【3月】絵本のおすすめ【4歳児】

2020年12月11日

保育園・幼稚園で大人気&おすすめの絵本を集めました。

  • 学年ごとのおすすめを知りたい
  • 季節感のある絵本を読んであげたい
  • 子どもを引きつける絵本を読みたい

そんなニーズを抑えつつ、図書館でも借りられる、人気・定番の王道絵本を中心に選んでいます。

『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。

月案文例も人気です♪

\絵本のまとめページはこちら/

ぼちぼちいこか

ねらい

  • ユーモラスな展開を皆で楽しむ

あらすじ

「しょうぼうし」「ふなのり」「パイロット」・・・どの職業についても失敗ばかりの、重量級のカバくん。

カバくんを通じて「自分らしく考え、自分らしいペースでやっていこう」というメッセージが伝わってくるようです。

関西弁の語り口調もユーモラスです。

解説文

「関西弁」という邦訳がこの絵本をさらにユーモラスに表現しています。

子ども達が存分に楽しめるよう読み聞かせの前には下読みをし、読み進める際の自分なりの間合いやペースを把握しておくことをおすすめします。

進級に向けて「自分らしく進んでいってね」という気持ちも込められる一冊になるのではと思います。

もりのひなまつり

ねらい

  • 話の展開を想像しながら物語を楽しむ
  • ひなまつりを心待ちにするきっかけを持つ

あらすじ

家の蔵に住んでいたねずみのおばあさんの所に、ある時のねずみこどもかいから手紙が届きました。

手紙には「森のひなまつりをするので、おひなさまも一緒に連れてきて」と書かれています。

そこで箱の中に眠っていたおひなさまを出すと、一緒に森に出かけることにしました。

森で楽しくひなまつりを祝ったあと、楽しい気分で家に帰ったのですが・・・お互いの汚れた姿を見てびっくり!

おひなさまは「きっと捨てられるに違いない」と泣き出しましたが、ねずみのおばあさんがきれいに整えてくれました。

おひなさまたちはもとどおりのきれいな姿に戻り、箱の中にしまわれました。

そして翌日、家ではすましがおのおひなさまがきれいに飾られたのでした。

解説文

おひなさまはきれいに飾られているもの・・・そんなおひなさま達が動き出したら?と子ども達の想像力を駆り立てるようなお話です。

おひなさまの衣装が細やかに描かれているので、おひなさま製作の導入時にもおすすめです。

のはらのひなまつり

ねらい

  • みんなでひなまつりを祝うことを喜ぶ
  • ひなまつりを楽しみにする

あらすじ

きょうはひなまつり。

ともこはおひなさまの絵を描いていました。

きれいに飾ったら、ねこのみーやや友達のゆうくんをも呼んであげるんです。

だから今は内緒。

その時風が吹いて、色紙とおひなさまを吹き飛ばしてしまいました。

吹き飛ばされた野原では動物たちがひなまつりをするというので、ともこやみーや、ゆうくんも行くことにしました。

野原のおひなさまはたんぽぽ、それから、さっきともこが飛ばしたおひなさまも飾ってありました。

ともこたちはみんなと一緒におひなまつりを楽しみました。

解説文

ともこが作ったおひなさまと、たんぽぽのおひなさまが一緒に並んで愛らしい雰囲気が伝わってきます。

もし散歩の途中でたんぽぽを見つけたら、摘んでおひなさまにするのも素敵ですね。

子ども達の作ったおひなさまの作品の横に並べると、よりこの絵本の世界観を味わうことが出来るかもしれません。

この絵本のように、楽しく明るい雰囲気の中でひなまつりを楽しみたいですね。

まゆとりゅう

ねらい

  • 絵本を通して春の訪れを知る
  • 春の事象に興味を持つ

あらすじ

北のお山にやまんばと娘のまゆが住んでいました。

ある冷たい春の朝、溶け始めた雪山からひとすじの黒い地面がりゅうのように顔をのぞかせているのを見つけました。

毎年山に春の「りゅう」が現れるとお客さんがやってくることになっていたので、まゆとやまんばはお客様を迎える準備をしました。

すると、空から不思議な音とともに本物のりゅうが現れたのです。

そして、その横にはちっちゃな子どものりゅうが。

お客様へのおもてなしが終わると、みんなで仕事にでかけます。

やまんばとまゆは、それぞれ親子のりゅうの背中に乗り、りゅうは雨を降らせ、やまんばとまゆは春の訪れをみんなに知らせました。

やがて雨が止むと、雪解けの山に降り、さよならと来年会う約束をして別れたのでした。

解説文

春の訪れを知らせる「春雷」。

この絵本では「りゅう」が春の訪れを知らせてくれます。

りゅうの吠える声は雷のよう。

天気の悪い日に読んだ後で、「ここにもりゅうが来るかな?」と子ども達と空を眺めてみるのも良いですね。

ともだちや

ねらい

  • ともだちについて考える機会を持つ

あらすじ

キツネがともだちやさんを始めました。

一時間ひゃくえんでともだちになってあげるのです。

「ともだちやです。ともかちはいりませんか」と呼び込みます。

ところがウズラのおかあさんには「あかちゃんが眠ったばかり」と言われるし、お客さんのクマから好きではないイチゴをすすめられるし・・・

すっかり元気のないキツネを呼び止めたのはオオカミでした。

オオカミはトランプの相手をするよう話します。

トランプを終えたキツネはオオカミからお代をもらおうとしたのですが、

「おまえはともだちからかねをとるのか。それがほんとうのともだちか」と怒ります。

オオカミはともだちやを呼んだのではなく、ともだちとしてキツネを呼んだのでした。

帰り道、キツネはスキップしながら帰ります。

「ともだちはいりませんか。なんじかんでも、まいにちでもただです」と呼びかけながら。

解説文

本当のともだちってなあに?と考えさせられる絵本です。

絵本を読み終わったあとに子ども達と「本当のともだちってなんだろう?」と話し合ってみるのも良いですね。

子ども達から面白い答えが返ってくるかもしれませんね。

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ままりん

ほいくのおまもり管理人の妻。ほいくのおまもりでは、『お悩み相談』と『絵本記事』を主に担当しています。 幼稚園でアルバイト2年、正職員6年、保育園で保育士3年。その後、結婚を機に退職し3児の母に。2021年9月から再びパート保育士として復帰しました。その他に、夢の国のキャストや大手監査法人で事務職を2年半経験。買い物が大好きで、セールの季節はそわそわしています。

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