保育園・幼稚園で大人気&おすすめの絵本を集めました。
- 学年ごとのおすすめを知りたい
- 季節感のある絵本を読んであげたい
- 子どもを引きつける絵本を読みたい
そんなニーズを抑えつつ、図書館でも借りられる、人気・定番の王道絵本を中心に選んでいます。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
月案文例も人気です♪
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【まとめ】絵本のおすすめ(保育園・幼稚園・こども園)
おおきな おおきな おいも
ねらい
- いもほりを楽しみにする
- 絵本を通じてダイナミックに表現する楽しさを知る
あらすじ
あおぞらようちえんでは、いもほりえんそくにいくことになりました。
ところが当日は雨。
そこで子ども達はおいもの絵を描くことにしました。
さて、どんなおいもが描けたでしょう?
おおきなおいもを描いたあとの子ども達の想像力にも注目です!
解説文
一見厚みのある本のように見えますが、言葉が少なく面白みのある内容なので、一気に読めると思います。
何ページにもまたがる「おおきなおおきなおいも」は圧巻です!
おいものページにある「まだ」という言葉も少しずつ大きくなっていくので、それに合わせて声のトーンを大きくしていくと、子ども達もさらに盛り上がると思いますよ。
この本は子どもや先生の話し言葉で構成されているので、実際に話しているような口調で読み進めるとよりリアルに感じられるかもしれません。
作者は「ももたろう」など日本の昔話の絵本でおなじみの赤羽末吉さんですが、シンプルながらも愛らしい子ども達の挿絵にぐっと引き込まれますよ(おいもの絵のダイナミックさはさすが赤羽さんらしい印象があります)。
たべものやさん しりとりたいかい かいさいします
ねらい
- しりとりあそびを楽しむ
- ワクワクしながら物語の展開を楽しむ
あらすじ
まちで「たべものやさん しりとりたいかい」が開かれることになりました。
優勝目指していろいろなお店からぞくぞくとたべものたちが集まってきますが・・・中にはおしりに「ん」のつく食べ物もたくさん!
そこで「ん」がつくたべものたちに帰ってもらうと、どうでしょう!?
パンやさんはほとんどの仲間が帰ってしまったのです。
しかし、それよりももっとたいへんになってしまったお店がありました。
さて、そのお店は何屋さんでしょう?
そして、優勝したのはどのお店でしょう?
解説文
最初の方のページではたくさんの食べ物たちが登場します。
クラスや保育の状況に合わせて一つずつ読んでも、いくつかピックアップして読むのも良いでしょう。
「ん」のたべものが帰ってしまったあとのガランとしたお店の様子はつい笑ってしまいますが(寂しげな食べ物の表情もなかなかいい味を出しています)、是非頑張って読み進めてみてくださいね。
絵本を読んだあとは遊びの時間などでしりとりを楽しむのも良いですね。
こんとあき
ねらい
- 話の展開を想像しながら楽しむ
あらすじ
あきが産まれた頃からずっと一緒にいる、ぬいぐるみのこん。
ところがこんはだんだんと古くなり、とうとうほころびてしまいました。
そこでさきゅうまちに住むおばあちゃんに直してもらうため、こんとあきは電車に乗って出かけることにしました。
途中で電車のドアにしっぽをはさまれたり、犬に連れて行かれたりして元気がなくなってしまったこんですが、あきがおばあちゃんのうちまでおんぶして、無事に直してもらうことができました。
最後はお風呂に入って、できたてのようにきれいなきつねになりました。
よかった!
解説文
あきのために健気に動くこんと、こんを思いやるあきの気持ちに胸があたたかくなる絵本です。
砂丘のシーンでは、はじめて砂丘を見たあきの気持ちが子ども達に伝わるよう、ここではすぐにページをめくらず一呼吸おくのもおすすめです。
犬に連れて行かれた後のこんの「だいじょうぶ、だいじょうぶ」というセリフは、だんだんと力なく声の大きさを落としていくと、臨場感のある雰囲気になるでしょう。
こいぬがうまれるよ
ねらい
- 動物の赤ちゃん(子犬)の成長に親しみをもつ
- 生き物の命の尊さを知る
あらすじ
おとなりの犬にあかちゃんが生まれるよ。
飼い主になる女の子の目線で、子犬の誕生からかあさん犬から離れて女の子と一緒に過ごすようになるまでを記録した写真絵本です。
解説文
動物を飼っていても誕生シーンは見たことがない子(もちろん大人でも)がほとんどではないでしょうか。
はじめは袋に入った状態で生まれてくることや、生まれたては目や耳が聞こえないこと、かあさん犬から離すと子犬が不安がることなど、絵本を通じてたくさんの驚きや発見があるかもしれません。
子ども達それぞれが考えたり感じ取ったりできるよう、一ページ一ページゆとりを持ちながら読み進めていくと良いでしょう。
いやいやえん
ねらい
- 童話を楽しむ
- 想像しながら物語を楽しむ
あらすじ
何をしても「いやだ」ばかりのしげる。
そこでおかあさんはいつもの保育園ではなく、いやいやえんに連れて行くことにしました。
いやいやえんでは何でも好きなことをして過ごして良いのですが・・・しげるは帰りたくなってしまいます。
それはどうしてでしょう?
表題「いやいやえん」の他にも6話あり、どのお話も楽しめる長編童話です。
解説文
一話のページ数が長いものもあるので、本の時間を一話ごとで切り上げることにこだわらず、保育の流れやその場の雰囲気に合わせて、話の途中で切り上げることがあっても良いでしょう。
どの話も魅力的なので、好みがそれぞれ異なるかもしれません。
子ども達に読んだ経験からのおすすめは「ちゅーりっぷほいくえん」「ちこちゃん」で、しげるたちの自由奔放な様子が描かれていて、子ども達の反応も非常に良かったですよ。
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