保育士は休憩時間が本当にないの?理想の休憩の過ごし方をしっかりと確保する方法

   

保育士は休憩時間が本当にないの?理想の休憩の過ごし方をしっかりと確保する方法

こんにちは!モモンガ(自然大好き保育士)です!

保育士は休憩時間に連絡帳書いたり会議するなど、実質ないのが当たり前な現状です。

今回はそんな保育士の休憩について実態調査、本来どうあるべきか?

理想に近づくためにはどうすればいいか?あなたが今すぐできることも紹介します!

保育士の休憩について徹底調査しました

保育士は休憩がとれてない場合が圧倒的に多いようです。

その実態をできる限り調査しました!

最初によくある休憩の質問に軽く答えたあと、調べに調べた休憩の実態をご紹介し、ありえない休憩についても詳しく言及します!

まず最初に、よくある休憩Q&A!

休憩について、まずはよくある質問にサクッと答えます!

子どもと一緒にお昼ご飯食べていたら休憩?

休憩ではありません。

子どもと一緒に昼食をとるとき、保育士は子どもの安全を見たり、食事の指導したり、配膳指導したりと忙しく働いています。

それに、一緒に食事する理由としては信頼関係を築くねらいがあります。

思いっきり仕事をしているので、休憩とは到底呼べません。

「こんなの休憩とはいえない!という休憩」で詳しく書いているので、ご覧ください!

午睡時間は休憩?

休憩時間をとれるチャンスではあると思いますが、連絡帳を書くなどの作業していては休憩とは呼べません。

同様に、寝ている子どもを見守りながらの休憩はありえません。

子どもの安全を確認する仕事をしています。

休憩とは到底呼べません。

「こんなの休憩とはいえない!という休憩」で詳しく書いているので、ご覧ください!

遠足とか行事の日ってどうしてる?

遠足や行事の日は、実質無い園も多いです。

例えばバス移動の遠足では、朝から園に帰るまで、ノンストップで働きます。

どう頑張っても休憩できるタイミングがないわけですね。

この場合は、園に帰ってから休憩ということになるか、この日だけは休憩がない・・・ということになります。

1日のことですので、目をつむるというケースが多いです。

休憩の実態!そもそも休憩時間が与えられているか

公立は取れている割合が高いが、私立は取れていない場合が圧倒的に多いという結論です。

公立では休憩時間がまわるように職員を雇用し、常駐させていたり、工夫があるところが多いです。

自治体からの予算がつけられるので、可能なようです。

私立では限られた予算の中、保育士を雇う余裕がないというところ(補助金が少ない地域)は人が雇えず、現場の保育士は休憩を交代でとるか、休憩がないところが多いようです。

補助金が出る地域であっても、園長がケチで人を雇わない、主任やリーダーのような上司が仕事を言い渡してきて休憩時間がないところも多いようです。

これは人災ですね。

しかしながら、最近は休憩室を設ける、残業代は支給するなどの動きが関東を中心にありまして、10年前に比べると少しずつマシになってきているようです。

その理由として、本当に最近の話ですが、補助金を上げたり、ちゃんと補助金が正しく使われているか行政がチェックしたり、外部からの目が入るようになってきたからです。

休憩の実態!休憩時間の長さについて

公立私立にかかわらず、時間が少ないという苦情はあまりなく、とれているところは割と100%近くとっていて、とれていないところは0%、つまり全くとっていないか、さっとお茶飲んで終わりという現状のようです。

保育士は基本的に7時間~8時間の労働です。

ということで、最低1日に45分~1時間の休憩が必要なわけです。

休憩をとるタイミングとして、午睡時になります。

午睡の時も子どもが乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)になっていないかチェックしたり、子どもが体調不良によって突然嘔吐しないかどうかなど、見守りが必要なので、交代の休憩が必要となります。

子どもが寝ている間の13時~15時に交代で休憩をとるわけです。

ここで業務量の多い園なら、休憩時間を雑務時間にあてることで、休憩時間は消滅します。

業務量が少ない園でも、上の人の采配で「会議しまーす」「きれいに掃除しまーす」みたいな人災で休憩時間が消滅することもあります。

突然の保護者のお迎えにより、対応することで取れなくなる日など、突発的なことはあります。

つまり、業務量が適切で、上司や園長が職員の労働条件に関心がある園が、休憩時間をとれるとちゃんと取れるといえます。

休憩の実態!休憩時間の過ごし方

実態をまとめると

  • 休憩室があって、休憩がとれる園では比較的ゆっくりできる。
  • 休憩室がなく、職員室で休憩がとれる園では、緊張感はあるがまぁ、一応保育からは離れられる。しかし繁忙期はこの限りではない。
  • 休憩室があろうがなかろうが休憩がない園では、職員みんな仕事に追われている。

という感じです。では、詳しく見ていきましょう!

