復職後、クラスの雰囲気が荒れて落ち込んでいます【第335回｜保育士お悩み相談】

【性別】女性
【年齢】20代
【保育士経験年数】3年
【相談文】
4月から2歳児クラスの主担任をしています。元々リーダーとして前で進めるのが得意な方ではありませんでした。職場環境は良い方な為、他の先生に助けてもらいながらなんとか保育を行っていました。運動会明けから1ヶ月、扁桃腺摘出手術の為休職し、先日職場復帰しました。久しぶりの出勤をし、クラスはとても落ち着いていました。わたしが進めていた際には、クラスがぐちゃぐちゃの状態でしたが。復帰して数日経ってから、子どもたちがまた落ち着かず、ざわつきはじめました。ペアの先生もそれを感じ迷惑そうな顔をしています。そして1ヶ月いなかった分、子どもたち、先生たちとの溝ができてしまい、少し浮いた存在になっています。自分が甘いという事はわかっていますが、いっその事ペアの先生が進めた方が、子どもたちにとってもいいのかなとネガティブになっています。自分の保育技術の低さや、気持ちの弱さに嫌気がさしており、逃げ出したい状態です。
また、職場には話していませんが、5年ほど前からパニック障害、自律神経失調症と診断され、毎日薬を飲んでいます。気持ちにムラがあり、時には死んでしまいたいとまで思ってしまいます。周りから環境がいい職場だから勿体ないと言われますが、もうどうしたら良いかわかりません。

こんばんは。

ご相談内容、拝見いたしました。 

現在心身の不調を抱えていらっしゃり、服薬をしながら、そしてお気持ちのムラと付き合いながら働いていらっしゃるとのことですので、どれほどおつらいことかとお察しします。
少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。

ただいま多くのご相談を受けておりますため、おつらい中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。

こんにちは。

お待たせしまして申し訳ありませんでした。

手術の為１ヶ月間お休みをされていらっしゃったとのことで、大変でしたね。
その後のお加減はいかがでしょうか。

こまりんさんが休職し、復帰をされた後、クラスが落ち着いていると感じたのですね。
ただ、数日が経過し、クラスの雰囲気が落ち着かなくなってきたこと、休職されていた間に子どもや先生方との間に溝が出来たように感じ、悩んでいらっしゃるのですね。

【手術の為休職しました。復職後クラスの雰囲気が復職前よりも落ち着いていたこと、子どもや先生との間に溝を感じ、ネガティブな気持ちになっています】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【職場環境は良いとのことですので、上司に現在の悩みやお気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか】と考えます。

こまりんさんは現在パニック障害・自律神経失調症で服薬をされていらっしゃり、このことは園側には伝えていないとのことですので、もし伝えたくないと感じるのでしたら（症状を伝えることはかなりの勇気が必要でしょうから）、このまま無理をして伝えなくても良いかと思います。
ただ、クラスの雰囲気の変化（休職前と比べて落ち着いていたこと）や子どもや先生方との間に溝を感じる件につきましては、現在の心境を上司に伝えてみても良いのではと考えます。
「環境がいい職場」とのことですので、職員が気持ち良く働けるよう、上司も配慮されていらっしゃるのではと思います。
ですから相談することで上司もこまりんさんのつらい気持ちを汲み取り、どのようにしたら良いか一緒に考えて下さるかもしれません。

運動会以前の事は存じ上げませんが、お話を拝見する限りでは、１ヶ月休んだことで職場に馴染めなくなってしまったということが大きな要因になっているのではと推察します。
ですから、上司に伝えることでこまりんさんの気持ちを知り、理解してもらい、フォローやアドバイスを頂くことで少しでも前向きに続けていけるのではないかと感じます。

「クラスが落ち着いていた」とのことについては、ペアの先生にどのような保育をされていたのか、方法について尋ねてみても良いのではと思います。
また、実際にペアの先生の保育を見て学ぶのも良いでしょう。
例えば絵本を読む時等、ペアの先生が主導で保育を進めても子ども達が混乱しない場面であれば（指示を出す場面や次の活動にうつる際にはこまりんさんが主導となった方が良いと思います）、部分的にペアの先生と保育を入れ替わり、保育を観察してみるのも良いのではと感じます。
ペアの先生の言葉がけや視線、対応等を見ることで、クラスの雰囲気が落ち着くのはなぜか、こまりんさんがまだ実践されていない保育方法はないかを知るきっかけになるのではと感じます。

「周りから環境がいい職場だからもったいないと言われる」とのことですが、周りの意見に流されず、「こまりんさんにとって環境が良く、働きやすいと感じのか」をまず優先的に考えてみると良いかもしれませんね。

少しでもお役に立てましたら幸いです。
もしお困りのことがありましたら、お話を伺いますのでいつでもいらして下さいね。