こんにちは、くまさんです。
お付き合いしている人が男性保育士。でも、男性保育士ってどんなものか全然分からないんだけど、このまま付き合っていていいの?結婚しても大丈夫?男性保育士と結婚することでのメリットはあるの?私が保育士をしていたうしさんとなぜ結婚したのか?ズバリ答えます!
男性保育士と結婚することへの不安
友達との会話の中で、お互いのお付き合いしている彼氏について話したことがおそらく一度はあるでしょう。
「保育士」はマイナーですが「男性保育士」はかなりマイナーな職業なので、
友達の彼氏も男性保育士というケースはめったにないと思います。
もしかしたら友達の彼氏の職種と比べるとかなり大きな違いがあって不安な面が出てくるかもしれませんね。
特に女性が不安になりやすいキーワードを3つ、あげてみますね。
お給料、安いんじゃ…?
結婚を意識すると相手の給与については必ず考えることと思います。
給与は残念ながら決して高いとはいえません。
保育士業界のほとんどを占めている女性保育士の給与でさえも安い安いと多くの不満が上がっているほどです。
また、女性保育士と男性保育士の給与の差はほぼないというのが現状だと言われています。
将来もずっと「保育士」なのかな…?
男性保育士の将来性が見えないのも不安のひとつだと思います。
そこそこ年齢のいった、いわゆるオジサンになっても若い女性保育士に混ざって保育をするの…?
園長になれば良いのかもしれませんが、園長になれる人はほんの一握り。
そのチャンスにめぐりあえるか、もしくは保育の現場から離れるか、はたまた現場で第一線として働き続けるか…今の段階では全く読めないのも不安をさらに煽るところだと思います。
社会経験がなさそうなんだけど…?
保育士は「子供」を相手に仕事をしているという点で、「大人」を相手に仕事をする他の職業と比べると大きく異なっているかもしれません。
保育士は名刺を交換しませんし、個室で上司はどの椅子に座ってもらうか考えるなどということはありません。
下手をすると「子供相手」=「遊んでばかり」「社会経験がなさそう」というイメージを持たれます。
また、社会経験がなさそう、ということの延長として「世間離れしてそう」というイメージもあるかもしれません。
世間のニュースよりも明日の天気や子供の様子が気になるという保育士も実際多いのではないかな、と思います。
男性保育士のメリットとは
不安な部分を最初に書き出してしまったので、「やっぱり結婚はしない方が良さそうだよね」と感じたかもしれません。
でも、決してそんなことはありません!
「男性保育士」という職業にもメリットはたくさんあるんです。
やはり保育士という職業柄、結婚して子育てをする際に大いに魅力が発揮されるでしょう。
では、メリットを4つ、お伝えしますね。
結婚後のイメージがつきやすい
保育士は書類整理を除けば大雑把に書いて「家事」「育児」のような仕事をします。
掃除をし、調理こそしませんが食事の準備、洗濯もし、子供のオムツを替えて、一緒に遊び、時には諭し、お昼寝をさせる…
これって子育て中のお母さんが家庭内で日常的にやっていることではありませんか?
保育士は仕事の中で行いますが、実生活でもそのまま活かされるものばかりです。
特に子供に関わる部分(オムツ替えなどは最たる例だと思いますが)は女性でさえも子供と関わる職業でない限り、実際に子供を産むまで経験しないことだと思います。
それでも子供を産めば「自分でやっていかないと!」という気持ちになりますが、男性の場合は女性に比べると子供に関わる時間は圧倒的に少ないので、「オレ、おむつ替えできないからよろしくね」「お昼寝ってどうやってさせるの?できないからやってね」などと逃げ腰になり、丸投げされるケースもあります。
その点男性保育士の場合は職場で日常的に行っていることなので、自分の子供を育てる立場になっても積極的に関わってくれます。(しかも手際が良いです)。
「結婚したら子供をかわいがってくれそうだな」という結婚後のイメージもよほどの人でない限り、そのまま崩れることはないですよ。
細かいところに目が行き届く
保育士は子供と関わる職業のため、日々安全に過ごせるよう危ないものは落ちていないか、子供の動きを予測して事故や怪我などの危険を防がなければと気を配っています。
常に周りにアンテナを張っている状態なわけです。
ですから予測・危機管理能力は相当なものです。
- 「今低い引き出しにスプーンやフォークをしまっているけど、そろそろ子供がイタズラするんじゃない?」
- 「そこにハサミを置いたら子供が触るんじゃない?」
- 「フライパンの取っ手は手前じゃなくて奥側にくるようにした方がいいよ。子供が触るかもよ」
くまさんの家で実際にうしさんが言っていたごく一例です。
危険に関してだけではなく、子供の成長を予測してアドバイスしてくれることも多々あります。
現在うしさん(私もですが)は保育から離れているのでブランクがあるものの、この感覚は鈍ることがありません。
これは私自身かなり助かっています。
育児の相談に積極的にのってくれる
これはかなり頼りになると思います。
世のお父さんの中には育児の相談をしても「日中仕事でいないから子供の様子もよく分からないし、相談されてもね」と話し合うことに消極的な人もいます。
また、相談された内容を深く考えず「まあいいんじゃないの?」という適当な相槌をする人もいます。
その点、男性保育士の場合は、職場で見ている子供達はどの子もいつもおとなしくおりこうさんなわけではなく、ケンカや手をあげる子もいれば、「これは困ったなあ」という行動をとる子達とも関わっています。
このようなトラブルは日常茶飯事のことなので、何か起こる度に「どうやって対応しようか」とその子に合った方法を瞬時に(時には長期的に行う場合もありますが)見つけています。
ということはトラブル慣れしているわけです。
