こんにちは!モモンガ(自然大好き保育士)です!
保育士で転職したい!という人は多いと思います。
でもちょっと待って。転職するタイミングで良い求人に出会う可能性は全然変わります!
それにキャリアアップ転職する年齢もタイミングが肝心!
今回は転職のタイミングに関することをまとめました!
人生はタイミングが全て!
この章は、何故転職のタイミングが大事なのか?ということについてです。
- タイミングによって人生が変わる!ずっと悩むぐらいなら転職しよう!
- 転職する月と自分の経験年数を考えれば、転職するタイミングが分かりやすい
この二つについてお話しています。
タイミングによって将来は大きく変わります
自分が転職するタイミングによって、人生は大きく変わります!
人生でこんな経験をしたことありませんか?
「もっと早くやっておけばよかった」
「もっと早く出会っていれば」
そう、人生はタイミングを逃すと後悔することになるのです!
しかし、転職のタイミングというのは難しいです。
何故なら、転職した後で良い結果になるかどうかが分からないからです。
- 見切りをつけて次に行くか
- 保育技術や忍耐、お金をもらうなどの理由で辛抱したほうがいいか
この2つで悩むと思います。
しかし、私は悩んでいるなら次に行こう!とおすすめします。
何故なら職場によって、自分の将来は大きく変わるからです。
悩んでいる時点で、その職場に不満を抱きながら残るのはあまり良いとは言えません。
「あーここの保育園嫌だな、成長にならないな、でも、辞められないしな・・・」
なんて思っているうちに5年10年あっという間に過ぎていきます。
自分を作っていくのは自分なのですが、身を置く環境というのはとても大事です。
これは大人も子どもも同じなのです。
ただ、「嫌だから辞める」というのは、場合によっては損をする可能性があります。
貰えるものが貰えなかったり、辞めても求人が少ない時期だったり・・・
良い職場に100%出会う方法はありませんが、自分の努力やタイミングを見計らうことによって確立はあがります。
2つの時期・タイミング(あなたと求人)
適切な転職タイミングは人によって違います。
にっちもさっちもいかない人向けに、大きな指標2つを紹介します。
- 1年のうち何月がベストなのか?
- 保育士として何年経験しているか?
特に、転職する月というのは、求人数の関係上とても大事なことになります。
これらを踏まえた上で転職すると、あなたにとって良い求人というものに出会える確立が上がりますよ!
カテゴリー別!転職タイミング見解!あなたにとってベストなタイミングはどれ?
この章ではこんなお話をしています。
- 転職を年齢で見る!保育士転職年齢別傾向!
- 転職によって給与が下がることもある!でも経験年数で交渉もできるぞ!
- 同じ場所で経験を積むなら最低2年がオススメ!
- 心身を壊すくらいならさっさと今すぐ転職してしまおう!
さて、見ていきましょう!
年齢編
20~25歳
まだ若いので、第2のスタートを切りやすい年齢と言えます。
大きな方向転換もしやすいと言えるでしょう。
はじめて就職した園選びが失敗した!という人はこのタイミングで転職を決めると良いでしょう。
新卒から保育士として働いたなら、25歳でも3年の経験があり、即戦力としてもアピールしやすいです。
またそれ以下でも、園からすると「若いから育てやすいな」と思わせられます。
また、若いというのはエネルギーがあって、体力に満ちているので、そこもポイント!
年収差もないので、まだまだ「やりなおし」による差は少ないと言えるでしょう。
「色々経験してみたい」とかわがままが通るのも今のうちなのです。
この年齢で今の園を「辞めたいけど・・・辞め時が分からない・・・」みたいな感じなっている人、今ですよ!
わがままいっぱいに転職活動できるのがメリットです。
25~30歳
この年齢で「今とは違うやりたいことができてきた」という人は、タイムアップが近いので、即決断し行動に移しましょう!
