こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回は保育園と幼稚園を運営されている、ともや先生にショートインタビューをさせてもらいました!
両方の施設を運営というところに興味をもったので、その点を掘り下げてお話を聞かせてもらっています。
ぜひ、ご参考にしてみてください♪
インタビュー本編
おまもり:本日はよろしくお願いします!
ともや先生:こちらこそよろしくお願いします。
おまもり:まずは、ともや先生の簡単なプロフィールを教えてください。
ともや先生:企業系保育園で数年間働き、現在は保育園と幼稚園を運営しています。保育士歴は10年以上で、園長業の傍ら、SNSで育児や保育士に向けた情報を発信しています。プライベートでは、二児の父です。
おまもり:保育園と幼稚園を経営されているということで・・・本日のインタビューのテーマは『保育園と幼稚園の違い』についてです。両方を経営しているともや先生の視点からお話していただけたらと思います。
ともや先生:分かりました。何でも聞いてください!
おまもり:早速ですが、幼稚園と保育園で何か違いはありますか?
ともや先生:ありますよ!と言いたいところですが・・・保育の内容については、大きな違いはありませんね笑 子どもの生活や成長を見守ることは幼稚園も保育園も共通です。『幼稚園と保育園の違』、よりも『各園の特色による違い』のほうが大きいと考えています。園の方針として、教育に特化しているか・遊びに特化しているかでも園の雰囲気は変わるので、「違い」としては一概には言えませんね。
おまもり:各園の教育方針をチェックすることで、大まかな園の雰囲気がわかるということですね。
ともや先生:その括りで分けると、当園は『遊び』に特化した幼稚園です。
おまもり:『遊び』に特化している理由はありますか?
ともや先生:幼児期は、遊びから様々な学びを得てほしいという思いがあります。例えば、子どもたちが大好きな『ブロック遊び』からは、どんな学びがあると思います?
おまもり:積んだり、形が作れることを知って、集中力がつく・・・とか?
ともや先生:もちろん、『ブロック』からはそのような学びが得られますよね。では、『ブロック遊び』に視点を変えるとどうでしょう。友だちと共同で作品を作ったり、一つしかないレアな部品を誰が使うか話し合ったり、時には喧嘩をしたりと、『社会性』が育まれる大切な活動になるんです。
おまもり:なるほど。視点が変わると、一つの遊びが学びがある活動になるんですね。
ともや先生:その考えで保育をすると、子どもたちの見るもの・触れるもの・関わるもの全てが大切な教育材料なんですよ。
おまもり:では、運営者の視点から、幼稚園と保育園の違いを伺っても良いですか?
ともや先生:保育園は、自治体から定員が割り振られる形ですが、幼稚園は、自園で園児獲得しなければならないのでPRが必要になるんです。当園も、広告を作ったり、未就園児に向けてのイベントを開催するなど、入園前の体験活動に力を入れてアピールしています。
おまもり:幼稚園で園児獲得をするには、他の園との差別化が重要なんですね。
ともや先生:現在は、教育プログラムが豊富な園が人気な傾向があるので、それに対抗できるような様々な原体験(動物との触れ合いや畑作業)をアピールポイントにしています。少子化の影響もあって、幼稚園は園児獲得のためにどの園も工夫しているんじゃないでしょうか。
おまもり:時代によってニーズも変わりますよね。最近は、幼稚園でも18時ごろまで預かり保育を行っているところが増えましたよね。
ともや先生:共働きの家庭でも、幼稚園に入園を希望される方もいるんです。なので、保育時間に関しても、幼稚園と保育園で大きな違いはなくなってきています。2019年から保育料の無償化が始まったことも大きいですよね。
おまもり:では最後に、ともや先生が、保育において大切にしていることを伺っても良いですか?
ともや先生:幼児期の人格形成が、人生にとって一番影響がある大切なことだと考えています。色々な遊びに触れ、多くの人との関わりを楽しむことで、豊かな感受性が育まれると思うんです。
おまもり:幼児期にどこでどんな人と何をして過ごすかが、子どもの人生に影響があるということですね。
ともや先生:どう過ごしていたか子どもの記憶には残らなくても、人格を形成する『心の根っこ』になると思って関わっています。私はこれからも幼稚園と保育園が「楽しい!」と思える場所であり続けるために奮闘していきますよ!
おまもり:素晴らしいですね。お忙しい中、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。
ともや先生:こちらこそありがとうございました。
ともや先生のご連絡先など