友達に手が出る3歳児、保護者を含めた対応方法は?【第434回|保育士お悩み相談】

2020年5月6日

こんにちは、ほいくのおまもりです。

今回の相談者からのお悩みは、『3歳児で言葉よりも先に手が出てしまう子がいます。対応の仕方に悩んでいます』というご相談。

回答者のほいくのおまもりは『子どもの気持ちを汲みつつも言葉で伝えることを繰り返し話してみてはと考えます』とアドバイス。

どうぞ、御覧ください。

保育士お悩み相談(LINE)

こまりん
【性別】女性
【年齢】20代
【保育士経験年数】4年
【相談文】
3歳児クラスを持っています。クラスの中に言葉よりも先に手が出てしまう子がいます。最近の例だと友だちが背の順の並ぶところが違って自分の前にいたのが嫌で顔を引っ掻いた。前に並んでいた子が列から逸れ前に詰めた時に戻ってきて言い合いになり顔をグーパンチした。そのほかにも自分が少し前に遊んでいて今は遊んでないのに友だちが使うと「それ使ってた」と盛り上げてケンカになり手が出るなど、、
手が出ることがダメなことはわかっています。また、話を聞くとなぜ手を出したか理由も言えます。大人が近くでずっと見てると手を出すことはありませんが違うところにいたり大人が見たないところでやることが多いです。
保護者にはその都度伝えていますが、一人っ子なためそのような場面に合うことがないため伝えようがないのとその子中心で回っている。いけないことやっていいことの区別はしっかりと伝えているようである。
進級すると30人くらいのクラスになります。その子以外にも手が出てしまう子噛みつきがあるこ障害児がいるため気にかけてもらえないことが多いと思います。
そのような子の対応と家庭での関わりについてなにかアドバイス頂きたいです。
よろしくお願いします
こまりん
付け足しです。
衝動的なお子さんですが保護者の方にそういう医療機関があることをお伝えした方がいいのか
保護者対応についてもお聞きしたいです
ほいくのおまもり
こんばんは。

こまりんさんのご相談文を読ませていただきました。

言葉よりも先に手が出てしまうとのことで、こまりんさんも常に気にかけていらっしゃることとお見受けします。
少しでもお役に立てるよう、追記のお話も含めて回答を考えていきたいと思います。

お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。

ほいくのおまもり
おはようございます。

お待たせいたしました。

【3歳児で言葉よりも先に手が出てしまう子がいます。対応の仕方に悩んでいます】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【子どもの気持ちを汲みつつも言葉で伝えることを繰り返し話してみてはと考えます】。

当方は実際に子ども(仮にAちゃんとしますね)の様子を見たことがないため、推察の中でお答えしたく思います。

お話を伺ったAちゃんの印象としては、とっさに言葉で伝えることが難しく、手を出した方が早いと判断しているのではと感じました。
「大人が近くでずっと見てると手を出すことはありません」とのことですので、大人が近くにいることで、「手を出してはいけないんだな」と心の中でブレーキをかけているのかもしれませんね。
手が出ることがダメなことが分かっており、手を出した理由も説明できるとのことですので、おそらくむやみに手を出している訳ではないのだと考えます。
まずはトラブルになりやすい時はいつなのかを見極めてみると良いでしょう。
例えば子ども達が次の行動に移る時(整列や集まりの時など)、遊びで子ども達が集まっている時(誰かが遊びに加わる・離れる時や物の貸し借り時など)にトラブルが起こりやすいかもしれません。

次年度になると状況も大きく変わってくるかとは思いますが、現在のクラスではトラブルが起きそうだと予測される場面では、出来るだけ近くにいるようにし様子を見守ると良いのではと感じます。
そして、実際にトラブルが起きた時にはAちゃんの気持ちを汲み取った上で、相手の子どもがどのような気持ちになったのか、そして、どのような言葉で伝えたら良いのかを一緒に考えながら知らせてみてはいかがでしょうか。
もしAちゃんが言葉が思いつかないような時には「貸して」「Bちゃんはここに並ぶんだよ」と伝え方を教えてあげると良いでしょう。
すぐには効果がなくとも、長い目で繰り返し伝えていくことが必要なのではと感じます。

また、園・ご家庭双方に当てはまることですが、Aちゃんの言葉を「待つ」ことも必要かもしれません。
矢継ぎ早に言葉をかけてしまうとAちゃんが言葉を話す必要がなくなってしまいます。
そうなると「考えて自分の気持を言葉で伝える」機会が少なくなるという心配もありますね。
一見「衝動的」に見える行動も、もしかしたら「言葉よりも行動した方が早い」と思っているからかもしれません。
ですから、多少時間がかかっても(園での対応の場合はタイミング的に難しい時もあるかもしれませんので、時間の許す限りは)、大人が「Bちゃんの並ぶ場所が違ったのかな?」「おもちゃを使いたかったのかな?」と先回りして尋ねるのではなく、Aちゃんが自分の気持ちを話せるように待つことで「言葉で伝える練習する」機会を作っても良いのではと感じます。
保護者にはAちゃんの日頃の姿(勿論良い部分もです)を伝える中で、友達とどのようなトラブルが起き、どのように対応したのかを引き続き話すことで、園でのAちゃんの姿もイメージしやすくなるのではと感じます。

追記で頂きました「衝動的なお子さんですが保護者の方にそういう医療機関があることをお伝えした方がいいのか」というご相談につきましては、ナーバスな問題となりますので慎重になった方が良いのではと感じます。
保護者にとっては医療機関をすすめられることで相当にショックを受けるでしょうし、最悪の場合には「家庭では問題がないのになぜすすめるのか」と不信感を抱くかもしれません。
ですから、園やご家庭での様子を継続して伝え合い、双方の情報を知ることで、Aちゃんに対しての理解を深め合えるよう方向付けてはいかがでしょうか。
もし保護者の方から「専門家に診てもらったら良いのではないか」と相談を受けたのであれば、その時に紹介すればよいのではと思いますよ。
また、園長や主任といった上司にもAちゃんの姿を見てもらったり、日々の様子を細やかに伝えるなど、こまりんさんがいつでも相談しやすいように連携を取っていくことも必要なのではと感じます。

少しでもお役に立てましたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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