はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
=====
こんにちは、はなうたです。
先週、3月11日を迎えましたね。東日本大震災から10年が経ちました。その日、テレビでは東北を応援する歌番組が放送されていました。そこに、私が大好きだったFUNKY MONKEY BABYSが一夜限りの復活で登場したのです。素敵な歌は沢山あるのですが、その中でも私が大好きで思い入れのある歌が“あとひとつ”です。
今週のコラムは、なぜ、その歌に思い入れがあるか、ということをお話させていただきたいと思います。私は約10年前、保育園で保育補助のアルバイトをしながら、保育士の国家試験を受けていました。その頃は今とは違い、試験は年に1回、受験にかかった費用が戻ってくる、という制度も無かった為、毎回落ちた時の落胆が大きかったのを覚えています。そして気付けば合格までに4年の月日を費やしていました。
そんな苦しい日々を支えてくれた歌が“あとひとつ”です。
♪どこまで頑張ればいいんだ、ぎゅっと唇を噛みしめた♪そう簡単じゃないからこそ、夢はこんなにも輝くんだと♪泣きたいくらいの本当の夢を♪…
と、とにかく歌詞が沁みました。「どうしてこんなに頑張っているのに合格できないの?」と、努力しても報われない苦しさ。そして、夢が遠のく程光り輝いて、『保育士になりたい!』とどんどん強くなる想い。そんなぐちゃぐちゃになって押しつぶされそうな私の心を支えてくれました。
私にとっての“あとひとつ”とは、そう、試験でたった1教科合格できなかったこと。そのせいで、1度合格した教科をもう1度受け直さなおさなければならなくなりました。(合格した教科は3年間持ち越せる仕組みでした。)それから私の応援歌になったのです。
無事に合格して、今思うことは、時間をかけ苦労して資格を取ったからこそ、この約10年間、辛いことがあって職場を変え続けても“保育士”という仕事は辞めずに続けて来られたのだと思っています。だって、あんなに苦しかった日々を乗り越えてやっと取った資格。そう簡単に手放せません。「あの日々は無駄じゃなかった」そう胸を張って言える為にも。
あなたにとっての“あとひとつ”はなんですか?今現在、悩み苦しみながら何かと戦っているすべての人へ。あなたが経験した努力し続けた日々、報われない想い、悔しさ、それらは絶対無駄になりません。どうか未来の自分を信じて、夢に向かって笑顔で進んでくださいね。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
-
“叱る”より“寄り添う”その結果【はなうたの週間保育士コラム】
続きを見る
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
コラム一覧
はなうたのほっこりツイート
コラム更新のお知らせをLINEで受け取る!