こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。
保育士の夜勤が気になる。夜勤って大変なの?そんなあなたの疑問にお応えします!
ただ、元々保育士の夜勤で働く人は少ないので代わりに介護現場で10年夜勤をやっている友人にインタビューしてきました!
かなり参考になること間違いなしですよ!
夜勤のメリット、魅力
まずは夜勤の魅力を書いてみたいと思います。これは全職種に共通していること。保育士の夜勤についても参考になります。
自由時間が多い
そもそも夜勤のイメージが湧かない人が多いかもしれませんね。一般的な勤務時間、形態について書いてみたいと思います。
多くのところで、夜勤はシフトの中の一つとなっています。
出勤は夕方の17時。退勤は朝の9時。そのため、16時間勤務になります。
長い!ですね。ただ、休憩&仮眠時間が2時間程度用意されています。
実際の仕事時間は16時間から2時間を引いた14時間。それでも長いですね。
で、ここからが本題!
出勤が17時ということは、出勤するまでの時間、遊べる!
退勤が9時ということは、退勤後の時間、遊べる!
いやー、そんなことできるの?と思います。ハッキリいいましょう。若ければできる(笑)
これは実際、インタビューした友人だけではなく、他にも復数人が話していました。
朝9時終わりでそのまま遊びに行くのは厳しくても、数時間寝て、夜勤明けの夕方以降遊びに行く。なんてことは多くの夜勤経験者がやっています。
そう考えると、時間が意外とたっぷりある。それが夜勤の魅力です。
しかも、夜勤は16時間勤務ということで、丸二日分働くことになりますので、そのかわりとして、夜勤明けの翌日は休みになることがほとんどです。
ということは、
- 夜勤1日目(夜勤入り)…夕方5時まで遊べる
- 夜勤2日目(夜勤明け)…朝9時から遊べる
- 翌日3日目…1日休みで遊べる
ということです。
夜勤手当がつく
これだけ遊べるということは、自由時間が多いということで、その分給料が下がるんじゃないの?
と思うかもしれません。
ところがどっこい、実際は反対です。
普通に勤務するよりも給与は高くなることが多いです。
一番の理由は夜勤手当がつくから。
金額は園によってまちまちですが、1万円に届かないくらい。という場合が多いです。
それでも、1回を8000円と考えて、月に5回夜勤をしたら、4万円です。
保育士の月収、年収を考えると、月に4万円、年間で48万円の収入アップはかなり大きいですね。
更に夜勤の場合も、割増賃金も適用されます。
厚生労働省が出してる、次のリーフレットがわかりやすいです。
ただ、最近の保育園での正職員勤務は、処遇改善手当などがつくことがお送ります。
そのため、正職員と夜勤パートで比べると正職員のほうが給料が高いということがあります。
あくまで同じパートで比べた場合『夜勤のほうが高くなることが多い』と考えてくださいね。
仕事が楽(院内保育園の場合)
最近の夜勤のある保育園は、院内保育園、院内保育所がメジャーです。
この施設は病院関係者(医師、看護師)のお子さんをお預かりするというもの。
決して、病気の子を預かるわけではありません。
ということは、健康な子どもの夜の世話をするということ。
で、健康な子どもの夜の世話って…寝かしつけたら、寝ているだけですよね。
もちろん、0歳児など小さい子は、寝かしつけた後も夜泣きをしたりするので、そこはしっかりとケアしてあげないといけません。
でも、もう少し大きくなってくると、夜寝たら、あとは朝までぐっすりということがほとんど。
そうなってくると、仕事の大変さ、という面ではそれほどでもないということがあります。
ただ、これも施設次第のところもあって、子どもの数が多いのに、保育士が一人、もしくは少人数だと大変ですね。
逆に、子どもが少なくて保育士が多ければ手厚い保育でより楽ちんということはあります。
このあたりは、面接の時などにしっかりと確認をするべきでしょう。
夜勤の魅力まとめ
- 自由時間が多い
- 夜勤手当がつく
- 業務内容が楽(施設次第)
このようなメリットは、普通の保育園では全く期待できない大きな魅力です。
実はこういう魅力をよくわかっていて(かつ、このあと書く夜勤の大変なところを大変と思わない人は)、
夜勤専属でやりたい!という人もいるくらいなんです。
しかも夜勤ってなんだか大変そうというイメージからか、夜勤をやりたい!という人は少ないです。
そのため、夜勤の募集先は採用されやすいというメリットもあります。
夜勤のデメリット、攻略ポイント
夜勤の魅力、デメリットばかり伝えるのもフェアではありませんから、デメリットについても記載します。
体力的なきつさ
自由時間が多いと書きましたが、これはある意味睡眠時間を削って実現出来ている面があります。
それでも、20代のときはなんてことありません。睡眠時間を削って削って削りまくって、遊びまくりましょう。
ただし、30代を超えるときついって声はよく聞きます。
今回インタビューをした友人も、30代をこえてから、一日で疲れが取れなくなった…。ということを話していました。
また、これも体力的なきつさに通じるところではありますが、疲れが溜まってくると体調を崩す恐れがあります。
若ければこれについても気合で跳ね除ける!ことが可能かもしれませんが、いずれにしろずっとやれる仕事ではないのかなと思いますね。
保育スキル面での心配
夜勤での保育士スキルはある意味マニアックなスキル。
保育士として求められるのは、子どもとの関わりや園行事をしっかりと行うスキル、製作活動、音楽活動をしっかりと指導するスキル。
これらのスキルはあまり夜勤を中心とした保育士には求められません。
ということは、夜勤保育士のあと、普通の保育士になるには少しハードルが上がるということです。
反面、今はどこも保育士不足が続いていて、そういうスキルが不足していても、人間性さえ確かならば、積極的に保育士を採用したいと考えている園がほとんどです。
それくらい保育士が不足しています。あまり大きなデメリットであるとは考える必要はないでしょう。
まとめ
- 夜勤のメリットは3つ
- 自由時間が多い
- 夜勤手当がつく
- 仕事が楽(施設次第)
- 夜勤のデメリットは2つ
- 体力的なしんどさ
- 保育士スキル面の不安
メリットの3つ、デメリットの2つを比べながら、夜勤保育士を考えてみることになるでしょう。
一つ言えるのは元々、夜勤保育士が多くない、そして社会から求められているということで、やりがいのある、貴重な体験ができることは間違いないということです。
ちょっと興味があったり、話だけでも聞いてみようかなと思ったら、積極的に転職サイトを利用して情報収集をしてみてください。
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