライン制作プログラム発売 | ICT教育ニュース
保育所のシフト作成にかかる時間は合わせて毎月平均3時間以上 =コドモン調べ= | ICT教育ニュース
鳥栖市は公立、私立の保育所のICT化と、現場の保育士の負担軽減を図る。保育記録の作成や登園・降園の管理、保護者への一斉メール配信機能を備える。連絡帳に毎日手書きしていた園児の保育所での様子などをタブレット端末で入力して保護者と共有できるほか、新型コロナウイルスや豪雨災害で緊急に休園が必要な場合も、一斉メールで対応できるようになる。
保育園のICT化のニュースは毎月のように出てきています。
逆に言えば、それだけまだまだ、ICT化が進んでいない業界だとも言えます。
とはいえ、このコロナ禍で消毒などの業務も増え、業務をもっと効率化しなければいけない、という考えは多くの保育園の共通認識でしょう。
まだまだ、ICT化による業務効率化は進みそうです。
★面接で使うなら!
1つ前の記事で、コロナの影響で保育士の負担が増えるという懸念がある一方で、ICT化による業務効率、保育士の負担軽減は明るいニュースですよね。
面接では、「保育所のICT化やアプリ導入といった記事が気になりました。保育という仕事の特性上、どうしてもシステム化ができない業務もあると思いますが、シフト作成であったり、オンラインで家庭と保育士を繋ぎ、一緒に製作を楽しむといったことなど、ICTに活用によって、保育士の負担が減ったり、保育の幅も広げることができるのはいいことだなと感じました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
遅かれ早かれICT化はどこの保育所でも進んでいくものと思われます。
そのため、ICT化に対してポジティブに考えていることを伝えるのは、好印象となりやすいでしょう。
パワハラで損害賠償
涌谷保育園パワハラ 2600万円賠償求め保育士らが提訴へ(リンク切れ)
「保育園理事長がパワハラ」元保育士らが損害賠償求める:朝日新聞デジタル
涌谷保育園(宮城県涌谷町)の元職員が、園を経営する社会福祉法人涌谷みぎわ会の理事長からパワーハラスメントを受けたとされる問題で、同園を退職した保育士ら12人が法人側を相手に、計約2600万円の損害賠償を求める訴えを29日に仙台地裁に起こす方針を固めた。
パワハラで仕事をやめた、という話は聞きますが、損害賠償を請求し、それがニュースになるというのは少し珍しいかもしれません。
12名の職員が法人を相手に訴訟をするとのことですから、大規模でパワハラが行われていたのだろうと思います。
正直な印象としては、過激なことを書きますが、このような訴訟はどんどん起きればいいと思います。
子どもを保育する最善線であるはずの保育園で、非人道的なパワハラがおこなれている、そんなことを許していいのでしょうか?
絶対に許すべきではないと思いますし、だからこそ、必要に応じて法に訴えることは必要なことと思います。
★面接で使うなら!
保育業界に限ったことではありませんが、パワハラはほんとに社会問題の一つだなと感じます。
面接では、「理事長のパワハラが原因で、退職した保育士が損賠賠償を求めているという記事が気になりました。そこまでいってしまったということは、おそらく理事長と保育士との間で信頼関係はゼロ、むしろマイナスだったのだろうと思いました。このようなことが起こると、当事者だけでなく、園に通うこどもたちやその保護者たちにも影響が出てしまうと思います。できるだけそのようなことが起こらないよう、日々のコミュニケーションを大事にしていきたいと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
こどもたちや保護者にも目が行き届いており、視野が広いという印象と、コミュニケーションを大事にしている人だという印象を与えることができるでしょう。
ノロウイルスの流行
【茨城新聞】2保育園で95人がノロウイルス 嘔吐物きっかけに拡大か 那珂、北茨城(リンク切れ)
茨城の保育園でノロ集団感染 2カ所で95人が症状: 日本経済新聞
茨城県は28日、那珂市後台のごだい保育園と、北茨城市中郷町の中郷保育園で、感染性胃腸炎の集団感染があったと発表した。両園で園児と職員計95人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えた。保健所が発症者の検体を調べた結果、両園ともノロウイルスが検出された。重症者はなく、全員快方に向かっている。
コロナが目立っている時期ではありますが、この時期はノロやロタなどの食中毒が流行る時期でもありますね。
コロナの影響で改めて強く感じている人も多いでしょうが、
保育士の仕事の一つに【子どもの健康・安全を守ること】があります。
コロナに意識が向きがちではありますが、だからこそ、他に危険な問題は潜んでいないのか?注意深く見守らなければいけませんね。
★面接で使うなら!
コロナに続きノロかと、落胆の声が上がりそうですが、文句を言ってもはじまらないので気持ちを切り替えていきたいですね。
面接では、「ノロウィルスが流行ってきている記事が気になりました。コロナだけに気を取られないようにし、こどもたちの健康と安全を守れるような保育を、改めて心がけていくことが大事だなと感じました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
他人事と思わず、自分事として考えることができる人は、柔軟性のある人だという印象になりやすいです。
保育士に慰労金5万円
保育士に慰労金5万円 2月補正予算案で検討:中日新聞しずおかWeb
新型コロナウイルスへの対応で、静岡県は県内の保育所や幼稚園の職員らに一律一人五万円の慰労金支給を検討している。予算規模は十五億五千二百万円で、二月補正予算案に盛り込む方針。医師や看護師への慰労金は昨年、国からすでに支給されているが、その勤務を支援する保育士らへの対応は遅れていた。
こちらは静岡県のニュースですので、多くの保育士にとって、直接関係があるものではありません。
それでも、このようにしっかりと頑張っている現場に対して、慰労金が出るということはとてもありがたいことですよね。
静岡県に限らず、国や多くの自治体で、同様の対応が進むことを願っています。
★面接で使うなら!
医師や看護師に続き、保育士が社会に対して大きな影響を持つ職種であることを、もっと広く認識してもらえるといいなと感じます。
面接では、「静岡県では、保育士への慰労金支給を検討しているという記事が気になりました。医師や看護師に続き、保育士もコロナと戦っているんだと認めていただけたような気持ちになり、これからも頑張ろうと思いました。できれば、私の地域でも支給があるといいなと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
社会を支えている重要な仕事であると再認識し、モチベーションの高い人だという印象を持ってもらえるでしょう。
コロナと戦う医師や看護師(小さなお子さんがいる)を支えているのは間違いなく保育士だと思います。
まとめ
2021年1月時点の動きです。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。
Twitterでニュースを流しています。フォローをしてみてくださいね。
最新版はこちらです
-
保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2022年5月版】
続きを見る