こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回はミラクス保育で転職をした人の体験談。辛い保育環境の中で、一度は子どものことを可愛いと思えなくなってしまいます。しかし！転職をすることで、再び笑顔を取り戻し、子どもの魅力に気がつきます。
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もくじ
転職前の仕事｜新人指導もする４年目の常勤保育士
当時は保育士４年目、株式会社の保育園で１歳児クラスを担当していました。
２年目の時に系列の保育園内にて移動になり新規開設園に行くことに。
そこでは私と園長以外はほぼ新人だったため、以前は教えてもらう立場だったのですが、２年目にして指導する立場になりました。
慣れないながらも新人に指導しつつ日々の保育を行っていました。
業務は保育士の人数が子どもの数に対してぎりぎりだったので、休憩もなく、とても忙しかったです。
残業代はでなかったのですが、時間内では業務が終わらないので、毎日のサービス残業が当たり前でした。
遅いときは夜の２２時までいたこともあります。持ち帰りの仕事も当たり前で、制作物、書類は保育中にはできず、持ち帰って休日も行っていました。
行事前は、日々の業務時間内では準備が終わらないため、休日にサービスで出勤する日も多くありました。
転職を決意した理由｜結婚が破談、子どもがかわいくない…
新人のミスは上司のミス、何かあるたびに園長に呼び出され私が注意を受けていました。
３年目だった私は、自分自身もわからないことが多く、新人への指導の仕方も悩むことだらけだったのですが、誰にも頼ることが出来ず、自分の中にもやもやしたものをためていました。
それに加えて、ほぼ毎日のサービス残業、帰宅後、休日の持ち帰り業務で疲れは取れず、自分自身のミスも多くなり精神的にも体力的にも追い詰められていきました。
次第にプライベートにも影響が出始め、当時、結婚を前提にお付き合いをしていた人がいたのですが、余裕のなかった私はイライラして彼にあたることが多くなり、結局、別れることになってしまいました。
別れに伴って引っ越しをすることになったのですが、園長に伝えると「どうせそうなると思ってたのよ。そんなピリピリしてる人とは付き合えないわよ。」と、プライベートにも口を出されました。
今までつらいながらも頑張ってきたのに、なんでそんなことを言われないといけないんだろう…と、すべて否定された気分になったのを今でも覚えています。
それでも子どもたちはかわいかったので、なんとか働いていたのですが、次第に通勤時に吐き気がする、お腹が痛くなるなど、健康面にも影響が出始めました。
だんだん精神面でもいっぱいいっぱいになってしまい、あんなにかわいかった子どもたちがかわいいと思えなくなってきている自分に気付き、このままじゃいけないと思い転職することに決めました。
転職活動｜自分にピッタリの保育園を紹介してもらえた！
転職を決めましたが、何から始めたらいいのか…と悩みました。
悩んだ私が１番最初にしたのは、ネットで「保育士、転職」とキーワードを入れての検索でした。
その際に、「ミラクス保育」という転職サイトを見つけ、登録してみることにしました。
対応がとても早く、夜に登録したのですが、次の日の午後には連絡が来ており驚きました。
転職活動自体が初めてで、これからどうしたらいいのか、今より悪い状況になったらどうしよう…と不安でした。
担当の方に「どうして転職しようと思ったんですか？」と聞かれ、今までのことを伝えると、「大変だったんですね…。いいところを紹介しますね！」と親身になって聞いてくださり、とても安心しました。
電話でこちらの希望（通勤時間、場所、雰囲気など）を伝えると、後日、希望に沿った保育園を数件、メールにて紹介して下さいました。
その中から２園、保育園を選んで園の見学や説明会に参加し、面接をすることになりました。
担当の方が、電話でこちらの都合のよい日を聞き、日程を組んでくださりました。
当時はまだ働いていたので、日中の連絡・応募はなかなか出来なかったので、日程を組んでいただけ、とてもありがたかったです。
１つ目の園見学では、最寄り駅で担当の方と待ち合わせて、一緒に見学する保育園に向かいました。
とても緊張していたのですが、移動中に担当の方が優しく話しかけてくれ、また、訪問する園の特徴なども教えてくださったこともあり、緊張がほぐれリラックスした状態で向かうことが出来ました。