というのも、30歳超えると転職はしんどいです。
よっぽど生え抜きで他保育園から、園長に抜擢された!というようなこと以外はお給料も下がりますし、1からというのはしんどいものです。
同年代はある程度の経験をもって、結婚や出産を経験している人も多いでしょう。
人生の設計図を書き換えるなら、ラストチャンス!と思い行動しましょう。
ある程度の実績・経験があって転職する場合は、それが強みになるので自信をもって自分の居場所決めをしましょう。
いずれにせよ、できれば30歳までには最後の転職と決めたいものです。
まとめると、人生設計図を修正したり、書き換えが自由に利くラストチャンス!という感じです。
30歳~
30歳からの転職では、大きく2パターンあります。
- 園長や管理職として、キャリアアップとしての転職
- いろいろな事情で1からスタート
園長などキャリアアップとしての転職はベストな時期と言えます。
よほどの天才でもない限り、経験年数が10年以下で主任や園長になるにはなかなか苦労するからです。
管理職となるとクラスの子どもだけではなく、職場の後輩への指導を任せられます。
保育技術とは別の良い職場づくりのための技術が必要となってくるのです。
そういった意味でも、経験があれば余裕をもって対応がしやすいため、キャリアアップとしての再スタートは適齢と思います。
もし、経験10年以上保育経験があって、「これからの保育士はどうあるべきか?職場はこうすれば良くなるのに」などの疑問までもてるようになっていたとするならば、新たなチャレンジを踏み出すのは適した段階と言えるでしょう。
こういったチャンスは人生で何度もないので、後悔しないためにもチャレンジしてみてください。
一方で、色々な事情で1からスタートの場合、給与が低いことは覚悟しておきましょう。
また、保育士不足で今は感じにくいですが、20代に比べると就職が決まりにくくなるということも覚えておいたほうが良いでしょう。
転職するとお金は上がる?下がる?
また同じ地域で、同じような給与水準で、1年目として頑張るならば、転職すれば基本的に給料は下がると考えておきましょう。
新卒の最初の3年ならあまり変わらないかもしれません。
経験年数があれば、それをアピールして交渉もできますが、うまくいかないことも多いので、考慮に入れておきましょう。
よく、「給与が低いから高いところがいい」と、高収入を売りにしている園を狙って転職する保育士がいます。
高収入が見込める場所へ引っ越しするなら分かりますが、高収入をうたい文句にしているところは、危険なところもあるので注意しましょう。
実情で多いのは、保育士が来ないからわざと高収入にして募集している場合です。
その場合、そのお給料がもらえないことが多いです。
というのも、掲載している給料は実は20年働いた場合だったとかあります。
ボーナスが初年度は出なく、大幅に給与が下がる場合もあります。
出ても「今年度から変わりました」と求人情報よりも大幅に低いボーナスの場合も。
高給与には裏があると覚えておきましょう。
同じ場所にいたほうが保育技術は上がる?
その場所の実際の保育と、自分の保育観が合うなら保育技術は上がるでしょう。
しかし、例え保育のレベルが高くても、その中身は園長の言いなりにさせるとか、そういうところはダメだと思います。
一方で色んな場所を経験するから、色んな価値観の方法を取り入れて現場が助かる場合っても多いので、一概には言えません。
でも、付け焼刃の技術はその時だけに終わります。
保育技術が向上しているかどうかは、どれだけ自分の保育を説明できるか?
という形で見分けると良いでしょう。
説明できるほど保育が分かっている証拠になります。
それには、ある程度色んな子どもの成長に何年間か携わったほうが実力としてつきやすいです。
経験になるには少なくとも2年同じ場所で保育することをお勧めします。
転職のタイミングはあなたの心が知っている~引くときは引くべし~
色々書いてきましたが、「もう無理」と思った時が辞め時です。
自分自身が拒否反応、レッドカードを出しているなら、辞めたい理由が説明できなくても辞めるべきです。
しんどいまま続けていて心身ともに疲弊しきってしまえば、後悔することになります。
どうしてもしんどいときは、自分の健康が1番ですので、すぐに辞めましょう。
保育士は心身が資本です。
求人的にベストなタイミング
この章では、月別に転職の求人が出る視点から見てどんな特徴があるのか?を説明しています!
