こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『社会人になり6日目、夢が叶って保育士になったけどもう辞めたい』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『相手が人間であり、ましてや小さい子供達なので、うまくいかないことがあって当たり前』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
親には短大に行かせてもらったのでそう簡単に辞めたいと言えず、そういう思いから保育士を辞めたいと思ってしまい今回この場を借りて相談致しました。
ご相談内容、拝見いたしました。
人生ではじめての働くというご経験(アルバイトはあるかもしれませんが)でしょうから、戸惑うことばかりで、とても苦しいときかと思います。保育士に限らず、多くの人が同じ思いを抱えていますので、ご心配なさらないでくださいね。
ただいま、年度始めのためか多くのご相談を受けております。
お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お持たせしまして申し訳ありませんでした。
ご相談を頂いてから数日が経過しましたが、その後いかがでしょうか。
中学生から保育士を目指していらっしゃったとのことで、一途に夢を叶えたことに素敵だな、と思っております。
保育が出来る日を楽しみにしていらっしゃったのに、いざ始めてみたら思い描いたような保育ができず、悲しい思いをされていらっしゃるのですね。
回答としてこまりんさんにお伝えしたいのは、「これから一つづつ学んでいけば良い」ということ、「相手が人間であり、ましてや小さい子供達なので、うまくいかないことがあって当たり前」ということです。
ご相談内容から、こまりんさんは子供達の「嫌がっているのかな」「悲しいのかな」という気持ちを一生懸命汲み取ろうとし、心を痛める優しい方だとお見受けしました。
子供の気持ちを考えようとする姿勢は、保育士としてとても大切なことだと思います。
ですから、こまりんさんが保育士に向いていないということはありません。
どうか落ち込まず、自信を持っていただけたら、と強く思います。
子供の髪の毛を結ぼうとしたら痛がったとのことですね。
髪の毛を結ぶ時に限らず、子供に接する際は身体が小さい分、大人と関わる時よりも力を加減する必要があります。
最初は悩むこともあるかもしれませんが、これから子供達と沢山ふれあっていくでしょうから、関わっていく中で程よい力加減を身につけることが出来ると思います。
自分の髪を結ぶ時はある程度力を入れても痛みは感じませんが(自分自身で力の加減をコントロールしているから、というのもありますが)、子供の場合は少し髪が引っ張られた程度でも痛みを感じることもあるかと思います。
そのような時には「ごめんね、痛かったね」と素直に謝り、「これぐらいの強さなら大丈夫?」と子供とやりとりを交わしながら程よい力加減を覚えていけばよいのだと思いますよ。
保育という仕事は、目の前の子供達と関わると同時に、全体にも目を配る必要があります。
状況によっては抱っこをすることで自分の両手がふさがってしまい、その時間に自分がやらなければならない業務ができず、全体の活動の流れが滞ってしまうこともあります。
また、一人だけ抱っこの時間が長すぎても、他の子供達も「自分も抱っこをしてほしいな」と悲しくなったり甘えたくなったりもするかもしれません。
ですから、クラスの流れや他の子供達とのスキンシップのバランスを見ながら抱っこをしてあげると良いかもしれませんね。
抱っこをすることはいけないことだと思いません。
1歳の子供達は、まだまだスキンシップが必要ですので、抱っこやギュッと抱きしめてあげる、手をつなぐ・・・等、様々な関わり方で愛情とぬくもりを伝えてあげて下さいね。
こまりんさんはまだ保育士になって日が浅いので、保育が上手く出来ないこともあって当然だと思います。
先輩方の保育を見て「いいな」と思ったものはご自身の保育に取り入れてみたり、分からないことはどんどんと質問をしてみることも良いかと思います。
こまりんさんも子供達の気持ちや様子が分からず戸惑うのと同じように、子供達の方もこまりんさんは「どんな人かな?」「信頼できる人かな?」と子供達なりに戸惑っている時期なのだと思いますよ。
ですから、まずは子供達と仲良くなってみて下さい。
仲良くなれば子供達がそれぞれどんなことを感じ、どのように対応してほしいのかが分かってくるかと思います。
そして、子供達も「こまりん先生は一緒にいて楽しい先生だな」と思ってくれれば信頼関係も出来上がってくるでしょうし、保育もしやすくなってくるかと思いますよ。
ですから、もう少しだけ続けてみることは難しいでしょうか。
いきなり完璧な保育を目指さず、小さな事でも一つ出来たらご自身をしっかりと認めていくことで、お気持ちが楽になれるかもしれませんね。
当方のサイトで、一年目がぶつかる悩みについて記載している記事があります。
こまりんさんのお悩みに寄り添えるのではないかと思いましたので、よろしかったらご覧下さいね。
不安なことがありましたらいつでもお伺いしますので、お気軽にいらして下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
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