こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『いつか子どもに手を上げてしまいそうで怖い』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『一度保育を離れ、再び「保育をしてみたいな」と思うのでしたら、戻れば良いと思いますよ。』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
都内保育園に勤務の3年目で1歳児の男性保育士です。
悩みとは僕自身の危機感です。
前から仕事場での夢で様々な失敗(寝坊など)を見ることがあり、自分自身でも
「疲れてるんだな」
と思っている時もあったのですが、ここ最近になって自分が子どもに手を上げている夢を見ました。
あまりにも状況がリアルだったため(トイレで泣いていた子どもにしていた)飛び起きて夢だったことに心底安心したのですが、その反面自分が現実でも手を上げてしまうのではないかという考えがずっと頭から離れなくなってしまいました。
そんなある日におもちゃの取り合いで相手におもちゃを投げようとしていたのを止めた時に自分でも信じられないくらいに強い力で子どもの肩を引いていた時にその場で全身の力が一気に抜けて青ざめてしまいました。
幸い、その子は特に痣になることはなく、自分がおもちゃを投げた事を反省している様子でしたが、このままではいつか自分がカッとなった時に子どもを傷つけてしまうのではないか、もし自分が保護者だったらこんな保育士は絶対嫌だと自己嫌悪で眠れない日々が続きました。
勇気を持って園長にこの事を相談して「少し子どもから離れたい」と休ませてもらっています。
職場の人間関係はとても良く、お金の面も特に困っているわけではないのですが、この理由で転職するのは甘えでしょうか。
ご相談内容、拝見いたしました。
こまりんさんが悩んでいらっしゃる様子がひしひしと伝わってきます。
伺ったお話しから、日頃から誠実に子供達と向き合っていらっしゃるように見受けられますので、よりおつらく感じるのではないかと思います。
一点お伺いしてもよろしいでしょうか。
職場の人間関係が良好で、お金の面も困っているわけではないとのことですが、おつらい思いを抱えるまでに至った理由はありますでしょうか?
もしよろしければ、書ける範囲で結構ですので、お聞かせ頂けたらと思います。
頂いたお話しも含めながら回答を考えていきたいと思っております。
プライバシーに関わること、言いづらいことはお話しならさなくても大丈夫ですよ。
前提としてまず自分の性格で「普段穏やかだけど怒ると本当に怖い」と知り合いにはすごく言われます。
最初の頃は無自覚だったのですが、自分が大人になっていくうちに「あ、たしかにそうかも」と思い当たる節がいくつもあるなと思いました。
1年目と2年目に2歳の担任を持っていた時に保護者との会話だったり担任同士での連携がうまくいかなかったりと中々保育に対して前向きでいられず、「なんだかうまくいかないな」と思っていました。
普段なら泣いている子どもをがいたら
「そうだよね、嫌だったよね」
「どうしたの?」と声をかけていたのですが、余裕がなくなると声が大きくなったり手を上げてしまいそうになったり(その瞬間にいつもすぐ自分で気づいて止めていました)してしまい余計に落ち込んだりしていました。
それでもある行事をきっかけに自分で意識を変えて取り組むと驚くくらいにスムーズに保育ができるようになり、保護者にも「すごく変わった」と言ってもらえるようになり、とても自信に繋がりました。
それからはしばらく無かったのですが、新学期で初めての1歳で勝手が分からず余裕がなくなっていた中での肩を引っ張っていたのでこのままだと本当に自分が子どもを傷つけてしまうと思いました。
新しいクラスの保護者とも笑顔で子どもたちの今日あったエピソードをお話したり、お家での出来事を聞いたりととても楽しい反面、余計にその場面がフラッシュバックしてしまいます。
精神的な余裕が持てないことが原因でカッとなってしまうおそれがあるのですね。
改めてよく考えた上で返信いたしますね。
よろしくお願いします。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。
こまりんさんはご自身の性格をしっかりと理解していらっしゃるからこそ、カッとなってしまった後の行動に不安を抱えていらっしゃるのではとお見受けしました。
一生懸命ご自身を律しようとされていらっしゃることで、心に疲れがたまってしまったのかもしれませんね。
眠れない日が続くほど悩みを抱え込んでいらっしゃるのですから、転職することが甘えだとは思いませんよ。
このままの状態が続くことで、心だけでなく体力にも負担がかかり、体調を崩してしまう可能性もあります。
園長にはすでに正直なお気持ちを話していらっしゃるとのことですので、このまま退職の方向で話を進めてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、頂いたお話しの節々に保育を楽しみ、子供達を丁寧に向き合おうとされていらっしゃる様子が伺えます。
一度保育を離れることで、再び「保育をしてみたいな」と思うのでしたら、保育の世界に戻っても良いかと思いますよ。
当サイトの記事でで男性保育士の転職について記載したものがあります。
少しでも参考になればと思いましたので、紹介させていただきますね。
悩みが解消されますように。
もし不安なことがありましたらいつでも伺いますので、お気軽にいらして下さいね。
体調を崩している事から保育園のスタッフの何人かきらは「大丈夫?」と連絡をいただきました。
まだどうなるかは分かりませんが少しずつ他のスタッフにも話せるところは話していきたいと思います
まずはお休みの間に、少しでも心が休まることを願っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
お悩み相談の説明ページ