保育園・幼稚園で大人気&おすすめの絵本を集めました。
- 学年ごとのおすすめを知りたい
- 季節感のある絵本を読んであげたい
- 子どもを引きつける絵本を読みたい
そんなニーズを抑えつつ、図書館でも借りられる、人気・定番の王道絵本を中心に選んでいます。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
月案文例も人気です♪
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【まとめ】絵本のおすすめ(保育園・幼稚園・こども園)
1ねん1くみの1にち
ねらい
- 絵本を通して小学校のイメージを持つ
- 進学への期待感を持つ
あらすじ
1ねん1くみのある一日の学校生活の様子を追った絵本です。
学校の持ち物、一日の流れ、授業の様子、給食のメニュー・・・全ページ写真形式で紹介しているのでリアルに伝わります。
子ども達や先生のセリフも入るので、まるでその場にいるような気持ちになるでしょう。
解説文
写真形式でとある一日の様子を「紹介」していく内容となっています。
「小学校はどんなところかな?」と視覚的にもイメージしやすい絵本です。写真に映る生き生きとした子ども達の表情から、学校生活の楽しい様子がきっと伝わることでしょう。
読み聞かせだけではなく、絵本コーナーなど、子ども達がいつでも手にとって読むことが出来るような場所に置いてみるのもおすすめです。
「ランドセルの色、同じだよ!」「給食、おいしそうだね!」など、子ども達の会話がより一層弾むかもしれませんね。
一ねんせいになったら
ねらい
- 小学校で新しい友だちが増える期待感を持つ
- 「いちねんせいになったら」を歌いながら楽しい雰囲気の中で見る
あらすじ
童謡でもおなじみの「一ねんせいになったら」が絵本になりました。
100人のともだち、みんな笑顔で楽しそう!
一ねんせいになったら「ともだちひゃくにん」できるといいね!
解説文
「小学校に行ったら仲良しのお友達と離れてしまう」と寂しがっている子どもはいませんか?
この絵本に出てくる「ともだち」はみんな明るい笑顔でとっても楽しそうです。
絵本を通じて「小学校に行ったらきっと新しい友達がたくさんできるよ」と子ども達に伝えられたら良いですね。
「一ねんせいになったら」をみんなで歌いながら読むのも面白いですね。
花さき山
ねらい
- 絵本を通して心の中にある「やさしい気持ち」に気付く
あらすじ
道に迷ったあやは、山に住む山ンばに出会い、一面に咲く花に気が付きます。
山ンばは、これらの花はふもとの村の人間がやさしいことをするとひとつずつ咲くのだと教えます。
自分のことよりも人のことを思うやさしさとけなげさが花になって咲くのだと。
昨日あやが妹やおっかあのことを思い咲かせた花もありました。
両親に話しても信じてもらえず、再び山ンばや花や、花さき山が見つかることはありませんでした。
けれども、あやはそのあと時々「今花さき山でおらの花が咲いているな」と思うことがありました。
解説文
黒い背景の中に色とりどりの花を表現した場面はとても美しく、心が動かされるシーンです。
余韻をもって次のページに進むのも良いでしょう。
子ども達には心の中にある「やさしい気持ち」を大切にしながら成長してほしいですね。
この話の中に出てくる「八郎」「三コ」はいずれも絵本になっています。
また、「花さき山」は歌にもありますので、日常の保育はもちろん、卒園式などで歌うのもおすすめです。
ひなまつりにおひなさまをかざるわけ
ねらい
- ひなまつりの由来を知る
- 雛人形に関心を持つ
あらすじ
おはなが大切にしていたのは、兄の三郎次が作ったももの木で作った人形。
ある日のことおはなが高熱を出し、三郎次が看病をしてもなかなか熱が下がりません。
ある晩、木の人形が三郎次に声をかけ、いかだを作り自分を川に流すよう頼みます。
三郎次はいかだを作り木の人形を乗せようとすると、人形がまるで炭火のように熱くなっていました。
先程までつらそうにしていたおはなは穏やかに眠っています。
三郎次は木の人形のそばに咲き始めていた桃の木のつぼみを置くと、川に流しました。
そしておはなは元気になりました。
おはなの病気を人形が治してくれることを知った村人たちは、女の子が生まれると木やわらで人形を作り、病気になったときには子どものからだをなでてから川に流すようになりました。
いつ頃からか、人形を流さずに飾るようになりました。
桃の花や草餅も供えまつるようになったことから、このようにひなまつりが始まったと言われています。
解説文
絵本の最終ページにはさらに詳しい解説がありますので、子ども達に説明するのも良いですね(分かりやすい言葉で伝える必要があります)。
雛人形製作の導入時に読むのもおすすめです。
子ども達も心をこめて雛人形を作ることでしょう。
ともだち
ねらい
- 「友達」の存在について改めて考える機会を持つ
あらすじ
ともだちって何だろう?
ともだちにどんなことをしたら喜んでくれるだろう?
一人ではできないことも、ともだちとならできるかな。
「ともだち」について、じっくり考えられる絵本です。
解説文
「ともだち」について深く考えさせられる絵本です。
文字自体は少なめですが、ボリュームがある絵本なので、時間に余裕がある時にじっくりと読むことをおすすめします。
始めは一回通して読んだあと、別の機会に子ども達と考えながら少しずつ読み進めていくのも良いでしょう。
最後の項目「あったことがなくても」では、それまでのイラストとは異なり、子どもの写真が載っています。
子ども達もリアルに感じ、写真の中の子どもに思いを寄せるかもしれません。
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