こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『3歳児の子ども達に楽しい保育をしたいのですが、話を聞かず怒ってばかりです』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『話を聞こうとする姿を見逃さず、しっかり認めてみてはと考えます』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】20代
【保育士経験年数】3年目
【相談文】
3歳児担任です。子ども達があまり話を聞いてくれず、怒ってばかりになってしまっています。楽しい保育をしないと、と思いますが、具体的にどんな保育をすればいいですか?
こまりんさんのご相談文を読ませていただきました。
子ども達がどうしたら話を聞いてくれるだろうと悩むお気持ちはとてもよく分かりますよ。
少しでもお役に立てるよう一緒に考えていきたいと思います。
お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お待たせいたしました。
子ども達が話をきいてくれないと、つい注意してしまうことがありますね。
本当は楽しい保育をしたいのに、注意ばかりになってしまうのはおつらいこととお察しします。
【3歳児の子ども達に楽しい保育をしたいのですが、話を聞かず怒ってばかりです】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【話を聞こうとする姿を見逃さず、しっかり認めてみてはと考えます】。
話を聞かない子ども達を注意する時間が増えてしまいますと、話を聞いていた子ども達もその空間に飽きてしまうかもしれません。
そうなると、クラス全体の雰囲気が雑然としてしまうかもしれませんね。
「話を聞かない子ども達」につい気が向いてしまうかと思いますが、まずは「話を聞かない子ども達」を注意するのではなく、「話を聞いている子ども達」をしっかりと認めてみてはと考えます。
認められた子ども達は嬉しく感じるでしょうし、それを見ていた(話を聞かない)子ども達も「ぼくも見て!」と真似をするようになるかもしれません。
話を聞く姿勢になった時には「話を聞いてくれて、とても嬉しいな!」と嬉しい気持ちを言葉で伝えるのも良いと思いますよ。
同時に「なぜ話を聞いてくれないのか」という理由も探ってみると良いでしょう。
もしかしたら話が長いということはないでしょうか。
伝えたいことはポイントを絞って、手短に話すこともおすすめです。
伝えたいことが複数あるのでしたら、まずは一つだけを話し、その他は別の時間に話しても良いかもしれません。
いずれ話が聞けるようになった時に、徐々に一度に話す内容を増やしていくのも良いでしょう。
また、同じ話はその場で繰り返し話さないこともおすすめです。
「もしかして話を聞いていないかも・・・」と繰り返し話してしまいますと、話す時間も長くなってしまいますので、子ども達も話に飽きてしまうかもしれませんね。
言葉を話す時には声にメリハリをつけるのも良いでしょう。
緩急をつけ、子ども達の顔をしっかりと見て話すことで子ども達の注意を引き付けられるかもしれません。
時には耳をすませないと聞こえないぐらいの音量でしゃべるのも良いでしょう。
「先生は小さな声でしゃべるから、よく聞いていてね」と前置きするのもおすすめです。
パペット(ぬいぐるみ)を使ってしゃべるのも面白いと思います。
パペットとこまりんさんがやりとりをしているように話すことで、子ども達も興味を持って楽しく話が聞けるのではと感じます。
すでに実践されていらっしゃる方法もあるかと思いますが、参考になれば幸いです。
当サイトに「子どもが言うこと聞いてくれなくて困った!」という記事がありますので、ご紹介致します。
下記の記事は「3歳児の保育のポイント」をまとめたものになります。
こちらは当サイトの「お悩み相談」で、「3歳児の子ども達が話を聞いてくれない」というご相談になります。
状況が近いため、お役に立てるのでは・・・と思いましたので、ご紹介いたしますね。
少しでもお役に立てましたら幸いです。
楽しい雰囲気の中で保育が出来ますよう願っております。
お困りの際にはいつでもいらして下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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