こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。
実際に保育士バンクで転職をした人の体験談を紹介します。今回紹介するのは、ピアノ講師→保育士という異色の経歴の持ち主。自分には関係ないと思いますか?そんなことはありません!ポイントは2つです。
1.転職サイトを使うことで理想の働き方を実現したこと
2.非常に恵まれた職場で働くと、保育がとにかく楽しくなること
ぜひ「こんな転職活動をしたい!こんな保育園で働きたい!」と思ってもらえれば嬉しいです!
もくじ
転職前の仕事|ピアノ講師一筋
某音楽教室の講師を経て、ここ十数年は専ら自宅でピアノ教室を開いています。
生徒募集のためにホームページを作り、ネットからの問い合わせや口コミで生徒が集まり、三歳児から大人の方までと幅広い年齢の生徒さんが通ってきてくれています。
稼働はだいたい平日午後4時あたりから夜の8時、土曜日は午前から昼過ぎまで。
レッスン内容を自分で考え、講師仲間と発表会を開き、家庭と両立しながらピアノ講師の仕事にやりがいを感じながら続けてきました。
転職を決意した理由|夕方までの時間の働き方を考えたい
自宅ピアノ教室の収入というのは時給にすると高いですが、ほとんどが子ども相手なので稼働は夕方からで稼働時間が短く、生徒の転勤や退会により増減があります。
何度かの引越しも経験しましたが、その度またゼロからのスタート。ある程度の収入になるまでには数年かかります。社会保障もない…。
我が子の成長とともに、ピアノレッスンが始まる毎日夕方までの時間を使って、何か他にできることはないかと考え始めるようになりました。
今の収入が減った時に補える別の収入源が欲しいと考え、子育ての経験はあるし、子どもと接してきた経験はあるし、ピアノも弾けるし・・保育士になれる!と単純な思いつきから2年かけて保育士資格を取得しました。
ニュースなどで保育士不足の話題も多く、簡単に仕事は見つかると思っていました。
ハローワークで転職できない…
資格取得と同時に仕事を探しはじめ、まず向かったのはハローワークでした。
ハローワークでは、利用登録の用紙に個人の情報を細かに記載し、受付、個人番号を受け取り、備え付けのパソコンを使い自力で求人検索しました。
気になった求人票を持ってハローワークの職員の方と個人面談後、希望する相手先に面接日のアポイントをとってもらう、という流れでした。
ハローワークは、仕事を探している様々な職種の人たちで混雑し、慣れない機械操作、職員の事務的な対応でとても心細くなってしまいました。
保育士の求人は何件もあったものの、遠方やシフト制の正規雇用がほとんどでした。私の希望は
「今の仕事を大事にしつつ働くことができるところ」
その希望が叶いそうな託児所の求人が1件だけあり、ハローワークの紹介状をもって面接へ行きました。
マンションの一室を改築した小さな託児所でした。面接へ言ってみると、ハローワークの求人票に書かれている以外の条件が多々あり、ダブルワークの状態では難しい面がでてきました。
やはり断られ、他の方に決まってしまいました。縁が無かったのだと気を取り直すことにしましたが、次が無い…。
地元求人誌や新聞にも条件が合うものが見つからない。
無理をすると今の仕事にも保育士業務にも必ず支障をきたす、とも考えていたので自分の条件は貫き通してみよう!と決意するも、そんな都合のよい求人は見つからない。
ダブルワークは叶わないのか、私の希望条件は我儘すぎるのか、ダブルワークを隠して探そうか・・と悩んでいました。
強い味方、保育士バンク
そんな時、目にしたのが保育士バンクのネット広告でした。
首都圏だけでなく地方の情報はあるのかと半信半疑でサイトをのぞいてみると、家から通える保育所の求人がたくさんでてきました。
とりあえずパート勤務形態希望で登録すると、次の日には保育士バンクの方から電話をいただきました。
ダブルワークを続けたいこと、そのために勤務できない時間があること、家の近くの保育所希望など、こちらの正直な希望を伝えました。
担当は女性の方で、丁寧な対応と親しみのある話し方で、私のほうもリラックスして正直な希望を伝えることができました。
それから1週間もたたないうちに、近所の保育園を紹介していただきました。
先方の保育園の求人条件とは違ったのですが、保育士バンクの担当の方がこちらの条件を交渉してくださり、面接に臨む前にこちらの意向が粗方伝わっているという状況での面接でした。