保育士になった一年目から現在までの関わってきた子供達の性格や傾向、トラブル解決策が膨大なデータとして頭に入っていますから、自分の子に何かしらのトラブルが起きても過去のデータの中からいちばん近い解決策を選んで「これを試してみたらどう?」と提案することもできるわけです。
また、保育士は0~6歳(幼稚園など異なる場合もありますが)という幅広い年齢と一緒に過ごせる空間にいるので、当然成長の過程も見ています。
ですから今現在の子供の姿だけでなく、「何年かするとこのように育っていく」という先の姿まで見越して考えてくれる、ということも多々あるでしょう。
あと、保育園や幼稚園の先生には相談しにくいな、ということでも、身内で気軽に相談できる「先生」がいるのも強みですね。
それから自分が相談する、というだけでなく、「最近爪かみが多い気がしない?なんでだろうね」「イライラすることが増えたかなあ?身体が疲れているのかもしれないから少し早めに寝かせてみようか」など子供の変化に敏感に反応し、投げかけてくれたり提案してくれるということもあるでしょう。
「子育てって母親だけのものではなくて夫婦で協力してやるものなんだな」と実感できると思いますよ。
子供と遊んでくれる
子供と遊ぶことは保育士の十八番。
買ってきたおもちゃだけではなく、身の回りにある廃材や生活用品などを上手く使って遊びにしてしまうのはさすが!と思います。
また我が子だけでなく我が子の友達が遊びに来た場合でも同じように遊んでくれます。
自分がいなくても子供とお父さんだけで過ごすことも平気なので(子供の年齢が小さいほど「子供と二人きりはちょっと…!」と断るお父さんもいます)、安心して子供をお父さんに任せて出かけるということも出来ます。
実はいくらかわいい我が子でも四六時中一緒に過ごしているとさすがに疲れることもあるんです。
そのような時にお任せできる、というのはとてもありがたいんです。
実家になかなか頼れない、という人はより嬉しいかもしれませんね。
ちょっと失敗…なところ
最初の項目で書き出した不安要素がそのまま「失敗」と思うようになってしまう可能性があります。
給料がなかなか上がらないから、自分も子育てしながら就活しないと、という人もいるかもしれませんね。
ただ、これに関しては自分も働くことが好き!という人なら産休中の工面さえできればさほど問題ではないかもしれません。
また、世間の情報に疎くなりがちなのであれば、一緒にテレビやネットのニュースや情報番組を見るだけでも変わるかもしれません。
男性保育士という職業を選び、それにやりがいを感じているのであれば続けていけば良いとくまさんは思っています。
やはり自分のやりたいことをやった方がいきいきと過ごすことができるでしょう。
どうしても直面してしまう給料などの面については2人で話し合い、行動に移すことで納得のいく方法を見つけたら良いのではないかな、と思います。
また、将来どのように仕事をしていきたいのかというビジョンも折りに触れ話し合っていくと良いでしょう。
うしさんの記事を読んで
うしさんの記事とは、こちらのことです。→【自信を持て!】結婚したい男性保育士は「黙って俺について来い!」というべし
男性保育士は女性保育士に比べると圧倒的に人数が少ないので、その分世間の認知・理解度も少ないのではと思います。
だから出会い、その後お付き合いし結婚に向かうそれぞれの場面でも男性側が積極的に動き、アピールしていかないと(男性本人の人間性もありますが)理解を得るのが難しい、ということもあるのかもしれません。
例えば先程から何度も取り上げていますが給料の問題。
給料が少ないならどうするか。
うしさんも書いていますが「どうしよう」「困ったね」とモヤモヤしているだけではお金は増えません。
女性側も働くという考えも出て来るかもしれませんが、男性側も積極的に動いてお金を増やす方法を試してみることが必要なのかな、と思います。
うしさんの場合は積極的すぎるほどすぐに行動にうつるタイプなので、これまでに転職を3回し、今はまわりまわって再び保育に関する記事を書く、という仕事をしています。
これは一つの職業を全うしがちな保育士の中ではかなり特殊な方かもしれませんが。
それでも自分がやりたいことをやっていく方が楽しいのと同じように、うしさんにもやりたいことをやってもらいたいな、と思うわけです。
うしさんは保育から離れた後転職し、違う職種に就きましたが、「自分がやりたい仕事はこれじゃない」というジレンマが生まれ、それが強くなった頃は家庭内でも仕事のグチやため息がどうしても増えていました。
そうすると一緒に生活する側としては気を使うし、家庭の雰囲気もどことなく暗くなりがちでした。
時には仕事でやりたくないこともあります。どんな仕事でもあるでしょう。
ただ、あまりに自分を押し殺してまでやりたくないことをやり続けるのであれば、自分のやりたいことをやった方がお互いのため、家庭のために良いのかなとも思うのです。
それが保育という仕事であるのであれば、それにやりがいを持っているのであれば応援してあげてほしいな、と思います。
人生は一度きりですからね。
まとめ
男性保育士は生活を共にするパートナーとして頼りになる存在です。
子供のことをよく考えてくれ、困ったときには積極的に助けてくれる。
自分が気が付かないところにも目が行き届くので不本意な怪我が起こる前に防げたりもします。
また、男性保育士は性格的に穏やかな人が多いのでほんわかとしたあたたかい家庭を築けますね。
給料や将来など不安な面があるのであれば、いつでも話しやすい雰囲気を作っておくようにしましょう。
そして男性側にも積極的に動いてもらって不安を解消する方法を試してみましょう。
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