こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。
今回はヒトシア保育(旧:保育ひろば)で転職をした人の体験談。家庭の事情で制約が多く、保育の仕事を諦めかけていました。しかし!キャリアコンサルタントのサポート&粘り強い転職活動で働きやすい職場を見つけます。潜在保育士のあなたにも参考にあるはずです。
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もくじ
転職前の仕事|責任のあるパート保育士
前職は、FC展開している保育所の保育士です。
クラス担任制ではなく、複数の職員で保育をする形でした。
正社員は少なく、ほとんどがパートの職員で、私自身もパートで勤務していました。
勤務時間も日によってまちまちで、前月にシフトの希望を提出しその中で必要な職員の人数でシフトを作っていました。
そのため、予めわかっている予定がある時には休みを希望すればよく、主婦にはありがたかったです。
その園は若い職員も多く、保育経験や他園での勤務経験がない保育士も沢山いました。
また、保育士資格のない保育補助の職員も多かったです。そんな中で、私は3年勤務しました。
それまでに保育経験があったため、3年目には若い職員の保育に対してアドバイスをすることも多くなりました。
また、行事について正社員の職員と話し合う事もあり、パートとはいえ責任ある仕事も増えてきました。
転職を決意した理由|家庭の事情で泣く泣く…
私には、子どもが一人います。その子どもは重度の障害があり、通園施設に通っていました。
子どもが施設に行っている昼間の時間に、私は仕事をしていたのです。
子どもの卒園、特別支援学校入学を半年後に控えた頃から、来年度に向けて不安を感じるようになりました。
なぜなら子どもは環境の変化に弱く、体調を崩しがちになるだろうことや、疲れから持病のてんかんの悪化が予想できたからです。
幸いその頃は子どもの体調も良かったのですが、もし体調を崩しても身近に世話を頼める人もおらず、私が仕事を休むしかありません。
若い職員に保育のアドバイスをしたり行事を仕切ったりしていた私が休んでばかりでは、職場に迷惑をかけることになります。
しかも保育士資格をもっている職員が少なく、私が休むことができません。しかし、子どもに無理をさせることもできません。
人間関係が良く、働きやすい職場だったのでいろいろと悩みました。
しかし、学校説明会に参加したりするうちに、学校の送迎の関係もあり働ける時間もかなり変わってしまうこともわかりました。
その頃はだいたい、週5日9時~ 16時までの勤務でしたが、入学すると10時~日によっては14時くらいまでしか勤務できません。
それがわかってから、退職や転職について一層考えるようになりました。
そして主人や園長とも相談し、その年の11月頃には3月末での退職を決めました。
園長は週1日短い時間だけでも勤務してもらえないか、と言ってくれましたが、中途半端に保育に参加するのは良くないと思い、きっぱりと退職することを選びました。
転職活動|ハローワークじゃ見つからない…
退職を決めてから、4月からは内職でもしようかと思い新聞の折り込みチラシに入っている求人広告をみたりし始めました。
内職を選んだ理由は、自分のペースで仕事ができ子どもの体調にも合わせてあげられるからです。
人に迷惑をかけず、子どもに無理をさせないためには内職しかないと思っていました。
なぜなら、子どもが入学してからの私が働ける時間や条件は、
- 勤務時間は週2日は10時~14時、週3日は10時~16時
- 子どもの体調が悪いと休ませてもらうことになる
- 体調不良で学校から連絡がくる可能性がある
というものでした。
できたら内職ではなく、外で人と関わって働きたいという気持ちがありましたが、こんな条件では働ける所はないだろうと完全に諦めていました。
1月頃からは、ハローワークのネット検索を利用したり、転職サイトをみたりしていました。
内職を探すと共に、外で働く事も諦めきれずに探してはいましたが、なかなか条件に合う所はなくやはり内職しかないと考えていました。
ヒトシア保育(旧:保育ひろば)で一筋の光!
