保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2018年7月版】

最新版はこちらです

> 保育ニュースをチェック

こんにちは、ほいくのおまもりです。

2018年7月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください!

※面接で使い方★で表しています。

Twitterで平日毎日、ニュースを流しています。フォローをしてみてくださいね。

公立施設でもICT活用が広がる!

全国初!保育園と保護者をつなぐコミュニケーションサービス『キッズリー』東広島市の公立保育施設全園で導入開始:時事ドットコム(リンク切れ)

埼玉県三郷市の保育園「働き方改革」着手『お休み連絡24時間自動対応ロボット導入』 共同通信PRwire - Miyanichi e-press

スマホで欠席連絡 進む保育園のICT化 「遠くの祖父母も孫の様子を見るのが楽しみに」(1/3ページ) - 産経ニュース

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(東京都品川区/代表取締役社長:山口 文洋)が提供する保育園と保護者をつなぐ、コミュニケーションサービス『キッズリー』の無料版アプリケーションと有料版の『登降園管理システム』が広島県東広島市の公立保育施設全27園で導入が開始(中略)自治体の保育施設全園での『キッズリー』導入は全国で初めて。

保育園でICT(情報通信技術)を取り入れる動きが積極的に進んでいます。

このニュースで特に注目したいのは、東広島市の公立保育園が一斉に取り入れているところ。

公立保育園は、私立保育園に比べて、新しいものを取り入れる動きは遅くなりがちです。

(公的期間の方が、民間より動きがゆっくりなのはよくある話ですね)

にも関わらず、東広島市の公立保育施設全27で導入、というのは、それだけICTが全国的にも広がっている!

ということの表れといえそうですね。

★面接で使うなら!

上にも書いたように「新しいものを取り入れるスピードがゆっくりになりがちな公立保育園で導入されているということは、ICT活用は今後もますます広がる可能性があると思います」という、今後の見通しについて話をしましょう。

そして、この記事を読んでくださる方は比較的若い人が多いので、「この園でも導入される場合は、積極的に使い方を覚えていきたいです!」という意欲をみせてみてはどうでしょうか?

年齢が高めの園長や主任より、若い職員の方がICT活用が得意!というのはよくあります。

プログラミングができる!とか、そんなレベルである必要はありません。

スマホが抵抗なく使える!その若さも十分武器になりますから、積極的にアピールしてみてくださいね。

セカンドキャリアは保育士!

セカンドキャリアは保育士 子育てママ復職の選択肢に|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE

潜在保育士:復職希望4割 7割、育児など両立重視 県調査 /岡山 - 毎日新聞(リンク切れ)

セカンドキャリアで保育士に転身する女性が目立ち始めた。保育士の求人サイトを運営するネオキャリア(東京・新宿)によると、未経験OKの保育士求人はこの3年で2倍に拡大。保育士不足を背景に2015年から保育士資格試験の機会が年2回に増えたことも転身派を後押しする。異業種で働き、出産・育児を機に退職した女性たちが活躍するケースも多いようだ。

とにかく今は保育士不足!という話題、いたるところで目にしますね。

そうなると「保育士の資格を持っていれば仕事があるかも!」と思う人たちも、確実に増えてきます。

そのことがセカンドキャリアとしての保育士、という選択になっているようです。

そして、国としては保育士資格者が増えてくれることは大歓迎です。

試験回数を年1回から2回に増やしたり、資格取得にかかった学習費は半分まで補助したりといった後方支援も目立ちます。

★面接で使うなら!

国としてはセカンドキャリアで保育士に〜という流れは大歓迎でしょうが、保育士資格者からすれば、ライバルが増えることになりますね。

かといってしっかり試験をパスしているわけですから「そんなのおかしい!」というものでもありません。

面接ではセカンドキャリア保育士と比べて、自分はどうやってより良い保育を提供できるのか?という話をできるようにしておきましょう。

例えば、保育現場で頑張ったことは何か?身につけた技術は何か?そういうあなたの強みをはっきりさせておくことで、

「セカンドキャリアの保育士には社会人経験では負ける部分があるかもしれません。でも、私は前職も保育士でしたので▲▲がとても得意です」

という話ができると、セカンドキャリアの保育士とは違う魅力が、あなたにはあるな、と思ってもらえますね。

保育士不足で定員減の保育園が続出

保育士不足で定員減の保育園続出

保育士不足、204認可園で定員減 自治体で奪い合いも:朝日新聞デジタル(リンク切れ)

保育士不足を理由に、今年4月時点で少なくとも全国24自治体の204の認可保育園で、受け入れる子どもの数を減らしていたことが朝日新聞の調査でわかった。

これも保育士不足が原因の問題の一つです。

各自治体が競い合うように保育士の待遇改善をしています。

そのため、給料面などでは保育士にとってプラスだけれども、人が移動することで保育士が足りない自治体も出てきているという状況です。

とはいえ、この動きは決して問題ばかりでもありません。

保育士の待遇改善に、間違いなく一役買っているからです。

★面接で使うなら!

