こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。
この記事は4月の第1週に書いてます。そう、新年度が始まったばかりです。希望に溢れて保育園で働き始めたけれど…あれ、こんなはずじゃなかった…。もうやめたい…なんて悩んでいる人は多いです。その悩み、一緒に解決していきましょう!
新人ならやめたくなって当たり前
やめたくなった。なんていうと、周り人は「何を言っているんだ!」と言うかもしれませんね。
でも安心してください。
私はそんなこと、言いません。
大学、短大、専門学校を卒業したばかりの新人、新社会人なら、辞めたくなって当たり前です。
仕事をする、仕事をしてお金を稼ぐということは大変なこと。
アルバイトとは違った責任ものしかかってきます。
しかも保育園では、子どもの命、安全を任されるという責任もあります。
だから、辛い!しんどい!辞めたい!と考えてしまうのは自然なこと。
でも大丈夫 。【普通の職場】であれば、そうやって思いながらも続けていれば段々と仕事になれてきて、余裕も出てきて、保育が楽しくなりますよ。
ただ、【普通じゃない職場】だったら…?その時は注意が必要です…。
大切なのは、見極めること
今は共働き家庭の増加によって、かつてないほど保育園、保育士が求められる時代になっています。
それに伴い、かなりの数の保育園が新設されています。
その結果、玉石混交、良い保育園もあれば、悪い保育園もある。というのが今の状態です。
だから悲しいかな、単に厳しいだけというレベルではなく、劣悪な環境で保育をしていることもあります。
2017年3月に兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」での不正が発覚しましたが、ここでは保育室に冷暖房を入れないとか、給食を食べさせないといった、あまりにひどい事が行われていました。
こういう状況を目の当たりにしたら「こんなところでは、働けない…」と思うのも当然です。
また、職員に対していじめが行われることもあります。
- ちょっとしたミスで長時間、怒鳴りつけたり
- 人格やプライベートを全否定するような言葉を浴びせたり
- 徹底的に、無視されたり
いずれも、普通の職場ではあり得ないこと。
こういうことが行われたら「これっておかしいよね?」と考えて下さいね。
経験豊富な人に相談してみよう
働いたばかりで経験が少ないと「そもそも、これっておかしいことなのか、判断できない…」というのも当然です。
そういうときは、経験豊富な人に相談してみましょう。
もし、保育士経験が長い知り合いがいれば、その人に。
家族に相談する場合は、社会人経験がある人がいいですね。
お兄さん、お姉さんが働いたことがあれば、その人達。
お父さんにそういう話ができるなら、お父さんもいいです。
お母さんは社会人経験があればいいですが、ほとんどずっと専業主婦だった。
という場合は、ちょっとあてにならないかもしれません。
もしくは、転職サイトのキャリアコンサルタントもオススメです。
転職サイトに登録すると必ずキャリアコンサルタントという担当者が紹介されます。
このコンサルタントは転職サポートのエキスパートです。
そして、あなたと同じように「やめたいんだけど、この保育園どうなの?!」と思っている人の相談にも、沢山乗ってきました。
そのためかなり頼りになるはずです。
また、このサイトでも相談に乗っていますので、気軽にメールしてもらっても大丈夫ですよ。→(相談してみる)
辞めていい!1週間?1ヶ月?関係ない!
自分自身、おかしいと感じてる。
もしくは周りに相談してみたら、それはおかしいね。という話になった。
そうなったら、さっさと辞めてしまいましょう。
保育士の仕事は責任ある仕事だからとか、年度途中でやめたら子ども、保護者に迷惑がかかるとか、色々言われます。
でも、そんなの関係ないです!変な職場(いじめだったり、虐待だったり)だったら、さっさと辞めるべきです。
むしろ、数日や1週間、1ヶ月という短い期間でやめれば、下手にあなたが職場に馴染むより、あなたがいなかった前の状態に戻るだけですから、保育園の負担は少ない。という考え方だってあります。
長く続けてしまえば、あなた自身が精神的に病んでしまったり、虐待現場に慣れてしまう危険もあります。
この職場、おかしい!と気がついたら、今すぐ身を引くことを考えて下さい!
まとめ
- 新人は辞めたくなって当たり前
- しっかりと見極めよう
- 1週間で辞めても問題ない!
社会人1年目、辞めたくなるのは当たり前!
全然、気にすることなんてないんです。
辞めたいよ!辛いよ!と周りに言いまくりましょう!
でも、その職場の先生が良い人たちなら「それでも頑張ろう!」と思えるもの。
そう思えないのは、変な職場、異常な職場、続ける意味のない職場、そういう可能性が高いです。
そんな職場で仕事を続けると、あなたが潰れてしまう危険があります。
数日で辞める、1週間で辞める、1ヶ月で辞める。
それがおかしなことだと思わないでください。
それも全然、ありなんだ!そう思いながら、続けるかどうかを考えてみてくださいね。