こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『現在育休中。働きづらさを感じる今の園に復帰することが不安です』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『子育てをしながら働くことをイメージしたうえで、復帰するかを考えてみてはいかがでしょうか』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】20代
【保育士経験年数】9年
【一番解決したいこと】育休明けの保育士のしごとについて
【相談文】
はじめまして。
現在育休中の者です。
これまで転職を2回しました。
最初は大きな系列園もある幼稚園へ。
次が小規模保育園、今現在が認定こども園です。
経験年数はながいのですが、サブとしか仕事をしたことがなく、今の園に転職した際には、転職して来た人だし仕事が出来ると思われていたようで、ミスをするたびに段々と居づらくなりました。
ミスするたびに夢に毎日仕事が出てくるし、睡眠不足で会議中も眠くなり何度も居眠りをしてしまったらしく(自分では恥ずかしながら気づいていなかったので…)園長や主幹から「この園には合わないのでは」とも言われてしまいました。
他にも相談しましたが、辞めるのが良いとは言われましたが、産休と育休をもらっているのにもらうだけもらっておいて辞めるのはどうなのかと悩みました。
来年の春には復帰予定ですが、育児をしながら正社員として働くことに凄く不安を感じています。
転職をやはりすべきか、復帰してから考えてみるか、どうしたらいいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ご相談内容、拝見いたしました。
育休明けにそのまま復帰するか、転職をするか、考えていらっしゃるのですね。
ただいま多くのご相談を受けておりますため、お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。
現在こまりんさんがお勤めの園では、保育士に求めるスキルが、たまたま過去にお勤めされた園とは異なっていたのかもしれませんね。
求められていたスキルが異なると、どんなに保育経験を重ねていても苦労する部分はあるかと思いますし、「ついていくのに精一杯」という場面もあるかもしれません。
ミスをするたびに夢にまで出たとのことですので、ストレスは相当なものであったとお察しします。
【現在育休中。働きづらさを感じる今の園に復帰することが不安です】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【子育てをしながら働くことをイメージしたうえで復帰するかを考えてみては】と考えます。
まず、今回の回答にあたり、過去に同じようなケースでのご相談を伺っておりますので、先にご紹介したいと思います。
経緯については異なる部分もありますが、大筋としてはこちらの回答とほぼ同じになるのではと考えております。
「産休と育休をもらっているのにもらうだけもらっておいて辞めるのはどうなのか」とのことですが、法律的には辞めることは可能です。
ただ、こまりんさんが心配されていらっしゃいますように、産休・育休は復帰することが前提とした制度になりますから、やはり園側からは好ましい反応はされないのではと思います。
とは言うものの、こまりんさんの不安が強く、続けることが難しいと判断した際には、退職という方法を選ぶことも致し方ないのではと思います。
実際に復帰した際には、産休前とは異なり、お子様のスケジュールや体調についても考慮していく必要があります。
お子様の通う園での行事の参観や、お子様が体調を崩した時には、早退したり、場合によっては欠勤したりすることもありうると思います。
そのような際にこまりんさんの園では事情を汲んで配慮してもらえるのかについても考えておくと良いでしょう。
こまりんさんは産休前にはミスに関して大きなストレスがたまっていらっしゃいましたね。
復帰をするまでにはまだ半年以上の時間がありますので、今のうちに勉強をしたり保育のイメージをしたりする等、ミスにつながりにくいよう準備をしておき、復帰に臨むことも一つの方法です。
復帰にあたり、事前にこまりんさんにどのような業務を任されるのかを確認しておけば、より準備もしやすいのではないかと思います。
もし転職を考えていらっしゃるのでしたら、転職活動を一から行わなければならないという手間が発生します。
その点につきましては、今の園では籍がある分、特別な段取りをふまなくとも仕事に就くことが出来ますから、大きな手間もないかと思います。
現在保育業界は人手不足の状態であり、子持ちの方の採用にも前向きな園もありますので大きな心配は不要かもしれませんが、もしかしたらスムーズにいかないこともあるかもしれない、ということはあらかじめ頭の中に入れておくと良いかもしれません。
当サイトの記事で、転職、復帰等について記載した記事があります。
産後の保育士復帰のメリットにつきましても載せておりますので、お役に立てましたら幸いです(なお、こちらの記事は上記で紹介したご相談内でも同じものが載っております)。
今回はこまりんさんがご自身で判断することが出来ますよう、あえて当方からは復帰、もしくは転職のいずれかを勧めることはいたしませんでした。
もし不安なことがありましたらお話を伺いますので、いつでもいらして下さいね。
こまりんさんにとって納得のいく結果となりますように。
考えてみます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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