休憩時間が取れるかつ休憩室がある園なら「ゆっくりおやつの時間」「雑談している(子どもや仕事の話が主)」「スマホいじり」「昼寝」とゆったりしているようです。

しかしながら、休憩室がなく、事務室(職員室)を休憩室として使っている園では、仕事をしているほかの保育士を尻目に休憩はとりにくいが、一応時間として規定されており、与えられてはいるところもありました。

休憩時間がとれない多くの保育園では、連絡帳の記入、掃除、制作物の用意、会議、研修記録などの書類作業が多くみられました。

こんなの休憩とはいえない!という休憩

子どもとの昼食が休憩

「子どもとお昼一緒に食べているでしょ?」という信じられない休憩時間のカウントの仕方です。

この発想が出る原因として、世間一般に休憩=お昼休憩、つまり昼食時間としてカウントされているからだと思います。

ここから当たり前のことを書きますが、ご飯を子どもと一緒に食べることは大事な仕事です。

顔を合わせて「おいしいね」と子どもとの信頼関係を築く意味もありますし、子どもの食べてる様子を見て、「お箸はこう持つんだよ」「苦手なものでもちょっとだけ頑張って食べてみよう」などの指導もします。

こんな理由を言い訳として使うにも、こんな発想が出てくる時点で保育の知識や信念が無さすぎる人間だというのが分かります。

怖いことに、これ公立の園でもある話です。

公立は園長こそ責任者としていますが、休みの時間や給料といったシステムを決めているのは平たく言うと役所です。

役所の人は現場を知らないので、勤務条件が記された書類に平気で「12:00~12:45まで休憩」と設定します。

もちろん、園長が「おいおいちょっとまてよ~」とツッコミを入れるわけですが、役所仕事は「議会→採決」と遅いのが特徴で、反映されるまでに半年平気でかかるわけです。

もう一つ、稀にあるケースをお話しします。

公立では年功序列で園長になれるので、園長にそぐわない、ワンマン的な人がなると「お昼休みはこう設定されているけど現場は違うのよ~ 昔からそうしてきた!」のような感じで、お昼休みが子どもとの昼食時に設定され、実質職員は休憩がとれないという状態に陥ることだってあります。

結構田舎にありがちなことです。もちろん現場を知らない役所は知らんぷりです。

仕事がなく、保育士の給料も安い田舎では、公務員は高給取りです。

なので、園長や上司に逆らったりは基本しません。

ちなみに、誰かが声をあげて訴えたりすると「誰の責任で~」という醜い争いが始まります。

ちょっと話がそれました。

まとめると、子どもと昼食を食べる時間は、安全を見守り、情緒面の育成と生活習慣指導をする仕事時間なので、休憩には絶対入らないです。

それにも関わらず、1部のダメな園が主張しているということです。

子どもの昼寝を見守っているのは休憩

これはほとんどの保育園、あてはまるんじゃないでしょうか?

もちろんこれも休憩ではないです。

子どもが急に体調を悪化させ、嘔吐しないかどうか、乳幼児突然死症候群(突然顔面蒼白になり、そのまま呼吸停止、5分で死に至ります)は起きないか、子どもが途中で起きてしまって困ったことにならないかなど、子どもの安全を見守る時間です。

もしこれが休憩とみなされるなら、ビルの中の警備員は何か起こらない限り、待機しているときが全部休憩になりますよね。

もちろんそんなバカバカしいことはありえないわけです。

にもかかわらず、ほとんどの保育園でこうなってしまっているのは、人の足りなさです。

交代要員がいないので、仕方なくそうしているらしいです。

しかしながら、こんな状態が何10年も続いているのに、多くの園が何の対策も、訴えも起こさなかったから当たり前になってきて、今に至るわけです(最近やっと声をあげはじめましたが)。

