はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
保育園によって保育のやり方も雰囲気も、責任の重さも全く異なりますよね。私が以前働いていた保育園は担当制保育を導入していて、子どもや保護者との深い関わりが求められました。
“子ども第一”の保育園。その分職員一人に対する仕事量や責任が重く、正直、大変だと思うことも沢山ありました。でも、大変だからこそ、沢山悩んでみんなで協力して一生懸命に作り上げていく保育。それはそれはやりがいがあり、子どもたちから楽しさも喜びも沢山もらった良い思い出です。
逆に、今働いている保育園は担任制が無く、毎日いろんなクラスを順番に担当します。リーダーも居らず、“子どもも大人も楽にいこう”というスタンスです。郷に入っては郷に従え、入職してしばらくは保育園のやり方や雰囲気に合わせて働いていました。
本当は「こんな保育がやりたい!」「もっと子どもたちにこうしてあげたい。」と思うことが色々ありましたが、入職して早々自分の意見をバリバリ言えるほど私は強くありません。「子どもが笑顔ならそれでいっか。」と自分に言い聞かせる日々が続きました。
そうやって諦めることに慣れてきた頃、自分が無気力化し、保育が楽しくなくなっていることに気付きました。周りの先生たちに合わせて“何でもいいや”で動いていた私。「先生はいつもおだやかで癒やされる」なんて言われていましたが、それって、ただ自分を押し殺していただけだったんですよね。
このままではだめになる!と我に返った私。少しずつ自分の意見を言うように心掛けることにしました。「(準備や片付けなど)大変なことはやめようね」と言われますが、“こんなことしたら楽しそう”と思いついたらどんどん発信する。環境設定に疑問を感じたらやんわり伝えたり、そっと直す。「これはどうしてこうなんですか?」と聞いてみて、「よく分からないけど昔からこうなんだよね」と言われたら、「こうしたらどうでしょう?」と提案してみる。
そんなことをやっているうちに、また保育が楽しくなってきました。仕事が楽=楽しいとは限らないんだなと感じた出来事です。
自分の意見を言わずに周りに合わせることは楽で簡単です。でも、それって“楽しい”ですか?あなたの保育への熱い想いを押し殺していませんか?
私は、自分の意見を言うことで周りの先生たちにどう思われるか、少し不安です。ですが、周りに合わせて自分を見失うのはもう嫌なので勇気を出して変わっていきたいと思います。同じ思いを持っている方がいるとしたら、共に進んでいきましょう。子どもたちも、あなたも笑顔でいられる未来に向かって。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
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子どもの興味から広がる保育~手作り金メダル~【はなうたの週間保育士コラム】
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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