乳児クラス向けの個人案、文例集です。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
月案はこちら♪
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【4月・2歳児】月案・週案の文例/ねらい、養護、子どもの姿、食育など
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子どもの姿
低月齢・・・2歳1ヵ月~2歳6ヵ月
- 進級し、環境が変わったことで気持ちが不安定な様子が見られる。
- 好きな遊びを見付けて、一人で遊び込んでいる。
- 下駄箱やロッカーが変わっていることに戸惑いを感じている。
高月齢・・・2歳7ヵ月~3歳0ヵ月
- 進級したことを喜び、身の回りのことを意欲的にやろうとしている。
- ごっこ遊びを通して、簡単な言葉のやりとりを楽しんでいる。
- スプーンを使って上手に食べている。
- トイレに行くことを嫌がり、遊びを優先させようとする。
共通
- 両親が外国人で、家庭では外国語を話しているため、日本語の理解がほとんどない。
- 笑顔で登園する子どもや、泣きながら登園する子どもがいる。
- 大人の様子をよく見て真似する様子が見られる。
ねらいと内容
低月齢・・・2歳1ヵ月~2歳6ヵ月
- 進級したことを喜び、ゆったりとした環境の中で安心して過ごす。
- 好きな遊びや好きな場所を見付けて、安心できる空間を確保する。
- 保育者と一緒に下駄箱やロッカーを確認して、自分の場所が分かるようになる。
高月齢・・・2歳7ヵ月~3歳0ヵ月
- 進級したことを喜び、身の回りのことを自分でやってみる。
- 遊びを通して、保育者や他児と言葉のやりとりを楽しむ。
- スプーンを使ってこぼさずに食べる。
- トイレに行くことを習慣付け、スムーズにトイレに行けるようになる。
共通
- ジェスチャーを使ったりして、保育者や他児とコミュニケーションをとる。
- 新しい環境に慣れ、保育者や他児の顔や名前を覚える。
- 保育者の真似から、色々なことに興味を持ち、やってみようとする。
環境構成と保育者の配慮
低月齢・・・2歳1ヵ月~2歳6ヵ月
- 環境の変化による子どもの不安を受け止め、そばに寄り添い沢山スキンシップをとる。
- まだ上手に喋れない子ども同士のトラブルには、保育者が仲介に入り、気持ちを代弁していく。
- 自分のロッカーなどの場所が分かるように、一人ひとりに目印となるようなシールを貼るなど工夫する。
高月齢・・・2歳7ヵ月~3歳0ヵ月
- お支度などは十分に時間をとり、子どもたちが自分のペースでゆっくり行えるように配慮する。
- 複数の遊びを用意し、子どもたちが自分の好きな遊びを選び楽しめるよう準備をする。
- 食事では、「スプーンの使い方が上手だね」「おいしいね」と言葉を掛けて楽しく食事ができるようにする。
- 遊びたい子どもの気持ちを受け止め、トイレを無理強いするのではなく「じゃあ、これを作ったらトイレに行こうか」と、区切りを作って誘うようにしてみる。
共通
- 日本語が理解出来ない子どもには、ゆっくりと喋ったり、身振り手振りで丁寧に伝えていく。写真や絵など、視覚で理解出来るような方法も活用する。
- 環境の変化による不安な気持ちを受け止めて、泣いている時には抱きしめたり、個別の関わりができるように配慮をする。
- 子どもが「やってみたい」と思った気持ちを大切にし、お手伝いを頼んだりして楽しく達成感を感じられるようにする。
自己評価のポイント
- 在園児は前担任から一人ひとりの成長の様子を引き継ぎ、成長に応じた関わりができたか。
- 新入園児には、不安を解消できるように個別の関わりをもつことができたか。
- 時間に余裕のある活動計画を立て、子どものペースで過ごせるようにできたか。
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