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保育士面接に使える｜最近の保育ニュース【2024年3月版】
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こんにちは、ほいくのおまもりです。
2023年3月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。
保育園がアレルギー対応を怠る
食物アレルギーで男児搬送 誤って2度提供の保育園などを両親ら提訴
福岡市東区の認可保育園が2020年、食物アレルギーがある当時2歳の男児に、与えてはならない食品を2度与えて重度のアレルギー反応を引き起こしたなどとして、両親らが園を運営する社会福祉法人と担当だった20代の女性保育士を相手取り、約330万円の損害賠償を求める訴えを福岡地裁に起こした。
みなさんの園では、アレルギー対応についてのマニュアルはありますか？
卵アレルギーや、小麦アレルギーの子は、近年増えてきています。アレルギー対応は、一度の間違いも許されない非常に責任のある対応です。
給食の時間は、どうしても慌ただしくなりがちです。子どもの命を預かる立場として、年度初めだけではなく、月に一度はアレルギー対応のある子たちについて全職員が把握できる機会があると良いですね。
★面接で使うなら！
「アレルギー対応については、完全除去食やお弁当を持参してもらうなど、園によって対応の方法が違うと思います。担任だけが把握している場合は、担任が急遽欠勤した時などに、間違いが起きてしまうかもしれません。アレルギー対応は、絶対に間違いが許されないので、園全体でしっかりと把握し、全員が対応できるようにしておくことが必須だと感じました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
アレルギー対応について園としてどのように対応すべきかを真剣に考えることができる責任感のある人だという人だという印象を持たれると思います。
保育士の給与問題
保育士の賞与減額「求められるものが増えているのに...」 『子育て環境日本一』目指す京都市が保育所の補助金13億円カット（リンク切れ）
保育士の給与「手取り18万円 命預かる仕事なのに…」ダブルワークの人も
「子育て環境日本一」を目指す一方で、財政難の京都市。今年度、保育所の補助金が13億円削減されました。保育所の経営ひっ迫、保育士の給与カットで現場はどうなっているのか、その声を取材しました。
今年度、京都市は13億円補助金を削減しました。ある園では800万円ほど補助金が減額となる見通しで、前年度から職員の賞与を0．5か月分減額になったそうです。
”異次元の少子化対策”が提唱されていますが、未だにこのようなことがあるのが現実です。
保育士は、近年求められるスキルも増え、責任も重い職業です。このような扱いのままだと、更に離職してしまう保育士が増えてしまうのではないでしょうか。
★面接で使うなら！
「保育士の賃金アップのニュースはよく耳にしますが、その中で減額されている自治体があるということに驚きました。給料が全てではありませんが、モチベーションアップの一つにはなっていると思います。全ての仕事に言えることですが、特に保育は手を抜くことが許されない仕事です。子どもたちのために日々一生懸命働く保育士のことを少しでも考えてもらえると良いな思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
保育士の給料問題について自分なりに考え、思いを伝えることが出来る人だという印象を持たれると思います。
「保育士が足りない」現場のリアル
「保育士が足りない」現場のリアル 保育園長「精神状態も体も、ギリギリのところで毎日踏ん張っている」（リンク切れ）
三重県内の保育士などで作る団体が行った調査で、現場で「保育士の人数が足りない」という回答が７割を超え、団体では労働環境の改善を訴えていきたいとしています。
アンケート調査は三重県内の保育士などで作る団体が２月、桑名市や四日市市など１０市町の保育施設を対象に行ったもので、現役の保育士など５１９人から回答を得たものです。
このなかで「保育士の人数は足りているか」を尋ねたところ、「足りている」と答えたのは、130人（約25％）だったのに対し、「足りていない」と答えたのは約７５％にあたる３８９人で、保育の現場で人手が不足しているという認識が強いことがわかりました。
みなさんは、現場の保育士の人数は足りていると思いますか？
★面接で使うなら！
「保育士の人数が足りていると回答したのがわずか25％だったというのが、現場の大変さを物語っていると思います。子どもたちを安全に保育するには、保育士の人数が必要ですが、仕事量の多さや賃金の低さなどの課題から、なり手がいないのが問題です。今後、保育士になりたいと思う人が増えるような対策が考えられていくと良いと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
現場の大変さを伝えつつ、今後の未来について前向きに考える事が出来る人だという印象を持たれると思います。
異次元の少子化対策の「たたき台」が決まる
保育所利用、就労条件を緩和 育休給付、非正規労働者を拡大（リンク切れ）
政府 少子化対策はこれだ！児童手当 保育所 奨学金 住宅支援
政府は今月末にまとめる少子化対策の「たたき台」に、全ての子育て家庭が親の就労状況を問わず保育所を利用できる制度を創設し、出産後の「育児休業給付金」を受け取れる非正規労働者を拡大するとの内容を盛り込む方向で調整に入った。複数の関係者が22日、明らかにした。
たたき台では、去年、生まれた子どもの数が速報値で80万人を下回り、過去最少を更新したことを踏まえ、2030年代に入るまでが少子化傾向を反転できるかのラストチャンスだと指摘しています。
令和6年度からの3年間を集中期間として「こども・子育て支援加速化プラン」に取り組むことを盛り込み、児童手当の所得制限の撤廃や高校卒業までの延長のほか、親が働いていなくても保育所に預けられる制度や、大学や大学院など高等教育の経済負担の軽減策などが具体案として考えられているようです。
保育園に影響がある策もありますので、保育士としてはしっかりと関心を持っておくと良いかと思います。
★面接で使うなら！
「働いていなくても保育園に預けられる未来が来るということは、必然的に園児数も増えることになると思います。園児数が増えると、保育士の数も必要になってくるので、保育士を増やすための政策も考えてもらえると良いと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
保育園にどのような影響が起こるかを想定し、今後どんなことが必要になるかを考えることが出来る人だという印象を持たれると思います。
未来の市長誕生！？保育園児22名が議会見学
「なんでしちょうになったんですか？」保育園児22人が議会見学 市長に直球質問する子も 未来の市長が誕生？ 秋田・横手市
３月20日、秋田県横手市の議会にやってきたのは、市内にある保育園の年長組22人。子どもたちは、初めて見る“議会の中”に興味津々だ。市長の席に腰掛けると、なんだか偉くなった気分…？
職場見学など、地域との交流が少しずつ再開されてきています。秋田県横手市では、年長児が議会の見学をして、実際に市長に質問をしたようです。
実際にこのような体験ができると、子どもたちの将来の夢も膨らみ、心が豊かになっていくのではないでしょうか。
子どもたちにとって夢が広がる体験や経験が続々と再開されて行くと良いですね。
★面接で使うなら！
「議会に行き、市長に質問をするという経験はなかなかできる事ではありません。市長になりたいという夢を持つ子もいたと書いてあり、微笑ましくなりましたし、実際に交流することで、子どもたちの心に響いたのだと思います。職場体験など、子どもたちが実際に体験できることがこれからどんどん増えていくと良いと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
職場体験などの実体験が、子どもたちにとって、どのような影響があるのかを考えることができる人だという印象を持たれると思います。
まとめ
2023年3月時点の動きです。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。
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