転職サイトを見ているうちに、「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」というサイトのバナー広告を見付けました。
保育の情報が載っているかなと思い、サイトを見てみました。
すると、保育士専門の求人サイトだったので驚きましたが、軽い気持ちで登録しました。
その日は祝日だったのですが、15分程して携帯に連絡がありました。
本当に軽い気持ちで登録しただけだったので、そんなに早く連絡をいただいて驚きました。
担当の方と話したことは、まずそれまでの保育経験や経歴についてです。
思い出しながらで上手くまとめて話せませんでしたが、その都度質問を挟んでくれたので細かく伝える事ができました。
次は、私が最も気になっていた条件についてでした。
色々な条件があるので仕事を見つけるのは無理だろうと思っている事を正直に伝えました。
すると、まずは条件を出してみてそれに合う園を探してみましょう、といった内容の事を言ってくれました。
条件を伝える中で、勤務時間や子どもの体調によって休まなければならなくなるかもしれない、という事はもちろんですが、自宅からの通勤時間や距離、大きい行事の有無等、私が気にしていなかった事についても担当の方から質問され、そんな条件もあるのかと気付かされました。
最初の電話では、30分位の時間をかけて話をしました。
保育士の求人が出始める時期なので諦めずに探してみましょう、と言っていただき心強かったです。
2度目の電話で、2つの園を紹介してもらいました。
1つ目は、20人ほどの定員の小さな無認可の託児所です。話を聞くと、とてもアットホームな雰囲気の園でした。
2つ目は、市内に3園あるNPO法人が経営する無認可の託児所です。無認可とはいえ市の委託を受けており、運動会や発表会も3園合同で行うということでした。
どちらの園も、あることは知っていましたがハローワークにも求人が出ておらず、全く検討していない園でした。
どちらにも応募し、詳しく話を聞く事にしました。面接をしていただき、色々と悩みましたが選んだのはNPO法人の園です。
選んだ理由は、園にとても活気があり、大きな行事もあるのでこれまでの経験を活かせそうだったからです。
どちらの園も、私の条件をヒトシア保育(旧:保育ひろば)の担当の方から聞いた上で面接をしてくださったので、面接の時に私も自分の事情を正直に伝えることができました。
その時にきちんと伝えられた事は、その後働くにあたって大変助かりました。
新しい園で働いてみて
新しい園は子どものいる主婦である保育士が多く、子どもが体調を崩した時もお互いにフォローしあう体制ができていました。
また保育経験の長い保育士も多く、自分の保育について気付かされることもありました。
4月、5月は勤務日数も時間も短くスタートさせてもらいました。
それでも子どもの急な発熱で勤務を交代してもらわなければならないこともありましたが、皆が「お互い様」と言ってくれました。
大変ありがたかったですし、他の職員のお子さんの体調不良の時には、私も同じ気持ちでフォローしました。
働き始めて半年程して、子どもが体調を崩して入院したことがありました。
退院後、また同じような事があったら皆に迷惑をかけるし辞めた方がいいのか悩みました。
その時園のリーダー保育士から
「誰も迷惑だなんて思っていないよ。もっと良い職場が見付かったから辞めるというなら喜んで送り出すけど、迷惑かけるからという理由なら辞める必要はないよ。」
と声をかけていただきました。
それからも子どもの体調で休ませてもらうことはありましたが、今でも仕事を続けています。
自分に合った園が見付かって、本当に良かったです。
転職活動をしてわかったこと
転職を考えた時、条件の厳しさに保育士の仕事を諦めそうになりました。
ハローワークや一般の転職サイトでは、自分の条件に合う求人を見つける事ができなかったからです。
しかし、今回の転職活動でハローワーク等の求人に出ていない求人もある、という事がわかりました。
ヒトシア保育(旧:保育ひろば)を利用することで、自分では見付けられなかった園に出会えました。
また、担当の方に話をした事で自分の中で考えをまとめる事ができました。
一人でコツコツやるものと思っていた転職活動ですが、専門の転職サイトを利用することでよりスムーズに進めることができるとわかりました。
良い転職活動となり、楽しく保育の仕事に就くことができて今も幸せです。
まとめ|体験談を読んで…
お子さんがいる場合、仕事ができる時間は大なり小なり制限されるものですね。
今回の体験談では、制限、制約が多い中でも、キャリアコンサルタントと協力して、自分の働き方でも仕事をできる保育園を探すことに成功しています。
ハローワークや求人広告は「この時間帯に働ける人だけ、きてくだい」という募集の仕方です。
そのため、今回のような柔軟な働き方は難しいでしょう。
そしてこれだけ柔軟は働き方が出来る保育園を見つけられたのは、ヒトシア保育(旧:保育ひろば)という転職サイトを利用して、こちらの事情をしっかりと伝え、その上でしっかりとその条件にあった保育園を探してきてくれたからです。
また、体験談にも書いてあるように、そもそもハローワークには出てない求人であった。というポイントも大事です。
自分は条件が厳しいから…と諦めず、粘り強く自分の働き方でも働ける保育園を見つけてみてくださいね。