園見学後には面接もありましたが、面接にも付き添ってくださって、とても心強かったです。
２つ目は株式会社の保育園だったこともあり、園見学はなく説明会に参加しました。
事前に担当の方がHPを教えて下さったので、保育理念や、ブログを見て保育園の雰囲気を知ることが出来た上で参加できたのもありがたかったです。
その後の面接では、園見学ができない分、自分の気持ちはしっかり伝えつつ、聞きたい事をしっかり聞くことを心がけました。
ありがたいことに２週間後には２園ともに内定をいただき、そのうち保育理念が共感できた２つ目の株式会社の保育園を選び就職しました。
スムーズに転職先をきめることができ、とても感謝しています。
この転職をするにあたって、一番不安だったのは、以前勤めていた園と同じ状況になってしまったらどうしようという部分でした。
事前に担当の方に以前働いていた保育園の状況を伝え、「保育についてたくさん学びたいので、保育経験がしっかりある方の所で働きたいです。」と自分の要望をしっかり伝えたことで、要望通りの保育園を紹介していただけたのは、とてもありがたかったです。
実際に働いてみないとわからない部分も多いと思うのですが、説明会に参加したり、園の見学が出来たことで、自分の目や耳で確かめて、雰囲気を知ることができよかったと思います。
また、面接では聞きたいことをしっかり聞き、以前の園よりもたくさんの保育の仕方を学ぶことのできる、よりよい環境で働きたいと自分の気持ちを伝えたことで希望通りの保育園に就職できたのだと思います。
新しい園で働いてみて｜また、子どもが可愛くなった！
新しく就職した保育園は新規園でした。
開園準備からみんなで意見を出し合い、力を合わせて１から園を作っていったことで絆が深まり、人間関係はとても良好でした。
全員が保育経験者だったので、いろいろな保育の仕方を学ぶことができ、保育の幅も広がりました。
以前は誰にも相談できなくて、悩みがあっても自分の中にためてばかりだったのですが、転職後は先輩や同期に気軽に相談できるようになり、本当に嬉しかったです。
また、自園以外にも系列園が多くあるため、会社が行う研修では他園の先生方と意見交換が出来たり、わからないことは系列園同士で確認できるところもよかったです。
給料面も以前よりもよくなりました。
最初の頃はどうしても残業が多くなってしまいますが、働いた分しっかりと手当もあり、また保育士同士、協力し合いつつ就労時間内で書類などの業務もできたため、持ち帰りの仕事などは、ほぼなくなりました。
そのため、プライベートにも影響がでず、自分の時間もしっかりとることができました。
何よりもうれしかったのは、一度はかわいいと思えなくなってきていた子どもたちが、またかわいいと思えるようになったことでした。
それだけでなく、以前よりも余裕をもって保育が出来るようになり、相談できる仲間もいたので話し合いながら笑顔で楽しく、子どもたちとかかわることが出来るようになりました。
残念ながら今は、子育てに専念するために退職してしまったのですが、それまでの仕事は楽しく、転職してほんとによかったです。
転職活動をしてわかったこと｜もっといい場所は必ず見つかる！
転職は一人ではできなかったと思います。
転職サイトに登録し、心強い担当の方がいたこと、実際に自分の目、耳で確かめて決めたことで、いい保育園に就職することが出来ました。
保育士の仕事は、保育をするだけではなく、書類や作り物などもあり大変な仕事です。
でも、その分達成感があり、やりがいもあります。
それだけでなく、子どもたちと関わる中で、自分自身が成長できる、素晴らしい仕事だと思うのでぜひ続けていただきたいです。
転職は先が見えない分、踏み出すのはとても不安です。でも、今、勤めている保育園が合わない、つらいと感じてるならば、もっといい場所があるはずです。
辞めるのは、決して悪い事ではないと思います。勇気を出して一歩踏み出してみるのはいかがでしょうか。
まとめ｜体験談を読んで…
子どもを可愛いと思えなくなる。
これ、辛い環境で働いてると多くの人が直面する問題です。
子どもが可愛くないなんてありえないんです。
もし、子どもを可愛いと思っていたのに、保育園で子どもがかわいく感じられなくなった。
そんなときは真っ先に、今の保育園、職場に問題があるんじゃないかと考えてみて下さい。
この方の体験談のように、環境を変えることで子どもを可愛いと思えるようになることは多いですよ。
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