12月~1月 最高のタイミング
4月入職を目指すには、この時期に転職活動をするのが1番良いでしょう。
園が来年度の採用に向けて動くのがこの時期です。
求人数も多いですし、時間的余裕をもって職場探しができます。
給料の交渉もしやすいです。
5つほどの園を同時に見学、面接を受けることもできます。
保育士の立場が強い時期なので、じっくり転職しやすいと言えます。
2月~3月
この時期は採用時期です。
求人数は多いですが、採用まで時間がないので、焦った転職活動となるでしょう。
じっくり転職活動とはいかないかもしれません。
良い求人は結構はやめに決まってしまうので、決まっている可能性も高いです。
とはいえ、人手不足の保育士問題です。
求人数は多いので、良い求人に巡り合える可能性はまぁまぁ高いです。
4月~6月 余り物求人が多い
募集していたけど、採用が間に合わずに期間延長して募集している求人が多いです。
ただ、中には4月から来てくれるはずだった保育士さんが急にこれなくなった!という事情もあります。
概ね3月までに採用は一巡しているのでオススメの時期とは言い難いのですが、諦めずに活動をして欲しい時期でもあります。
7月~8月 途中退職求人が多い
4~6月よりかはマシですが、転職するには良い時期とは言えません。
1学期を境に結婚退職したなどの理由で、年度途中の募集がでる場合もあります。
産休代替募集、期間付きなどの非正規求人が多く掲載されます。
ですが、まだ余り物を掴まされる可能性が大いにあります。
この時期まで担任の決まらないクラスは、多くの場合管理職が代理担任として見ているので、何とか決まってほしくて必死です。
しかしながら、担任の一人も決まらない園というのは、多くの場合問題があります。
辞めて転職しても、良い求人に巡り合える確立は低いでしょう。
9月~11月 意外な掘り出し物が?途中入職を狙うならここ!
年度途中での転職では、このタイミングが良いでしょう。
この時期、求人が増えてきます。
まだ来年度4月採用の求人は少ないものの、途中入職の求人が増えているのが9月ごろ。
例えば4月入職したけど、1学期もたず辞めてしまった場合。
すぐに探すよりも、それまでバイトするなどして、できればこの時期に探す方が良い求人に巡り合える可能性は高くなります。
あなたと、求人を掛け算したベストタイミングはこれ!
この章の内容をまとめると・・・
- 転職活動には2か月はかかる!早めの転職活動を!
- 3年以上の経験がある人は転職時にお給料を交渉してみよう!
- ボーナス満額は12月、退職金満額は3月
- 保育士は心身が資本!ダメならやめましょう!
こんな感じです。
さて、見ていきましょう!
転職活動を始めるのは11月がベスト!
これは4月採用を目指す場合です。
転職活動は時間がかかります。
じっくりとした転職活動をするのに、転職サイトに登録から採用まで約2か月はかかります。
それに、4月採用の場合、求人が多く出始めるのは12月。
12月の求人応募に間に合うように転職サイトに登録するには11月ということになります。
多くの人は4月採用を目指すと思いますので、その場合は11月から転職活動を始めましょう!
即戦力はすごく有難がられる!3年以上の経験がベスト!
3年以上の経験(特に担任)があると、とってもありがたがられます。
忙しい保育業界、人手不足な保育業界。
新人を指導するゆとりというのはどこも十分ではありません。
保育園としては、できれば1人前である程度ほったらかしで出来る人が欲しいのです。
もしあなたに3年以上の経験があるならば、給料も交渉してみましょう。
転職サイトを使っている場合でしたら、担当の人に依頼すれば言いやすいですよ!
きっと願いが叶いやすいはずです。
お金のことを考えるなら、ボーナスと退職金が満額でる3月がベスト!
「転職したいけどお金で損はしたくない!」という人。
完璧損をしたくないなら3月で辞めましょう。
まずボーナスの視点ですが、これは夏、冬で出ることが多いです。
12月に多くの場合出るので、ボーナスがある場合は年内いっぱい働くと得です。
さらに、退職金もある場合。
退職金は4月~3月の1年計算で支給されます。
1年に満たないと1円も支給されません。
つまり、2月で辞めるのはとっても損なのです。
3月の退職ならば、退職金もMAX出るのでおすすめですよ!
でも、辞めたくなったら辞めよう
お金よりも、何よりも、保育士は心身が資本です。
限界まで働くと、その後の人生に影響するので、ダメだと思ったら辞めましょう。
きっと、辞めるときに多くの場合引き止めに合うと思います。
そこで、そんな時におすすめできる記事を紹介しますので、困っていることに合わせて参考にしてみてください。
- 辞めたい気持ちはあるけど、迷っているあなたへ。私の経験とエールです。
- 辞めたい気持ちははっきりしているけど、退職を伝えることに不安な方へ、辞め方や切り出し方を紹介しています。
- とにかく有給をとって、辞めたいあなたにはこちら!
まとめ
良い園、悪い園含めて、保育園はたくさんあります。
就職する園によって、あなたの人生は180度変わります。
良い就職先に恵まれるように、タイミングを見計らって転職しましょう!
あなたにとって良い転職となること、心からお祈りしております。
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※登録後にコンサルタントから電話による返答があります。