こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。
今、保育士求人は東京が熱い!ということをご存知ですか?東京で保育士の仕事をするだけで年収アップだって夢ではありません!そんな東京で働く保育士の平均年収について調べてみました。東京は全国トップ3に入る高年収地域なのです!
東京の保育士の平均年収を調査しました
厚生労働省が保育士の平均年収を地域別に紹介している資料があります。
詳細は↑こちらをみてほしいのですが、ここでは大事なポイントを引用しますね。
資料の13ページにあるように全国平均は約310万円。
そして東京都の保育士の平均年収は368.6万円です。
で、この年収は高い?安い?どっちなのかといいますと。
1位が愛知県の371.6万円、2位が和歌山県の381.6万円。そして3位が東京都の368.6万円。
というわけで、東京都は全国トップ3に入る高い平均年収を実現しています。
ですから、東京都で保育士をするというだけで年収が上がる可能性がある。この事実はしっかりと頭に入れておいて下さい。
関東の他の地域と比べると?
東京が高いということはわかった。
でも、関東はどこも高いのではないの?と思うかもしれません。
それでは、関東全般の平均年収を見てみましょう。
- 東京都…368.6万円
- 神奈川県…約330万円
- 千葉県…約330万円
- 埼玉県…約310万円
- 茨城県…約310万円
- 全国平均…約310万円
- 群馬県…約290万円
- 栃木県…約290万円
東京以外に【約】とついているのは、この資料では細かい数字が掲載されていないためです。
ただ、グラフを見ると一目瞭然。
東京がダントツで高い!という結果になっています。
このことからも【関東だったら高い】ではなく【東京が高い】ということがわかります。
関東で働きたいと思ったら、東京一択なのです。
他の都市部と比べると?
東京が高いということはわかった。
でも、都市部はどこも高いのではないの?と思うかもしれません。
それでは、他都市部の平均年収を見てみましょう。
- 愛知県…371.6万円
- 東京都…368.6万円
- 大阪府…約350万円
- 神奈川県…約330万円
- 全国平均…約310万円
- 広島県…約290万円
- 北海道…約280万円
最初に書いたとおり、愛知県の平均年収は東京を上回る結果となっています。
ただ、それ以外の都市部では東京の平均年収が高い。という結果です。
しかも、広島や北海道に至っては全国平均を下回る結果ともなっています。
都市部で働きたい!と思ったときも、一番に考えるべきは東京ですね。
東京都の区による違い|補助金について
東京都は平均年収が高い地域であるということがわかりました。
それに加えて、東京23区では待機児童が一向に減らないという問題を受けて、保育士確保に向けて独自に補助金などの制度を充実させています。
世田谷区では、保育士の住宅確保支援として82,000円を上限とした家賃補助を行っています。(現在は終了している可能性ががありますので、ご確認ください)
将来の話|ますます好条件へ
そうはいっても、待機児童は随分前から話題になっているし、もう美味しい話なんかないんじゃないの?と思っているそこのあなた!
甘いですよ!
待機児童が問題になる状況はまだまだ続きます!!
なぜか?待機児童は減るどころか、まだまだ増え続けているからです。
その流れと合わせて、保育園も新設ラッシュが止まりません。
更に、これは2018年1月のニュースです。
東京新聞:ベビーシッター代補助へ 都、待機児童対策 18年度、最大9割:社会(TOKYO Web)(リンク切れ)
ベビーシッターに補助金を出すというもの。
これも元をたどると、待機児童が全く解決しない。
だから、保育園という形にとらわれない形で、待機児童を解決させるためのお金を用意したということ。
ここまでなりふりかまわず、待機児童解消に力を入れているわけです。
という状況ですから、保育士の待遇改善がますます進む可能性は非常に高いのです。
そしてそれは予算(お金)がある、東京都が一番力を入れると考えられます。
おすすめピックアップ求人
ここでは、東京にどんな求人があるのか?サンプルとして一つ、おすすめ求人をピックアップしてみます。
(掲載終了などの可能性があるため、園の名前は伏せています。興味がある方は、転職サイトに「この求人、まだある?!」と聞いてみてくださいね)
まず立地。神保町駅から徒歩2分。
これ見ただけで魅力を感じてしまうのは、私だけでしょうか。笑
神保町といえば本の街。古書店も多く、本好きにはたまりません。
あと、学生街ということもあってカレー屋さんも多いです。
超有名なボンディ 神保町本店は昔行きましたが、有名店だけあって美味でしたねー…。
話が完全にそれてしまいました。笑
駅チカということでまずは大きな魅力ですが、それだけではもちろんありません。
この記事で取り上げている年収のところもしっかりしています。
年収イメージは次の通りだそうで。
- 1年目平均:年収3,276,000円
- 5年目平均:年収3,711,000円
- 主任平均:4,478,000円
- 施設長平均:6,036,000円
施設長はちょっと現実的ではないかもしれません。が、いずれ主任になったとき、この年収はかなり魅力的ですね。
また、この保育園の運営母体は株式会社です。
その場合、福利厚生が充実することが多く…一部を抜粋してもこれだけ充実しています。
- 引越手当 引っ越し費用の半額を補助(規定あり)
- 遠隔地からの応募の方の面接交通費補助あり(規定あり)
- 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険・介護保険)
- 結婚・出産祝い金
- 出産祝い品プレゼント
- 慶弔金支給
- 退職金制度
- 海外研修旅行制度(ハワイ・ニュージーランド、2016年度実績78名・勤続年数平均4年)
海外研修なんか、魅力的過ぎて思わず飛びつきたくなりますね。笑
まとめ
- 東京の平均年収は368.6万円
- 自治体独自の補助金も多い
- 今後も待遇は良くなる可能性が極めて高い
- 魅力的な求人も多数!
同じ保育士としての仕事をするのであれば、少しでも条件がいいところで働きたい!ということは、多くの人が考えること。
そうなったときに「とりあえず、東京!」というのは安直なようで、実は賢い選択です。
まだまだ待機児童が解消されず、保育園間での人材獲得競争も激しい。
そうなると、少しでもいい条件(いい年収)で人材を確保しよう!という流れになるのも当然のこと。
これからますます、東京で働く保育士の平均年収が上がっていくことが期待されます。
転職を考えるなら、まずは東京を視野に入れてみてくださいね。
▼▼オススメの保育士転職サイトはココ!▼▼