保育園・幼稚園で使える行事の解説をまとめました。
山の日とは
2016年から施行された祝日「山の日」。
毎年8月11日が山の日でしたが、2021年は東京オリンピック・パラリンピックが開催予定のため8月8日となっています。(2022年以降は8月11日に戻ります。)
日本の国土の6~7割が山地であり、山は雨水をきれいな水にしてくれたり私たちは生活の中でさまざまな恩恵を受けています。
そのため山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」を趣旨として作られました。
しかし明確な由来があって作られたものではありません。
成り立ち
山の日を祝日とするきっかけとなったのは「海の日」です。
海の日はもともと「海の記念日」として制定されていた7月20日を祝日とすることで、「海の恩恵に感謝する日」とする海の日が設定された経緯があります。
このことから、山の恩恵に感謝する日を祝日とすべきだという声が上がり、8月11日が山の日になりました。
子ども達への伝え方
乳児
山といってもすぐにイメージできない子どももいるので、山が出てくる絵本や紙芝居を読んでから山の日について説明してあげると分かりやすくていいですね。
説明といっても乳児には「山にありがとうと感謝をするなんだよ」と簡潔に伝えてあげる方がわかりやすく伝わりやすいですよ。
また戸外で砂遊びをするときに砂山をみんなで作り、その際に簡潔に伝えてあげることもわかりやすくていいですね。
幼児
具体的に山の写真(有名な富士山は絵本などにも出てくるのでおすすめです)を見せたりしながら伝えるといいですね。
例えば
「みんな山てどんな働きをしているか知ってる?(写真を見せながら)山には木や葉っぱがたくさんあって、みんなが生きるために必要な空気を作ってくれているんだよ。そのほかにはどんな働きをしていると思う?ヒントは雨です。(子ども達の意見を聞く)みんなありがとうね。正解は降った雨をみんなが飲めるお水にするために綺麗にしてくれるんだよ。みんなが生きるためにたくさんの働きをしているね。そんな山にありがとうて感謝する日が山の日です。」
このように山の役割から伝えてあげると、なぜ山に感謝するのかわかりやすくていいですよ。
また山が水をきれいにしてくれる働きを説明する際、ペットボトルの中に砂や小石、炭などを層になるように入れて、濁った水をきれいになるまでを見せることができる簡単な濾過装置を使って説明すると子どもがたのしんで話を聞くことができておすすめです。
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