保育士の持ち帰り仕事、当たり前過ぎて辞めたい…持ち帰り業務をしないで済ませる方法

   

保育士の持ち帰り仕事、当たり前過ぎて辞めたい…持ち帰り業務をしないで済ませる方法

こんにちは!モモンガ(自然大好き保育士)です!

持ち帰り仕事をこれだけ当たり前にやっている職種は、全国的にみても保育士ぐらいじゃないでしょうか?

持ち帰り仕事は基本的に自主的に仕事しているとみなされ、残業代の対象にもなりません。

でも実際持ち帰りたくないのに、させられています。

さて、今回は持ち帰り仕事を保育士がどれくらいしているのか、持ち帰り仕事をしなくて良くするにはどうすればよいのかをまとめました!

保育士の持ち帰り仕事について徹底調査しました

今回、こちらこちらのサイトを参考にしながら持ち帰りの実態について調査いたしました!

どれくらいの人が、持ち帰り仕事をしているのか?

結果から言いますと・・・毎日持ち帰っている人が大体3割くらい!

週に1日持ち帰っている人が全部で8割くらいです!

全くないというのはわずか5%ほど・・・

持ち帰り仕事している保育士多いですね・・・日本中で持ち帰りをしている保育士だらけということになります。

なんでそんな持ち帰り仕事をみんなしているのか?

そもそもは保育士の人員が少ないからです。

国の基準通り保育士を配備すると、書類仕事を勤務時間内にすることは不可能なので、残業or持ち帰りということになります。

「だったら残業させて残業代もらえばいいじゃん!」ということですが、人件費は限られており、出せないというところが現状のようです。

勤務時間いっぱいまで子どもをみて、そこから1~2時間残業し、終わらない仕事は持ち帰るというのが保育士の一般的な現状になっています。

私も同じでした…。

保育終わってから部屋と、当番で決められた場所の掃除をしたら、記録とちょっとした用意が精いっぱいで、そこからは残業でした。

先輩がいるときは、先輩が帰るまで帰れない雰囲気。

先輩がさっさと帰るときは、早く自分たちも帰らないといけない雰囲気。

この雰囲気で帰る時間は決まります。

終わっていない仕事はもちろん持ち帰り。

新人だった私はほぼ毎日持ち帰りました。

行事前、仕事の休み日でも、朝からきて作り物を数時間・・・

持ち帰り、残業、休日出勤の合計を足すと、月70時間は超えていました。

持ち帰りの量はどれくらい?

1日の持ち帰り仕事の時間ってどれくらいでしょうか?

6割くらいの人が2時間ほど持ち帰り仕事をしているそうです。

3時間以上という深刻な人も。

大体持ち帰る仕事は通常であれば制作や壁面、月末の報告書など、通常業務でさばききれなかった仕事を持って帰っているみたいです。

行事前になると、行事や練習で使う作り物、通常保育の書類全てという形になることが多いそうで、2週間ほとんど寝れなかったとか、朝まで仕事をしていたとか、とても大変なお話が多くみられました。

