こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。
今回の相談者こまりんさんからのお悩みは、『数ヶ月先に入社した年下の保育士に悩んでいる』というご相談。
回答者のくまさんは『「指示」「指摘」の他に「提案」をしてみたらいかがでしょうか?』とアドバイス。どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
現在海外にある学校で働いているものです。その学校は、半数が日本人の先生が働いています。その中で、私より数ヶ月はやくに働き始めた、私より10歳下の20代の日本人の先生がいます。学校での立場は同じなので、普段のつまらない日常会話は楽しくしています。しかし、仕事上で私がこうしてほしい、これはこうではないか?というような話をすると、その先生は途端に機嫌が悪くなります。小さい声で文句言ったり(本人は聞こえていないと思っているようですが私に聞こえています笑)、私の指示に動いてはくれますが指示に対して返事がなかったり。。。彼女は日本での就労経験がないので仕方ないと思って諦めていますし、まだ上司に報告するまでではないと思っているので今は私が我慢をしています。しかし、やはりストレスを感じてしまいます。私の日本的な考え方のせいもあるかもしれません。私の考え方を違う方向で考えられるような対処方法等ありましたら、教えてください。
あくまで推測ですが、20代の先生は日頃楽しく会話をしている同僚から指示されることが嫌、年下とはいえ先に就職した立場なのに(いわば20代の先生は先輩ということになります)指示されることが嫌、そもそも指示されることに反発しやすい性格、あとはこまりんさんがおっしゃっているように日本的な考え方に抵抗感がある性格、などが考えられるでしょうか。
こまりんさんはすでにかなり気をつかって言葉をかけていらっしゃるかと思います。
そこにプラスするとすれば、「指示」「指摘」の他に「提案」をしてみたらいかがでしょうか。
上からの視点で言葉をかけるのではなく、あくまでも対等の立場として言葉をかけてみるというものです。
例えば保育方法について指摘をする際、「こうした方がいいよ」と言葉をかけてムッとされるのであれば「私はこのようにしたら良いのではと思うけど、〇〇さんはどう思う?」と相手も意見を言う機会を作ると「指摘された」と思いにくくなるかもしれません。
他にも「前にこの方法を子供達に試してみたらすごく喜んでいたよ。〇〇さんもやってみると面白いよ」と「おすすめ」として提案してみるのもひとつかもしれません。
指示をする際は、例えば子供を見るか机を拭くかといった行動の選択肢がごくごく限られている場合には、「私がこれから子供達を見るね」とこまりんさんが次のご自身の行動を伝え、相手に直接的な指示を出さずにもう片方を選択してもらうという方法もあるかと思います。
また、場合によっては「〜をしてほしいんだけど、お願いできる?」とやんわり言っても良いかもしれません。
ただ、この「お願い口調」は使いすぎるとお互いの対等としての関係が崩れる可能性がありますのでポイントとして使う程度に留めた方が良いかと思います。
違う方向からの回答をしたつもりですが、お役に立ちますでしょうか?
もし分からないことがありましたらお気軽にお尋ね下さいね。
海外で働いていらっしゃるとのことですので、お身体には気をつけて日本とはまた違う保育を楽しんで下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
お悩み相談の説明ページ