こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。
今回の相談者こまりんさんからのお悩みは、『元園長から引き抜きの話を受けて悩んでいる』というご相談。
回答者のくまさんは『まずは園長とじっくり話し合ってみては?』とアドバイス。どうぞ、御覧ください。
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今の職場はとても働きやすくて満足していますが、職場を変えるつもりでいます。
昨年度、元園長が退職され、今は別の園で園長をしているのですが、その方に「うちの園で主任をしないか」とお誘いを受けました。
尊敬、信頼している先生だったので、是非お受けするつもりです。
しかし今の職場も好きで、人間関係も良好。次の職場で上手くいくとも限りません。
それに、その園長はどうやら別の人(今の私の園の主任)にも、こちらで主任をやらないかと声をかけていたようで、私が必要だから声をかけた訳では無いのだと知りました。
本当に信頼して転職するべきか、今の園でまだ頑張るか、心に迷いがあります。
何かアドバイス頂けると嬉しいです。
一つお伺いしてもよろしいでしょうか?
「心に迷いがあります」とありますが、それは「私が必要だから声をかけた訳では無いのだと知りました」という部分が一番の理由になるからでしょうか?
最初に結論をお伝えしますね。
迷いがあるうちは転職は控えた方が良いのではと思います。
何より、悩みの一番の理由が「誘いを受けたのは私だけではない」ということ。
そこで悩むのはもっともですよね。まずはこのことについて、元園長にしっかりと理由を確認しましょう。もしかしたら乳児、幼児で主任を分ける体制を取っているなど、何か理由があるのかもしれません。
もし、そういった理由がなければ、転職した後にわだかまりとなってしまうかもしれません。
これを確認して迷いが解消するようなら転職してもいいと思います。
ただ、迷いが残るようでしたら、もう少し今の園で仕事を続けながら元園長とも良好な関係を続けてはいかかでしょうか。
幸い今の職場も充実した良好な環境のようですから、慌てて転職を決める必要はありません。
やっぱりあなたに来てほしい!と思っているのであれば、今回断ったとしても、今後も継続的に声をかけてくれるのでは?と思います。
また、人の縁とは不思議なもので、本当にこれ!という決断をするときは、色々と条件が整うものです。
例えば、あなたが今の園に今まで感じたことのない不満を感じるようになったときに、うちにこない?と声がかかるなど。
今の保育園が安定しているからこそ、そういうタイミングがくるのを待ってもいいように感じました。
転職というのは大なり小なりリスクがあります。
ただ、今回のケースは今の保育園を辞めた園長がいる保育園への転職ですので、完全に引き抜きですよね。このような辞め方だと、戻るのが難しいですし、もしかすると円満退職も難しくなってしまうかもしれません。
そのため、他よりもリスクが高い転職といえるでしょう。
だからこそ、迷いがあるうちは転職は控えてみては、と提案させて頂きました。
こまりんさんにとって納得のいく結論が出ると良いですね。
元園長に真意を聞こうか迷っていましたが、やはり聞いてみようと思います。
実は今の園には既に退職したい旨を、理由は伏せて伝えているんですが、ずっと引きとめられていてる状態です。
今の園は人間関係は良好ですが、体力的に、このままずっとクラスを受け持ち続けるのが難しいかなと感じていた所で引き抜きの話をされたのです。
しかし話を聞いて頂き、疑問が残ったままでは、いくら尊敬している先生とは言え多少なりとも不信感が残りますよね。
聞いて頂いて気持ちが楽になりました。
ありがとうございました。
体力的な不安があれば、転職を考えたくなる気持ちもよく分かりますよ。
元園長と話をすることも可能なようですので、じっくりと話しを伺ってみることをおすすめします。
話をしていくうちに見えてくることもあると思いますよ。
また何か動きがあった場合のご相談もいつでもお待ちしています。
頑張ってくださいね。
今日早速、元園長に話してみて、しっかりと経緯と本心を話してもらえ、心の引っかかりがとれました。
差し支えなければ、どのようなお話だったかお聞きしてもいいですか?
ただ元園長の想いとしては、私もA先生も、どちらもを主任にしたかったようで、A先生が元園長の元に行けば、私が今の園で主任になれるのでは?と考えてくださったようです。私は気が強い割に人見知りな面もあるので、別の園で主任になるよりは…という想いだったとの事。
しかし、A先生が断ったので、私を主任にキャリアアップさせる為には元園長の園の主任にするしかない、と考えたようでした。
これは元園長が話してくれたことです。
直接話を伺うことで元園長の真意が分かったようで良かったですね。
何よりこまりんさんが「心のひっかかりが取れた」と書いていらっしゃることに安心いたしました。
こまりんさんが、納得する答えを出せることを祈っています。
もしまた何かありましたら、お気軽にご相談下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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