私もにがーい経験があります…。

お遊戯会の衣装を不器用なりに作って、作ってから気づいたんですがすべて間違っていたということ。

もう1回作り直すというえげつない結果となりました…。

疲れていてもうチェックする気力もなかった当時。

衣装の前後が反対でも全く気付かなかったんですよね。

結局、日曜日、土曜日がすべて潰れました。

30連勤というやつです。

私の他にも、ほとんどの保育士がプライベートの時間を犠牲にして仕事をしています。

そりゃぁ保育士になる人が少なくなるわけですよね。

保育士になれば人間としては扱われず、奴隷として生きていくのですから。

報酬は1円も出ません

これらの持ち帰り仕事に対して、賃金を払うという園はほぼありません。0%に近いです。

昔、パソコンがない園で「パソコンを使ってお便りを作るほうが、早くてちゃんとしたものができる!」という理由から、職員が家でお便りを作っていたそうです。

その時はお便り一通につきいくらと、お便り手当があった園もあったそうですが、今は存在しないでしょう。

もしかすると、家で何か作業をしてその分報酬が出る といった仕組みの園もあるかもしれません。

しかし、現状は園の中での残業はきっちり払うことはあっても、家で仕事した分に報酬をつけるという園は圧倒的に少ないでしょう。

家での仕事に報酬を支払わない理由は、

  • 本当に仕事を行っているかどうかが分からない
  • 家に仕事を持ち帰る理由がない

ということです。

現在、保育士の仕事の道具は園にそろっています。

画用紙やのり、トイレットペーパーの芯まで、素材は園に豊富にあり、また書類作業でもパソコンを導入している園がほぼすべてです。

あえて仕事を家に持ち帰らせる理由がないのです。

では、何故?持ち帰り仕事が発生しているかということですが、これは園が残業の実態を隠すためという意味が強いです。

タイムカードを切ってから残業させる発想と似ていて、家に持ち帰らせれば残業しているとは見えません。

夜遅くまで園の明かりがついていると、保護者、近隣の住人から「いつまで残っているんだ」と苦情がくることもあります。

そのほとんどが職員のためを思って言っているわけではなく、「電気代も補助金からでている、つまり税金の無駄遣いだ」というものや、「そんな毎日遅くまで仕事をして子どもの安全に響くのではないか」という理由です。

利益重視の園にとっては、職員が持ち帰り仕事をしてくれると、お金も払わなくていい、苦情も来ない、世間体もいいと、都合が良いことづくめなのです。

持ち帰り仕事をなくすコツ、減らすコツ

仕事の量を見直して減らす

保育士はしなくてもいいor簡略化していい仕事がいっぱいあります!

例えば壁面。

見栄えのために職員が持ち帰って仕事をしなくてはいけないという実態があります。

季節に応じたきれいな壁面。

これらきちっとしたきれいなものを作るにはそれ相応の労力がかかります。

紙を機械にかけて何枚もきっちり折ってくれたり、切ってくれたりすれば別ですが、保育園は人力でやっているのですから、なおさらです。

お遊戯会の作り物だってそうです。

保育士がミシンで手作りする意味って何でしょうか?

この意味というのは、限られた労働時間の中、優先すべき仕事をこなしていく上でという意味です。

今、保育園は障害児への支援や保護者支援など、その業務範囲は多様化し、圧倒的に時間が足りません。

その中で、何時間も何時間もかけてきれいに手作りする意味ってなんでしょうか?

作り物の他にも週案や月案、日案。

正直、簡略化していい箇所もありませんか?

特にこれらを手書きでさせる保育園なんかはもっての他かなと思います。

手が腱鞘炎になりますよ。

こういった与えられた時間から、仕事の量と質を考えて減らしていくということが持ち帰りの減少につながります。

これができるのは、園を運営しているポジションや、仕切っているポジションにいる人ですね。

なので、そういった人であるか、そういった人に相談できるような職場だと、有効でしょう。

仕事を効率良く進める

これは自分でできることです。

自分の仕事の効率化をはかりましょう。

仕事を効率よく進めるための前提として、職場の仕事の進め方を理解することです!

これにより、効率よい段取りが組めるようになります。

当たり前の話なのですが、仕事は仕事場に合わせてしなくてはいけません。

なので、自分の進め方ができなくて、2度手間3度手間・・・こんな失敗はあります。

例えば、あることをしようとしたらA先生の確認が必要だと言われた。

そのため、似たようなことをA先生に見てもらおうと思ったらB先生から「まだやってなかったの?」みたいに言われたり…。

こんな経験1度はありませんか?

職場によって誰に聞くのか、何を聞くのかは違うので、暗黙のルール的なところも含めて、理解に努めましょう!

郷に入れば郷に従えというやつです。

そして、次に仕事自体の効率化です。

仕事の内容から、まとめてできる方法を考えましょう。

そして、そのための道具をそろえましょう!

例えば、紙を切るときは何枚もまとめて切ったほうがはやいです。

ということは?良いはさみを買いましょう。

道具に頼ると楽です。

個人的にオススメなのは、直角定規、硬いものでも切れる良いカッターはさみ、細かい作業に向いている薄刃のカッターです。

まとめてできる方法を考え、それをするための道具をそろえておくと、何年も使えるので楽ですよ!

仕事には妥協も大事

完璧を目指して仕事をするのは良いことですが、実はどこで妥協するか?ということはとても大事です。

人員と時間は限られているからです。

特に作り物なんかはこだわっているとキリがありませんよね。

まずは80%目指してさささっと作ってしまいましょう。

大体できたら、あとどこをしっかりやるか?を考えましょう。

そうすると完成の全体が見えてきているので、しっかり詰めるところが見えます。

それは逆にこだわらなくてもいいところも見えるということです。

そもそも持ち帰り仕事を平気でさせる園には就職しない

運営方針に勝るものなし!