午睡中というのは、比較的平和な時間です。

園にもよるかもしれませんが、まぁ、ほぼ95%何も起こりません。やることもありません。

なので、いつの間にか見守り=ほかの時間よりもすることがない=じゃぁ休憩でもいいよねっていう図式が無意識のうちに成り立ってきたのかなと思います。

職員室で仕事をしながら

職員室で制作などの作り物や、書類作業、数を数えたり、保育で使う素材を外注したり・・・

休憩時間にこれらの作業をしているのは、休憩とは言えません。

やっていることは全部仕事で使うものです。つまり仕事の用意や片付け、反省なわけです。

グレーゾーンではなく、完璧黒です。絶対仕事時間です。

原因は業務が多すぎてまわらない、成立しないので、休憩時間にやっているか、休憩室が事務所や職員室で、ほかの人が作業しているのを見て、休みにくい雰囲気でついつい手伝ってしまうことが習慣化しているかが多いです。

どちらにせよ、作業しているなら休憩には入りません。

休憩時間は連絡ノートを書く

現在こうせざるを得ないという園が圧倒的に多く、これもほとんどの園で見られます。

午睡の時間は連絡帳の記入時間、これは保育士やってて一般的ではないでしょうか。

子どもを交代で見て、見ていない人は掃除か、連絡帳or子どもを見ながら連絡帳ってパターンよくある話です。

しかし!これも休憩とは呼べません。

限られた職員で休憩をとれないほど雑務があり、「やること考えたら休憩なんてあたえられないよ!」というのが一般化し、こうなったのでしょうが、これは絶対何とかすべきです。

ここからは私の考えになります。

よく学校には用務員が設置されています。

今の、とりあえず保育はできるが、雑務が追い付かない現状を見ると、保育園でもこういった裏方の人は必要だと思います。

そうすれば子どもの保育時間中に制作の準備を進めてくれたり、事務仕事をやってもらえるわけです。

男の人なら不審者に対応備えたガードマン的な存在にもなりえます。

午睡中や保育後には掃除してもらえます。

世の中には器用貧乏な人は割といて、こういった人を雇うとかなり改善されると思うのですが・・・

園外には外出禁止

これって子どもの安全上のためとか、有事の際に対応するためって言われますが、今の法律に照らし合わせると、違反です。

休憩時間は何をしてても良いようにしなければいけません。

外出も自由にしないといけないのです。

ただ、これは園としても現状難しいと思います。

ならば職員にただ言って聞かせて当たり前のようにさせるのだけではだめです。

ちゃんと法律を変えてもらうように言わなくてはいけません。

人間というのは、自分のポジションが脅かされることや、もめごとを嫌います。

なので、行政や国と喧嘩するのを極端に恐れて、そのままにしているのでしょう。

保育園は閉鎖された環境です。いつの間にか園の独自ルールが決まっていることもあるのです。

しかし!違反は違反です。

当たり前のように「外出は禁止ですから」という責任者には「それ、法律違反ですよ」とできれば教えてあげましょう。

知っててやるのと知らなくてやるのはまた違うので、何か意識的なものが変わるかもしれません。

残業を減らすために雑務を休憩中に行う

ここまで読んでいただいた読者ならばわかりますよね、はい、休憩とは言えないです!

仕事を与え、それが終わらないのは自己責任という一見納得してしまいそうなとんでも理論が横行しています。

理想の休憩

保育士は休憩時間も連絡帳書いたり、掃除したり、雑務をこなしている実態があります。

では、どんな感じが理想の休憩時間なのか?

労働基準法をもとに、理想の休憩を書いてみました。

あなたの職場がもしこうなっていたら、休憩に関してはいい職場ですよ!

労働基準法ではこうなっている

4条1項より、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、そして労働時間が8時間以下の場合は1時間以上の休憩時間を、労働時間の途中に与えなければならないと定められています。

8時間働くと、1時間以上はとらなければならないということです。

規定の時間いっぱい取れる

やはり理想の休憩は、労働基準法で定められた時間をいっぱい取れることです。

時間になったら「じゃ、休憩いってきまーす」そして、仕事に戻る5分前に「おっとそろそろ時間だな」みたいな感じが理想ですね。

保育室から出られる(休憩室で取れる)

休憩室がない保育園が多い中、休憩室でオフになれる園は最高ですね。

先生としてではなく、1個人として、のんびり過ごせれば言うことなしです。

休憩時間になったらこんな会話をするわけです。

「お菓子まだあったっけー?」

「確か●〇先生のおみやげありましたよー」

「お!楽しみだね!」

オンオフのしっかりしているこんな保育園では、仕事もはかどりそうです。

更に理想は、園の外に出てお茶が飲める

保育士って、役所へ行くが時間ない!ってこと多くないですか?

