保育士歴10年以上、現在インターナショナルスクールで5歳児担任と施設長を兼任しているRyuと申します。
これまで認可施設などにも勤めてきましたが、保育士歴の殆どをインターナショナルスクールで勤めてきたのでインターナショナルスクールにまつわる話をしていきたいと思います。
まず一言でインターナショナルスクールと言っても様々な形があります。外国人保育者が1名だけでほぼ日本語のスクール、日本語と英語どちらも大事にしているスクール、在園児ほぼ全員が外国の方のオールイングリッシュスクールなど、地域性や需要などに応じて、その内容も大きく違います。幼稚園のように14時までのお預かりをする園もあれば、19時半までのお預かりをする保育園のようなスクールまで保育内容だけでなく、形態も園によってバラバラ。自分の価値観や好きなスタイルによってスクールを選べるというのはインターナショナルスクールの大きなメリットかもしれません。
また、もう1つ私がメリットとして感じているのは職員の人間関係。勿論、国籍は違えど同じ人間なのでぶつかる事もありますが、ドロドロとした関係にはなりにくいように思います。今、私が勤めている園の人間関係は非常に良好で、全く悩みはありません。良くも悪くもハッキリと物事を伝えるので保育園の人間関係でイメージしがちな状況になりにくいのは、働く上でとても大切な事だと感じます。
そんな良好な人間関係や楽しい雰囲気を作りやすい一方で文化の違いに驚かされる事もしばしばあります。日本では子どもの前で殆どしない机に座る行為を平然としていたり、iPadなどを使って参考の動画を見せたり…。今でも文化の違いに驚くことがある程、日々新しい発見の連続です。出勤した直後にズボンの股下が破けたと言い放ち、そのまま帰宅した方もいたのは今までで一番の衝撃でした!
インターナショナルスクールと聞くと英語が必ず話せないといけないとイメージしてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。私も働き始めた時は全く話せませんでした。見知らぬ環境で働くのは不安がつきものですが、そんな不安を取り除いてくれる明るさがインターナショナルスクールにはあります。驚きの連続だからこそ日々楽しいですし、日本人だけの環境では気付けない価値観に触れられることで人間として成長出来ているように感じます。
そんな楽しいインターナショナルスクールで是非働いてみて下さい!そして一緒にインターナショナルスクール界を盛り上げていきましょう!
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