はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
私は4月から新しい職場で働いています。そこで出会った若手の保育士さんのお話しです。
楽しいことを考えるのがとっても上手で、毎日子どもたちと何して遊ぼうか、とアレコレ考え一緒になって楽しむ姿が印象的な可愛い先生。ただ、「これがやりたい!」というアイデアと行動力は素晴らしいのですが、ほんの少し、計画性に欠けていました。
例えば、泥遊びがしたい!となった時、事前準備なく遊び始め、どの程度まで汚れてもいいのか、保育士間で共有できていないので、子どもは全身泥だらけ、靴までビチョビチョ…なんて日もありました。汚れた服はどうするのか?そのまま返す?手洗い?それとも洗濯?それも処理方法が定まっていなかったので、職員によって対応は様々。正直、保護者の方から苦情が来ないかドキドキする日もありました。
また、泥遊びの片付けや着替えに時間が掛かり、給食やお昼寝の時間が遅くなる日もありました。一緒に組んでいた私はヒヤヒヤ、でも、周りの先生たちは頭ごなしに「こんなに汚しちゃったの?!」「時間もこんなに過ぎてどうするの?」と叱ったりしません。さり気なく手が空いてる先生が後処理を手伝ってくれたり、「あらー、沢山遊んできたのね。」と苦笑いする程度。
私も、その先生の楽しいことを考えたり、子どもと一緒になって楽しむ姿勢はとても素敵だと思っているので、大切に伸ばしつつ、でも、保護者や一緒に保育する先生たちの負担は減らしていきたいと思っています。「こうしたらどうでしょう?」と、スムーズに保育ができるような方法を提案してみたり、「今11時ですね!」と、さり気なく時間を伝えてみたりしました。
そしてある日のお昼寝中。先生たちで『泥遊び、どの程度まで遊ばせるか?』の話になりました。先輩の先生たちは、「泥遊びを思いっきりさせてあげる経験はとても大切。でも、どの程度まで汚していいかはもう少し考えた方がいいね。」と、優しく若手の先生に伝えていました。それを聞いていた先生。「そうですね!ありがとうございます!」と、素直にアドバイスを受け入れていました。
私はまだ今の園に入社したばかりですが、若手の先生に、やりたいことをやらせてあげる姿勢。口出しせずしばらく見守るあたたかさ。そして、改善点があればみんなで相談できる関係性。そんな環境がとても素敵だなと思いました。
あなたは誰かに保育を否定されたりしていませんか?
頭ごなしに否定されたり、理不尽にダメ出しされたりすると、自信が無くなります。そんな時は子どもたちの顔を見てみてください。笑っていますか?楽しそうですか?もしそうならきっとあなたの保育は大丈夫です。アドバイスや為になる指摘は受け入れつつ、あなたらしさを大切に、楽しく保育をしていきましょう。
さーて、明日は何して遊ぼうかな♪
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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