持ち帰りの仕事をさせるかさせないか、最初の調査でもお伝えしたように、まったくないところは5%です。

しかし、持ち帰りを減らそう、改善しようとしているかどうかがポイントなんです。

多くの人が仕事をする期間は、1年や2年だけではなく、もっと長い年数でしょう。

長期的にみて、ちゃんと改善しよう!としている園は、これから改善されていきます。

保育士のニーズがあって、問題が表面化してきている今、改善するところは改善します。

だから、今は0%ではないかもしれませんが、ちゃんと職員を大切にしよう!という職場に就職することが大切なんです。

園の見学に行ったとき、やたら壁面の制作は立派ではないか?

あまりにも綺麗すぎないか?

ちょっとチェックしておくとよいでしょう。

私の予想なのですが、これから古い体質の園と、どんどん改革していく園、二極化されていくと思います。

というのは、補助金の加算があっても、外からのチェックを全国的にしようという流れにはならないからです。

持ち帰りはやめよう、サービス残業はやめようという意識の高い園がある一方で、できない仕事はサービス残業、持ち帰り、自己犠牲は当たり前で、経営陣はウハウハ・・・

こんな予想がされます。というか、今も現にこうなってきています。

長い年月を見れば変わっていくのかもしれませんが、先の10年くらいはこうなりそうです。

それでも減らないなら

上司に掛け合う

上司に仕事内容の負担や分担について相談してみましょう。

上司に「持ち帰り仕事したくないです!」と手ぶらで交渉しても、進展しません。

話に説得力をもたせるために、ちゃんとした資料を用意して、臨みましょう!

まずは記録をつけましょう。

  1. 持ち帰りor残業した日付時間
  2. 持ち帰りor残業の内容
  3. どうして残業or持ち帰り仕事をしたか?理由

この3つです。

これらをもとに、上司に相談してみましょう。

「何でそんな時間がかかったのか?」ということを上司は話してくるはずです。

やり方が悪かった、こういう省略の仕方もある、それは仕方なかった、〇●さんにも言っておくなど・・・

対案を何らかの形でもらえるはずです!

しかし、こんないい上司ばかりではありませんよね。

「は?それくらいちゃんとしなさいよ」

「自分で考えればいいでしょう」

などの困った上司の場合は・・・・・次を見てください!

ユニオンや労働基準監督署に掛け合う

上司に相談したときに精神論や取り合ってくれない場合は、ユニオンや労働基準監督署に相談するのも手です!

ユニオン

ユニオンは労働組合団体です。

何をしているの?ということですが、平たく言うと労働関係の相談にのってくれて、会社宛てに「ちゃんと残業代払いなさいよ」と交渉してくれる団体です。

団体に入ると、無料での相談を受けてくれるので、おすすめします!

労働基準監督署よりも社会的な権限は弱いですが、時間関係なく相談を受けてくれるので、まずはこちらで相談→どうすればいいかを教えてもらうという流れが良いかと思います。

労働基準監督署

こちらは国が設置している労働問題に関して、相談や会社に勧告をしてくれる組織です。

全国あちこちあるので、1番近い労働基準監督署に相談してみてください。

こちらは労働基準法に関することならなんでも相談できます。

逆にパワハラや職場いじめなどのことは範囲外です。

園が残業代を払ってくれない、持ち帰り仕事をさせられるという相談ならば、記録を持っていきましょう。

相談にのってくれます。

ただ、こちらは土日休みなので、平日休みをとって相談にいくことが条件です。

転職する

相談するのも、もめるのもなんだか面倒だ・・・という人!

転職しましょう。

近年、持ち帰りなし、残業少なめ、残業代全額支給を売りにしている園もたくさんあります。

主に関東圏では顕著です。

精神論で保育士を使い捨てにするような園からはおさらばして、しっかりした園に転職するというのも一つの手です。

あと、正社員ではなく、パートタイムやアルバイトでとりあえず働いてみるという手もあります。

まずはバイトで経験してみて、よければ正社員になってみるというのも堅実な選択肢です。

まとめ

全国で90%近くの保育士が持ち帰り仕事をしています。

現状は保育士の持ち帰り仕事によって成り立っているのかもしれません。

しかし!今まではただ単に仕方ないとあきらめていたこの問題も、必ず動けば変わる日が来ます。

プライベートの時間も確保されない、割に合わない保育士の仕事ですが、割に合う仕事になるように、我々保育士の働きかけが大事になってきています。

我々保育士のために、理不尽な当たり前を当たり前じゃなくしていきましょう!

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