保育士を辞めたい、転職したい…そのときは2つの切り口で考えよう

2016年12月28日

こんにちは、ほいくのおまもりです。

保育士を辞めたい…そう思ったりするのはあなただけではないです。ここでは2つの切り口という考え方で、続けるべきか?辞めるべき(転職するべき)か?を考えてみたいと思います。

なぜ辛いの?2つの切り口

「保育士を辞めたい!」「悩みがある」「年度途中の退職も…」という気持ちになってしまったら、まずは次のことを考えてみましょう。

  • 原因が自分にあるのか?
  • 原因が周りにあるのか?

原因というとちょっと難しいかもしれません。もう少しわかりやすく書いてみます。

原因が『自分』の場合

例えば、保育士1年目で子どもたちが自分の言うことを聞いてくれない!これは全然特別なことではないです。子どもはよく悪くも素直です。

突然やってきた大人のいうこと、1から10まで素直に聞くなんて、そんなことはありえません。単純にまだまだ実力が不足しているだけです。

これから実力をつけていけばいいんです。これは「自分が原因」で保育士が嫌になってしまっている状態です。

そして原因が自分、特に「実力不足」だとしたら「もう少しだけ、続けてみませんか?」とお伝えしたいです。

特に1年目の先生は「辛い」と考える人、多いと思います。

・ちょっとだけ体験談

私自身も1年目の時は実力不足に悩まされたので、気持ちはよくわかります。

当時4、5歳児とドッチボールをしていたんですけど、一緒に組んでいるベテランの先生が、ちょっと室内に物を取りに行ったんです。

そのちょっとの隙に子どもたちが勝手なことをはじめて…。

「え?ベテランの先生がいなくなるだけでこんなに荒れちゃうの?」って自分でもビックリしました。

あと、ピアノも苦手だったので、夜中まで練習して(電子ピアノだから出来たことですね…)。

今となってはいい思い出ですけど、その時は本当に大変でした。

でも、それも本当に短い期間です。保育園での勤続年数が増えてくれば、それだけでも子どもが話を聞いてくれるようになります。

もちろん、子どもを惹きつけるための実力もついてくるので、ドンドン保育はやりやすくなります。

ピアノについても手の抜き方がわかるし、園の雰囲気、人間関係さえ良ければ、得意な先生にお願いすることだってできるようになってきます。

保護者との関係で悩んでいる人もいるかもしれません。でも、それも、経験を積めば保護者からも信頼されるようになりますよ。

繰り返します。大変なのは本当に短い期間なんです。

続ければ続けるほど保育はやりやすくなり、そうなればなるほど、子どもたちと沢山の時間を過ごすことが出来る保育という仕事はドンドンと楽しさを増していきます。

ただそうはいっても、「周りは良い人ばかり。でも実力不足で耐え切れない。出来ない自分にストレスを感じてしまっている…」ということなら、無理をし続けることもありません。

ただ、その場合もいきなり辞める、転職するのは避けましょう。勤務時間を減らしてもらう、担任から外してもらう、一緒に組む先生を変えてもらう、色々と方法があるはずですから、上司に(園長や主任、同じクラスの先生)相談してみてください。

その時は「それは困る」ということを言われるかもしれません。

でも、いきなりあなたに辞められるよりはいいはずですから、対応を考えてくれるはずです。

それと同時に、転職サイトに登録することを検討してみるといいと思います。

「続けろって言ったのに、転職サイトっておかしくない?」と思うかもしれません。

でも、転職サイトに登録していつでも転職できる=終わりが見えている状態にしておくと

「いざとなったら転職すればいい!」という心の余裕が出来るんです。

この余裕があると「もう少しだけ頑張ろう」という気になれる。そういう人は凄く多いです。

例えばランニングで「終りと言うまで走り続けろ」と言われるのはしんどいですよね。

でも「ここで終わりだよ」と言われれば、しんどくてもそこまでなんとかやりきろうと思えるものです。

転職サイトに登録することが、精神的な支えになってくれるんです。

「慣れてくるからもう少し頑張れ!」この言葉だけで頑張れる人はいいと思います。

でもやっぱり辛い…。そう思うのであれば、まずは一旦登録だけしてみることです。

保育士の転職サイトについてはコチラの記事で紹介しています→保育士の転職サイトとは?2つのメリットと便利な使い方

原因が『周り』の場合

原因が周りにある。例えばこんなことです。

  • 先輩や園長からのいじめられている。
  • 保護者があまりにもクレームが多いモンスターペアレンツである。
  • 労働環境があまりにもひどすぎて体調管理ができない(体調を崩してしまった)。

いずれも珍しい話ではありません。

このような原因が周りにある場合は、さっさとやめてしまって全く問題ありません。

年度の途中とか、周りに迷惑がかかるとか、無責任じゃないかとか、全く気にする必要がないので大丈夫です。

・もう一度体験談

私の見聞きした話で、一緒のクラスになった先生をことごとく辞めさせてしまう先生(Mさん)がいました。

Mさんは一緒に組んだ先生に対して「保育内容が悪い!」とか、「子どもが見れていない!」とか、とにかく文句をつけまくる。

そして他のクラス担任だったときはべた褒めしていた先生でも、一緒のクラスになると「こんなことも出来ないの!?あなた今まで何をやっていたの!!」といって潰してしまうんです。

あなたが辞めたい!と思うということは、今までも辛いあなたを見ても何もしてくれない上司だったのでしょう。

保育士が辞める話になると、必ずと言っていいほど「年度の途中は迷惑がかかる。辞めるなんて非常識だ!」ということです。

でも、先輩や園長からのいじめがあり、それを放っておくほうが、無責任というものです。

またモンスターペアレンツのような問題のある保護者の対応をあなただけに押し付ける。これも組織としてはありえないことです。

組織としての責任を果たしていないのですから、年度の途中でやめたら迷惑になる。なんてことは気にする必要がないのです。

自分が何も悪くないのに、女性の職場特有のドロドロ感、派閥、いじめなどに巻き込まれ、精神的に辛くなってしまうということは本当に珍しい話ではありません。

そしてそんな環境に身をおいていると、心も身体も荒んでいってしまいます。

せっかく、子どもと楽しい時間を過ごしたい!という夢を持って保育士になったのに、下らない人間関係に悩んでその夢を諦めてしまうのは本当にもったいないことです。

もう一度書きます。いじめなどが原因であれば、年度の途中であれば問答無用にやめて、転職してしまいましょう。それで全く問題ありません。

そして年度途中の転職についても、保育士の転職サイトを利用するとスムーズです。

保育士の転職サイトについてはコチラの記事で紹介しています→保育士の転職サイトとは?2つのメリットと便利な使い方

まとめ

  • 保育士を辞めたいと思ったら…原因が『私』か『周り』かを見極める
  • 『私』なら転職サイトに登録しつつ、今の職場で頑張る
  • 『周り』なら即座に辞める方向で動き出す

これをするだけで、今の状況からすぐに抜け出すことは難しくありませんよ。

「闇雲に頑張る!」というのでは、いずれ失速して、潰れてしまいます。

保育士という仕事を続けるために、転職サイトをうまく活用することを考えてみてください。

保育士の転職サイトについて詳しく見る→保育士の転職サイトとは?2つのメリットと便利な使い方

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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