休憩時間、園の外に出れるなら、役所が近ければ用事を済ませたりすることもできます。

ちょっと役所に書類出しに行くだけなのに、有給とるのも気が引けますよね。

(実態は有給が取れなくて捨てている場合が多く、そんな考えにもならないですが)

実際、休憩時間にちょっと外出するとなると、忙しく作り物や仕事している周りに申し訳なさそうにしながら、外出することが大半だと思います。

そんなことで気を使って、働きにくさを感じるのはもったいないですよね。

「新しいケーキ屋さんできたから、休憩の時いってみようよ」

なんて会話できる保育園ってどんなに素敵でしょう!

休憩時間を取れるようにするには?

さて、休憩時間の現実と、理想をお話してきました。

では、現実で休憩時間を取るにはどうすればいいのか?

ということをお話してきます。

あなた自身が休憩を取る!という強い意思を持つ

「給料から休憩時間を引かれているんだ!休憩は取らないといけない権利だ!」

周りの人は置いといて、あなた自身今日からこう考えるようにしましょう。

あなたはこう考えていませんか?

「仕事が遅いから仕方ない」

「仕事がいっぱいだから仕方ない」

こう考えているうちは休憩をとれないでしょう。

実行に移すか移さないかはさておいて、とりあえずあなた自身が「休憩をちゃんととって、メリハリつけて働きたいんだ!」と思うことがこれから先、変えていくのに大切なのです。

日本中の保育園、もしくはあなたが出会う保育園すべてが、すぐに理想の休憩に変わるのは無理でしょう。

しかし、休憩に対する「変えたい」話がいつかあるかもしれません。

その時にあなたが「実は私もこう思っていた、ちゃんと休憩引かれているのに、休めてないのはおかしいことだよね」と即同調できると、変わるきっかけになります。

思っていないと即同調できません。「うーん、でも仕事多いしな・・・」と考えることになってしまいます。

それでは遅い場合だってあるのです。

チャンスをものにするためにも、「本来休憩を絶対とるべきなんだ」という強い意志を今日からもってください。

園全体での協力(休憩時間に他の職員を配置してくれるなど)と雰囲気が不可欠

強い意志があっても、それが通じない相手では意味がありません。

例えば、勤めている保育園の現状を見て、休憩がとれていないとします。

そうすると、次に見るところは「職員の話をちゃんと聞いてくれる園かどうか?職員集団かどうか?」です。

「上のものには絶対服従」というような園はじめ、

「保育をもっともっと!環境づくりのためには妥協は許さない!」というような園では改善は難しいと思います。

そういった園では多くはサービス残業や持ち帰りといった過重労働もさせているでしょう。

多分、人でも死なない限り、変わろうとはしないと思います。

そうなってからでは手遅れですので、職場を変えるというのをおすすめします。

逆にちゃんと職員会議などで意見を吸い上げてくれる、真剣に言える、言いやすい職場では身近な先輩らに相談してみるのも良いでしょう。

職員の話をちゃんと聞いてくれる、言えるような雰囲気づくりにしているならばもちかけるようにしましょう。

実は、妥協も必要…。

現状休憩が0として、いきなり100にするのは無理です。

まずは20分でもちゃんと休めるような環境を整えようというレベルからスタートさせましょう。

保育園には行事のような実質休憩をとることが困難な特定の日があります。

そういったときはちょっと妥協するというのも大切です。

職場の人が協力しあって、進捗していけばいいなという感じが大切です。

1歩ずつじっくり変えていこうという長い目で見ましょう。

『あまりに酷ければ』転職かも…。

サービス残業に持ち帰り仕事漬け、おまけに上は意見も聞かないワンマン経営、休憩なんかない、飲み会は強制。

こういった酷い園からはオサラバしましょう!

休憩の問題に限らず、労働基準法を著しく無視し、給料も払わずに職員を奴隷扱いする園は、長い目で見ると社会的にも害悪ですので、勤めないほうがいいです。

ブラック園が存在する理由として、その酷い条件で勤める人がいるからです。

もっとはっきり言えば、その酷いブラックな園に勤めることで、自分を傷つけながらさらに社会的に害悪なその園を助けているのです。

今保育士はニーズがあって、保育士の転職もやりやすいので、そういった園が存在しないように、転職しましょう!

まとめ

保育士の休憩は取れていない現状がほとんどです。

しかし、我々保育士が変わろうという気持ちを一人ひとり持ち、それが大多数になれば必ず変わります。

あなたもその大切な一人なんです。

今日から、「法律では取らなければいけないと決まっているし、実際休憩引かれているわけだから取らないといけないもの」という考えになりましょう!

そして、その考えが広まり、保育士の職場環境が改善されていくこと、祈っております。

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