面接後、保育士バンクの担当者から面接の様子や保印象などを尋ねるお電話をいただきました。
採用決定の通知の電話ではとても喜んでくださっていて、私もうれしくなりました。
実際にお会いすることはなく電話だけの応対だったのですが、とても感じがよく新しい職場への不安も消される応対でした。
届くはずの採用通知他書類がいつまでたっても届かないことがあり、不安になって保育士バンクの担当者に連絡をしたことがありました。
その時もすぐに先方へ連絡をとってくださり、先方保育園母体の会社からすぐに連絡を受けました。
実際に仕事を初めて2~3週間経ったころ、お仕事はいかがですか?とアフターの電話がありました。
紹介して終わり!ではない対応をとてもありがたく感じました。
転職から1年、充実した日々
保育士バンクからの紹介で保育園に勤務しはじめて1年が経とうという頃です。
担当は年中児クラスに所属する広範囲発達障害児の男の子の加配です。稼働は15時までの6時間勤務で、夕方からのピアノの仕事に差し支えない時間帯。
パート就労時間が90時間/月を超えるため、社会保険にも加入することが出来ました。
保育士自体が初めてで、園の方から「加配担当をお願いします」と言われても、「カハイって何?どんな字を書くの?」そこからのスタートでした。
初めて尽くしの仕事で覚えることも多く、担当障害児の男の子のために加配保育士としてどうしていけば良いのかわからないことだらけ。
園長先生、主任ほか先生方に相談すると、豊富な経験から必ず前向きなアドバイスがもらえ、一緒に考え、行動し、行き詰まったらまた相談して加配を進めていけるのがとても心強いです。
園児100人超の保育園で行事も多く、その度苦労はありますが、大きな行事、運動会や発表会などの指導に熱くなるという自分の新たな一面を発見しました。
担当の広範囲発達障害の男の子の成長も著しく、初めて担当になった時は4歳なのに言葉がまったく話せず友達と遊ぶこともない状態だったのが、一年経った今、しゃべり過ぎというくらいお話しでき、友達をじゃれあって遊ぶ姿に感動しています。
職場自体が明るい和やかな雰囲気で、職員の派閥もなく、日頃のルーティンになっていることにでさえ「ありがとう」の言葉が飛び交う職場で、とても働きやすいです。
もちろんピアノ伴奏を頼まれることも多いです。
ダブルワークという働き方を受け入れてもらった状態での働くことができ、保育士バンクの方、保育園の職員の方々に本当に感謝しています。
保育の魅力に気がつく
保育士という仕事をはじめてみると、想像した以上に大変なことがありますが、それ以上に楽しいこともたくさん経験しています。
もともとの仕事であるピアノ講師の経験が保育で生かされ、新しい保育の経験がピアノの仕事に生かされ、相互作用でパワーアップ!なんて自負しています。
若くない年齢での新人で時に自信が無くなるときもあります。
「年の功って大事なのよ」と笑い飛ばす園長先生の言葉に救われています。
従来の自宅ピアノ講師の仕事は、所属していた楽器店つながりの知り合いや仲間はいますが、一人で決めて一人で運営していく仕事です。
保育園に勤め始めて、仲間と一緒に仕事をする楽しさを感じています。
職場の環境はとても大切。自分は何が好きなのか、何をしてキラキラ輝いていたいのか、をシンプルに考えたとき、日々の時間の大半を占める仕事選び、仕事環境の転換は、自分の感覚に正直であってもいいんだと思います。
まとめ|体験談を読んで…
最後まで読んでもらうと、「こんな転職、こんな保育園、いいなー」と思ってもらえるはずです。
ピアノ講師→保育士と、仕事だけをみると自分とは無縁かな?と感じるかもしれません。
でも、どんな仕事でも未経験からスタートすることは同じ。
むしろ、年齢を重ねている未経験ですと、転職をしてもうまくいかないことも多いです。
そんな中でこの女性は転職サイトのコンサルタントや、職場にの上司、同僚に恵まれ、日々を楽しく過ごされています。
辛い職場で働いていると「保育なんかやりたくない」と思うかもしれません。
でも、それは保育が悪いんじゃない、その職場が悪いんだ。ということに気が付いてもらいたいです。
またこの体験談で利用されたのは保育士バンクという転職サイト。
私も利用してみて、コンサルタントのレベルの高さを感じましたので、体験談にも非常に納得感がありました。
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※登録後にコンサルタントから電話による返答があります。