こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『転職後すぐに妊娠しました。職場は理解してくれるのですが、申し訳なさから居心地が悪いです』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『職場はこまりんさんの体調を心から心配しているのだと感じます。職場を信頼し、体調のつらさを正直に伝えても良いのではと考えます』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】20代
【保育士経験年数】7年
【相談文】
今年度から新しい職場で、3歳児(3人担任)の主担を任されてます。2年前から不妊治療をしていることを4月の半ばに主任と同じクラスの先生に話し、主任には「自分の幸せがいちばんに決まってるやん」と、転職したばかりだからと治療を休まなくていいと言っていただけました。そして、5月半ばに妊娠が分かり、つわりもなかったのですが、大事をとって休むように言われ、2週間お休みをいただきました。すぐに妊娠してしまったこと、責めたり嫌な空気をだすひとはひとりもおらずとても良い職場でおどろいています。そして休み明けに働きだして今日で1週間がおわりました。つわりはないのですが思っていたより体がきつく、きつさが表にでてしまってクラスの先生の空気の悪さも感じています。話をしてみると、きついのは本人にしかわからないから、できることできないこと自分でいわなきゃいけない、無理してはいけないと強く言われました。きついならまだ休んでもいいとも。ですが、私にとってはどれだけ気にしなくていいと言われても、すぐに妊娠したこと、年度途中で抜けることやてきぱきと動けないこと、休んでしまうことの申し訳なさは消えません。不妊治療中、欲しくて欲しくてしょうがなくて何度も泣いて、あかちゃんが絶対1番なはずなのに、
職場に行くと自分の立場や保身のことを優先させてしまって、休みたいともきついとも言えません。申し訳なさから居心地もとてもわるく出勤するのもとても憂鬱でストレスを感じてます。園ではなく、自分自身のきもちの問題ですが、それならいっそ辞めてしまおうと思うのですが、おかしいでしょうか。
こまりんさんのご相談文を読ませていただきました。
この度はご懐妊おめでとうございます。
転職後すぐに妊娠されたことで、悩みを抱えていらっしゃるのですね。
少しでもお気持ちが前向きになれるよう、当方も一緒に考えていきたいと思います。
お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お待たせいたしました。
先のお話では体がきついとのことでしたが、その後いかがでしょうか。
気温も上がり過ごしにくくなってきたので、当方も心配しております。
【転職後すぐに妊娠しました。職場は理解してくれるのですが、申し訳なさから居心地が悪いです】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【職場はこまりんさんの体調を心から心配しているのだと感じます。職場を信頼し、体調のつらさを正直に伝えても良いのではと考えます】。
当方にも子どもがおり、最初の妊娠時には出産直前まで働いておりましたので、周りに迷惑をかけたくないというお気持ちはとても良くわかります。
今回は当時の経験を振り返りながら回答を進めていきたいと思います。
「きついのは本人にしかわからないから、できることできないこと自分でいわなきゃいけない、無理してはいけない」と言われたとのことですが、心からこまりんさんの体調を心配しての言葉だと感じます。
強く言われたとのことですので、それだけ言葉に気持ちをこめていたのかもしれません。
妊娠期間中の体調の変化は人それぞれ、その都度異なります。
当方も妊娠中の体調の変化は子どもによって異なりましたし、出産経験のある方に話を聞いてもそれぞれ異なっていました。
また、「朝は元気でも夕方になると気分が悪くなる」「ご飯の炊けるにおいがつらい」といったように特定の時間帯や事柄によって体調が変わる人もいます。
つわりがなくとも、眠気があったり、だるかったり、ぼんやりしたり、日ごとに様子が違ったりということもあります。
ですから、まさに人それぞれで「本人にしかわからない」のであり、周囲も「どこがつらいのかを知りたい」のだと感じます。
妊娠期間を通じて体調を気遣うことが必要ですが、特に妊娠初期は体調も赤ちゃんの様子も不安定であり気にかけなければならないでしょう。
だからこそ「無理をしてはいけない」と言われたのだと思います。
「できることを自分で言わなければならない」のは、「何がつらいのかを言わなければ、周りもどの業務をお願いできるのか、また、どの業務にフォローが必要なのかが分からないから」ではないかと感じます。
そして、無理をさせることで体調や赤ちゃんの様子に変化があってはいけないと考えているのではないでしょうか。
万が一の事があってはこまりんさんがつらい気持ちになることはもちろんのこと、周りの先生方も責任を感じるのではと思います。
この業務はつらいけれど、この業務ならできそう、と具体的に伝えることで、言われた側も理解しやすいのではと思いますよ。
そして、立っていることがつらい時には「休憩室で横になっても良いですか?」と無理をせず伝えることも大切です。
妊娠はいつ訪れるかわからないものですし、妊娠はいけないことではないのですから、どうか負い目に感じないでいただけたらと思います。
ストレスを抱えてはいけませんし、4月の段階でこまりんさんは事情を主任や先生方に話し、理解してもらっているのですから、つらい時には正直に頼ってみてはいかがでしょうか。
お話の雰囲気からきっと気持ちを汲み取ってくれるのではと感じます。
今はどうしても業務ができないということもあるでしょう。
体調が良い時にはできそうな業務を進んで受けたり、今できない分「出産後に頑張ろう」と前向きに考えてみてはと感じます。
そして、フォローをしてもらった時には「ありがとう」と感謝の言葉を伝えることで、相手もきっと嬉しい気持ちになると思いますよ。
それでも、職場に対して申し訳ない、居心地が悪いという気持ちが消えないようでしたら、これ以上のストレスを抱えないためにも退職をするというのも方法の一つだと感じます。
「赤ちゃんのためにこまりんさんがどうしたいか」を考えると良いかもしれませんね。
妊娠期間中が穏やかに過ごせますように。
そして元気な赤ちゃんが生まれますことを心より願っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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