この話題はちょっと面接では取り上げないほうがいいかもしれません。

「隣の市にいけばお給料が4万円増えるとなったら、どうしますか?」

なんて質問をされてしまったら「え…」と答えに困ることになるからです笑

もし話題を面接時に話すなら「何があっても頑張ります!」といえるように心の準備をしておきましょう。

また、もし話をするなら「保育園を増やすばかりではなく、しっかりと質の部分にも注目していきたいです」という考えを伝えられるといいですね。

オムツはどうする?お昼寝はどうする?

気になる!保育所:おむつ処分 予算がない? - 毎日新聞(リンク切れ)

未就学児の一律の昼寝習慣はNG? : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

保育所に通う子どもたちの使用済み紙おむつを、どう処分するか。再利用する布おむつが主流だった時代からの流れで、保護者に持ち帰りを求める施設は多いが、最近は衛生面などを考慮して、保育所側が処分する動きが広がりつつある。

どちらも実際のところは随分と前から保護者から「これってどうなのよ!?」と声が出ていた話題です。

うんちの出ているオムツ、バッグに入れて持ち帰るなんて…。

土日はほとんどお昼寝しないのに、保育園では2時間もお昼寝しちゃうなんて…。

しかし今の時代、保育士、保育園は「働くママ、パパのサポート」といった意味合いも強くなってきています。

そうなった時に「サポートする立場として、その姿勢は十分なのか?ずれていないのか?」という視点が大事です。

★面接で使うなら!

そうはいっても、今までのやり方、その保育園でのやり方もあるでしょう。

いきなり「オムツを持ち帰らせるなんておかしいと思います!」と言ってしまい「うちの保育園は、持ち帰ってもらっているんですけど…」なんて、流れで気まずくなっては困りますね。

ここでは「保護者のニーズをまずはしっかりと汲み取って、園長先生や主任に相談していく姿勢を大事にしたい」という話ができると良いですね。

西日本豪雨と保育士の役割

神戸新聞NEXT|阪神|西日本豪雨 避難勧告で保育所対応分かれる(リンク切れ)

西日本豪雨:預かり保育、片付け一役 ボランティアも参加 被災の岡山・愛媛 - 毎日新聞(リンク切れ)

浸水被害の保育所が再開 愛媛・西予市(リンク切れ)

西日本豪雨 愛媛の保育所が代替施設で再開|日テレNEWS24

西日本豪雨の被災地では、幼い子供を持つ被災者向けに預かり保育が始まった。親が家の片付けなどに追われ、土ぼこりが舞うなど周辺環境も悪化しているためだ。

被害者も出ており、とても痛ましいニュースですね。

ただこのニュース、「保育士の仕事とは何か?」と考えさせてくれる、非常に重要なものだと思っています。

一時「保育士の仕事は誰でもできる」という発言話題になりました。

最低限の怪我をさせないようにする、ということであればそれも可能かもしれません。

でも…

こういった未曾有の危機が起こったときに、保護者や親族とは違う、でも子供の拠り所になれる人。それが保育士なのではないでしょうか?

★面接で使うなら!

こういった災害のときは、誰しもが心細くなるものです。

そうした時にいつもの先生が、いつもの保育をしてくれる。

これって、子どもにとっても保護者にとっても、かなりありがたいことなんです。

ぜひ、そういった保育士になりたい!というようなことを、あなた自身の言葉で、面接官に話してみてくださいね。

まとめ

2018年7月時点の動きです。

相変わらず、目まぐるしい変化が続いている保育業界です。

西日本豪雨では「保育士の仕事とは何か?」ということをとても考えさせられましたね。

Twitterで平日毎日、ニュースを流しています。フォローをしてみてくださいね。

最新版はこちらです

> 保育ニュースをチェック

 

【転職サービス、好評です】

【ほいくのおまもり】は保育士専門の転職サービス【ほいくのおまもり転職版】をご提供しています!完全無料でお使いいただきます!

大きな特徴は次の3つです。

  • 保育士お悩みのプロが運営
  • 運営者は元保育士
  • あなたにあった求人を1から探します

一人ひとりにしっかりと寄り添い、転職のお手伝いをさせてもらいます。まずはクリックしてみてくださいね♪

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

-保育ニュース

Copyright© ほいくのおまもり , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.