こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『水分補給が必要なのに嫌がる子どもがおり、無理に飲ませてしまいました。虐待をしてしまったのではと自分を責めています』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『今後同じことを繰り返さないよう、気をつければ良いのだと思います』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】40代
【保育士経験年数】1年
【相談文】
『産明けフリー』という立場で働いています。
0・1・2歳児クラスを中心に、毎日、違うクラスに入り保育に携わっています。
(担任不在時の穴埋めで、3・4歳児クラスに入るときもあります)
1歳児クラスの給食時間に保育に入ったとき、水分補給を拒む子どもがおり、対応に苦慮していました。
どうしても水分補給してほしいのに、泣いて拒否され、困りました。保育士としてあるまじき…なのですが、無理やり、お茶を飲ませてしまいました。
そのときに担任から「窒息しちゃうから飲ませないで!!」と言われて、我にかえり、それからずっと自責の念で一杯です。
わたしは保育士なのに、虐待をしてしまいました。
週明け、出勤するのが怖いです。
また、同じことをしてしまうかもしれない。
保育士失格なのに、子どもたちと顔を合わせる資格があるのでしょうか……。
はじめてのLINE相談で、長々、ごめんなさい……。
ご相談内容、拝見いたしました。
こまりんさんは子どもの水分補給の必要があると考え、一生懸命飲ませようと対応されたのでしょう。
その結果「無理やり飲ませてしまった」ことでご自身を責め、悩んでいらっしゃるのですね。
当方も少しでもお力になれるよう、返信を考えていきたいと思います。
ご相談内容はとても分かりやすく、当方もイメージしやすいと感じております。
お話が長いということもありませんから、どうかご心配なさらないで下さいね。
ただいま多くのご相談を受けておりますため、
おつらいかとは思いますが、もう少しだけお待ち頂いてもよろしいでしょうか。
お待たせしまして、申し訳なく思っております。
申し訳ないなんて、とんでもないことです。
多くのかたが、『ほいくのおまもり』さんを頼られている中、丁寧にご対応くださり、ありがとうございます。
恐怖や不安は拭えませんが、明日からの業務、がんばります。
こちらこそ返信をありがとうございました。
給食時の水分補給で飲みたがらない子どもがおり、無理に飲ませてしまったのですね。
担任の注意で我に返り、「虐待をしてしまった」とご自身を責めていらっしゃるとのことで、かなりおつらい気持ちなのではとお察しします。
【水分補給が必要なのに嫌がる子どもがおり、無理に飲ませてしまいました。虐待をしてしまったのではと自分を責めています】とのご相談につきまして、当方の考えとしましては【今後同じことを繰り返さないよう、気をつければ良いのだと思います】と考えます。
まず、こまりんさんは「虐待ではないか」とご自身を責めていらっしゃいますが、この件に関しては「虐待ではない」と感じます。
確かに嫌がる子どもに無理に飲ませたという点では少々行き過ぎなところがあったかもしれません。
ただ、こまりんさんは「子どもの健康状態に配慮し、水分を摂取させた方が良い」から、水分補給をすすめたのではないでしょうか。
その後担任の「窒息するかもしれない」という注意で、「してはいけなかったこと」に気付いたからこそ、ご自身を責めていらっしゃるのではとお見受けします。
水分補給は天候や子どもの健康状態に配慮した上でこまめに摂取する必要があると考えます。
ただ、子どもによっては「今は飲みたくない」という場合もあるでしょう。
真夏の炎天下の外遊び時であれば、出来るだけ水分を摂取するようすすめることも大切ですが、現在は気温も下がってきていますから(汗もそこまでかく季節ではないでしょうから)、ある程度は子どもの自主性に任せても良いのではと感じます。
また、ご相談の件の場合は室内の給食時ですから、メニューの汁物からでも水分は摂取出来るかと思います。
もし子どもの食べた一口分が大きすぎた、もしくは、パサつきのある食材を食べ水分を摂取した方が良いと判断した場合に飲むのを嫌がったのであれば、汁物を飲むことで喉を潤すことも方法の一つとなるのではと考えます。
園のルールで「必ず決まった時間に水分を摂らなければならない」のでしたら、時間を空けて再び声をかけても良いでしょう。
その際には担任にも一声かけておくと、状況を把握でき、対応がしやすくなるかと思います。
子どもの「今は飲みたくない」という気持ちを受け止めたうえで、どのように対応していこうかと考えてみると良いかもしれませんね。
今回の件はすでに起きてしまったことですから、もし担任から改めて(今回の件の)注意を受けることがあれば気をつける旨を話し、「今後は同じことをしないように気をつけよう」と前向きに考えてみてはいかがでしょうか。
してしまったことでご自身を責め続けるよりも、「対応方法を考える」ことでこまりんさんが更に保育士として成長されるのではないかと思います。
こまりんさんはこれだけ心を痛めていらっしゃるのですから決して「保育士失格」ではありませんよ。
まだまだこれからです。
これからも是非続けて頂けたらと思います。
もしお困りのことがありましたらいつでもいらして下さいね。
少しでも不安が解消され、明日からまた頑張れますように。
『同じ過ちを繰り返さない』……。
おっしゃるとおりと思います。
ありがとうございます!!
未熟者で、失敗だらけではありますが、これからもがんばってゆきたいです。
…でも、もしまた、へこたれることがあったら、ご相談しても良いですか?
こちらこそ早々の返信をありがとうございました。
こまりんさんはまだ1年目でいらっしゃいますから、時には失敗やミスをすることもあるでしょう。
失敗の一つ一つから沢山の事を学び、より良い保育へとつなげていくことが出来るのだと感じます。
これからも是非前向きに進んで頂けたらと思います。
お悩みの際にはいつでもご相談にいらして下さいね。
頑張って下さいね。
これからもこまりんさんを応援しております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
お悩み相談の説明ページ