1年目、連絡帳にどこまで書けばいいかわかりません【第448回|保育士お悩み相談】

2020年5月26日

こんにちは、ほいくのおまもりです。

今回の相談者からのお悩みは、『一年目です。連絡帳に出来事をそのまま書きましたが、良かったのでしょうか?』というご相談。

回答者のほいくのおまもりは『今回の出来事については「砂遊びを楽しんだこと」までを書けば良かったのではと考えます』とアドバイス。

どうぞ、御覧ください。

保育士お悩み相談(LINE)

こまりん
【性別】女性
【年齢】20代
【保育士経験年数】新人
【相談文】
2歳児クラスです。昨日のことなんですが、連絡帳を書いています。何を書けばいいかわからず、先輩に聞いてそのまま言われたことを書きました。昨日は、砂場遊びをしていました。砂を口に入れそうになっていた子の連絡帳に「砂場遊びをしていて口に砂を入れそうになっていたので気をつけて見ていきます」と書きました。そのまま過ぎましたか?最後にこれでいいか確認しなかったわたしも悪かったのですが、これでよかったか不安でいっぱいです。月曜日怒られそうで怖いです。
ほいくのおまもり
こんばんは。

こまりんさんのご相談文を読ませていただきました。

連絡帳で書かれた内容について、気になっていらっしゃるのですね。
少しでもお役に立てるよう、返信を考えたいと思います。

お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。

ほいくのおまもり
おはようございます。

お待たせいたしました。
連絡帳では何を書けば良いのかと不安になりますよね。
おそらく実習でも経験のなかったことでしょうし、初めての試みで分からないこともあるでしょう。
当方も新人の際に保護者への伝え方で悩み、苦い思いをした経験がありますので、お気持ちはとても良く分かりますよ。

【一年目です。連絡帳に出来事をそのまま書きましたが、良かったのでしょうか?】とのご相談につきまして、当方の回答としましては、【今回の出来事については「砂遊びを楽しんだこと」までを書けば良かったのではと考えます】。

連絡帳にはその日の子どもの姿を記すことで、普段保育を見ることのない保護者にどのように過ごしていたかを伝えることが出来ます。
一方で、文字は言葉と違って紙に残るものであり、記した相手の表情が分かりません。
会話ですと分からないことや不安なことは尋ね、その場で解消することが出来ますが、連絡帳の場合は帰宅した後読むでしょうから、内容を読んで不安に感じたとしても、尋ねることが出来るのは翌日(または休み明け)になってしまいますね。
ですから、連絡帳には保護者に不安が残らないよう、配慮しながら記すと良いかもしれません。
連絡帳を書く際には、保護者の立場になって「読んだ時にどのような気持ちになるか」を考えると良いでしょう。

連絡帳は書くほどにコツをつかめるようになると感じます。
書き方が心配な時には先輩に見てもらうことで「どのような書き方が望ましいのか」アドバイスをもらえるのではと思いますよ。

今回の出来事については「砂遊びを楽しんだ」のであれば、どのような遊びをしていたのかを書くと保護者もその時の子どもの姿がイメージ出来るでしょう。
様子を見ていた先輩に「砂場でどんな遊びをしていましたか?」と尋ねるのも良いですね。
「口に砂を入れそうになった」ことについては、実際に口に砂を入れていないのであれば、書かなくても良いかもしれません。
書くことで「本当に食べなかったかしら?」とかえって不安に感じる保護者もいるかもしれませんものね。
もし書く必要があると感じたのであれば、「どのような場面で口に入れそうになったのか」「どのように気をつけていくのか」を書くと良いでしょう。
具体的に書くことで、保護者も安心して子どもを預けて下さるのではと思いますよ。

先輩の先生が万が一保護者に質問された際に答えに困らないよう、今回の記載内容については伝えておくと良いかもしれません。
保護者へのフォローが必要かどうかも確認しておくのも良いでしょう。
不安でいっぱいのことと思いますが、この経験で一つ学ぶ機会が得られたと感じます。
どうか前向きに捉えて頂けましたら幸いです。

こまりん
ありがとうございます!毎日が不安で、先生たちとも距離をつめることが難しく、何回も同じことを聞いたら悪いかと思ってしまって、保護者の立場を考えることが足りませんでした。
丁寧に教えてくださり、助かりました。ありがとうございます。
ほいくのおまもり
こちらこそ早々の返信をありがとうございます。

保育の仕事を始めてまだ日が経っていませんから、不安なお気持ちになりますよね。
職場の先輩方との付き合い方に悩むのもごもっともだと思います。
まずはすすんで挨拶をしてみてはいかがでしょうか。
そして、明るい表情は相手にプラスの印象を持ってもらえるでしょうから、笑顔も大切ですね。

「分かったつもり」がミスにつながります。
ですから分からないことはどんどんと質問しても良いのですよ。
先輩方もこまりんさんが保育士として成長されるよう助けて下さると思いますよ。
教えてもらった際には「ありがとう」としっかり感謝の気持ちを伝えることで、先輩も「また教えてあげよう」という気持ちになるでしょう。

これからも頑張って下さいね。
もし不安なことがありましたらいつでもいらして下さいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ままりん

ほいくのおまもり管理人の妻。ほいくのおまもりでは、『お悩み相談』と『絵本記事』を主に担当しています。 幼稚園でアルバイト2年、正職員6年、保育園で保育士3年。その後、結婚を機に退職し3児の母に。2021年9月から再びパート保育士として復帰しました。その他に、夢の国のキャストや大手監査法人で事務職を2年半経験。買い物が大好きで、セールの季節はそわそわしています。

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