保育園・幼稚園で使える行事の解説をまとめました。
天皇誕生日とは
2月23日は天皇誕生日です。
名前の通り天皇陛下の誕生日をお祝いする国民の祝日になります。
2019年4月までは元号が『平成』だったので、12月23日が天皇誕生日でしたが、同年5月に天皇陛下が変わり元号が『令和』になったため2020年から天皇誕生日が2月23日になりました。
いつから天皇誕生日をお祝いしているのか、いつから国民の祝日になったのかを説明していきますね。
成り立ち
江戸時代まで天皇陛下をお祝いする習慣がなく、当時の人も何のお祝いをすることもなかったといわれていました。
その天皇誕生日が祝日となったのは明治時代からで、昔は天皇誕生日は『天長節』という名前でした。
しかし明治元年に9月22日は明治天皇の誕生日であるため休日とすると国民に知らせたが、まったく浸透することがなかったのです。
その状態が明治3年まで続き、国がわざわざ『陛下のめでたい日をお祝いしてください』とお達しがでました。
そこから天皇誕生日は国民に浸透していったのです。
子ども達への伝え方
乳児
「2月23日は天皇誕生日です。天皇陛下はみんなが安心して暮らせるように色々な国の人とお話してくれている人なんだよ。その人の誕生日だからみんなでお祝いしようね、っていう日なんだ。みんなもお家とかでお祝いしてみてね。」
天皇陛下はどんな人かを簡単に説明してみました。
顔写真などもあると認識しやすいので用意しておいてもいいですね。
幼児
「2月23日は天皇誕生日です。みんなは天皇陛下という人を知っている?(子ども達の意見を聞く)みんなありがとうね。天皇陛下はみんなが安心して暮らせるように見守ってくれたり色々な国の人とお話をしてくれる人なんだよ。その天皇陛下の誕生日をみんなでお祝いしようという日が2月23日の”天皇誕生日”なんだ。みんなもお祝いしてみてね」
幼児でも天皇陛下はどんな人かわからない子どもが多いかもしれないので、乳児と同じようにわかりやすく解説しました。
また日頃どんな公務をしているかを説明してみてもいいかもしれませんね。
被災地訪問や海外訪問など写真とともに子ども達に伝えると、天皇陛下について関心を持ってくれるかもしれませんよ。
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