こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『他業種から保育士になりました。先輩方からの指摘が多く、周りからどのように評価をされているのかとても気になります』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『周りの評価が気になるお気持ちは良く分かります。まずは子供達が楽しく生活出来るよう業務を覚えることに集中すると良いかもしれませんね』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】40代
【保育士経験年数】1年
【相談文】周りの評価が気になります。私は他業種から転職し、保育士になりました。まだまだ経験が浅いためなかなか周りの緒先輩方に教えていただきながらの毎日です。毎日緒先輩がたからの指摘事項が多く、とっさの判断もできないことが多いため毎日帰り道に泣きながら帰っています。保育園は以前の職場とは違い、職員数も少ないため、休憩になるといつも誰かが誰かの悪口や批判をしているのが目立ち、私の仕事ぶりは周囲にどんな風に映っているのだろうととても気になってしまいます。失敗したときに謝ると「毎日そんなに謝っていたら保育士続けていけないよ!」と言われる始末。本当に毎日自己嫌悪に陥り辛いです。自分の子供にも悪影響が出る前に気持ちが楽になりたいです。
ご相談内容、拝見いたしました。
他業種から保育士になったとのことで、以前の職業とは大きく異なる部分もあり、慣れないこと・戸惑うこともあるのではと感じます。
また、悪口や批判が多い職場とのことですので、「自分も何か言われているのではないか」と不安になるお気持ちはとても良く分かりますよ。
こまりんさんのつらいお気持ちが少しでも楽になるよう、当方もお役に立てたらと思っております。
ただいま多くのご相談を受けておりますため、おつらい中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。
こまりんさんは他業種から保育士に転職されたのですね。
当方も他業種での勤務経験があるのでよく分かりますが、保育の業務は子供と関わることがメインですので、その分イレギュラーなことも多く、とっさの判断を求められる場面が他の業種と比べても多いのではと感じます。
だからこそ難しさを感じる半面、子供達の嬉しそうな反応や、スムーズに保育が進んだ時には、よりやりがいや手応えを感じることが出来る職種なのではと思います。
【他業種から保育士になりました。先輩方からの指摘が多く、周りからどのように評価をされているのかとても気になります】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【周りの評価が気になるお気持ちは良く分かります。まずは子供達が楽しく生活出来るよう業務を覚えることに集中すると良いかもしれませんね】と考えます。
当方のお悩み相談では、こまりんさんだけではなく、他業種から保育士になられた方のお悩みが数多く寄せられています。
その中からひとつご紹介いたします。
こまりんさんのお悩みに通じる部分もあるかと思いますので、よろしかったらご覧下さいね。
先にもお伝えしましたが、保育は臨機応変な対応を求められることが多々あります。
予想外のことが起きたり、先輩から教わっていないこともその場で自分で考え、判断しなければならないこともあるでしょう。
急な対応を求められ、正しい判断が出来ずに迷ったり戸惑ったりすることもあるのではないでしょうか。
先輩方は今まで積み上げてきた経験がありますので、自分の「引き出し」の中から最適なものを選ぶことが出来るでしょうが、こまりんさんは保育士になられて間もないので、まだ「引き出し」が少ない分、選択肢も少ないのは仕方がないことだと思います。
今はまだ指摘を受ける場面もあるでしょう。
そして指摘が多いほど落ち込むでしょうし、お気持ちはとてもよく分かります。
ただ、受けた指摘を着実にご自身の糧としていくことで、こまりんさんの「引き出し」はどんどんと広がり、選択肢も増えていきます。
ですから指摘を受けた部分は、どうか「これからまだまだ伸びる」部分だと前向きに受け止めて頂けたらと思います。
また、指摘を受けると「周りの先生はどのように思っているだろうか」と不安になるお気持ちも分かります。
特にこまりんさんの職場は批判や悪口が多いようですので、「自分も何か言われるのではないだろうか」と感じることもあるかもしれません。
ただ、周りの評価を気にしていると、「職員から良い評価を得るための保育」となってしまい、本来保育を受けるべき子供達の対応が後回しになってしまうかもしれません。
気になることとは思いますが、必要以上に気に留めないように心がけ、まずは子供達が楽しく、スムーズに園生活を送れるように業務をひとつひとつ覚えることに集中して頂けたらと思います。
もしあまりにも悪口や批判が多く、風通しが悪い職場だと感じたのでしたら、折を見て、こまりんさんの雰囲気に合う園に転職するのも一つの方法かもしれません。
最後に、当方の経験からひとつお伝えいたしますね。
失敗した時にはついつい謝ることがあるかと思います。
「毎日そんなに謝っていたら保育士続けていけないよ!」と言われたとのことですが、ここで「謝る」のではなく、「ありがとう」と「感謝」の言葉に変えるだけでも相手が受け取る印象は大きく変わってくるかと思います。
謝られてばかりですと、アドバイスをしている側もアドバイスをすることが「いけないこと」のように感じてしまうかもしれません。
ですから「ありがとう」を伝えることで、相手もよりこまりんさんに寄り添ってアドバイスをしようと好意的に受け止めて下さるかもしれませんね。
こまりんさんはまだまだこれから保育士として成長されるでしょう。
いきなり大きくステップアップをすることはなかなか難しいかもしれませんが、「少しずつでも着実に伸びていこう」と前を向いて頑張って頂けたらと思います。
もしお困りの際にはいつでもいらして下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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