【デモページ|1月・2歳児】個人案の文例【おまもりプラス】

2024年12月1日

個人案PDF

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敬称と性別表記について

LGBTQ+の観点から、保育士が園児を表記する際は『くん』『ちゃん』を使わず、『さん』で統一、園児が自身を称する際や園児同士のやり取りを記載する場合は『ちゃん』で統一しています。また、発達段階の観点では性差はあると考えられるため、男児/女児としています。

 

Aさん(高月齢/男児/活発) (3歳9カ月/4月生まれ)

子どもの姿

  • スモックや帽子を自分で身に付けようとする意欲があり、上手くいかない場合には保育者に「手伝って」と声をかける姿が見られる。(養護)
  • 外遊びで遊具を使って身体を動かすことに意欲的で、すべり台やブランコに挑戦しながら、バランスを取りながら楽しんでいる。(教育)
  • 友だちの遊び方をよく観察してから、自分も同じように真似して遊ぶことが増え、友だちとの関わりを意識する姿が見られる。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) スモックや帽子を自分で身に付けようとする意欲があり、上手くいかない場合には保育者に「手伝って」と声をかける姿が見られる。(養護)
ねらい 身の回りのことを自分でやろうとする
内容 保育者に見守られながら、スモックの着脱や帽子の被り方に挑戦し、できる部分を増やす。
環境構成・配慮・援助 保育者は「スモックを広げて、片方の手を入れてみようか」などの声掛けを行い、着脱の手順を理解できるようにサポートする。時間がかかるときも焦らず待ち、できた時には「上手にできたね」と声をかけて、達成感を味わえるようにする。
評価・反省 自分でスモックの着脱をしようとする姿が見られ、少しずつ手順を覚えてきている。引き続き、達成感を感じられるように見守りながら援助をしていきたい。

教育

子どもの姿(再掲) 外遊びで遊具を使って身体を動かすことに意欲的で、すべり台やブランコに挑戦しながら、バランスを取りながら楽しんでいる。(教育)
ねらい 体を動かすことを通して、遊具の使い方を学ぶ
内容 保育者の声掛けを通じて、すべり台やブランコなどの遊具を安全に使いながら、バランス感覚を養う。
環境構成・配慮・援助 外遊びでは、保育者が「ここで足をしっかりつけて滑ってみようか」など声を掛け、安心して遊具に挑戦できるように支援する。友だちと順番を守りながら遊ぶことができるように見守りつつ、危険な行動を取らないようにさりげなく誘導する。
評価・反省 すべり台やブランコで楽しむ姿が見られたが、他の友達とぶつかりそうになる場面もあった。安全に遊べるように、引き続き保育者が注意を払いながら見守っていきたい。

食事

  • 野菜の苦手な食材について、好きな食材と一緒に盛り付けてみると一口食べることが増えた。
  • 引き続き楽しい雰囲気を作りながら少しずつ食べられるよう援助する。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):友だちの遊び方をよく観察してから、自分も同じように真似して遊ぶことが増え、友だちとの関わりを意識する姿が見られる。

  • 保育園で友達と遊ぶことを楽しんでいる様子を伝え、家庭でも友達の話題を取り入れた会話を楽しんでもらえるよう勧める。
  • 冬の寒さが厳しくなっているため、手洗いやうがいを継続してもらうように家庭にお願いし、感染症の予防に協力を依頼する。

Bさん(高月齢/女児/活発) (3歳8カ月/5月生まれ)

子どもの姿

  • 保育者が登園時に手を繋ぐと、少し落ち着きを取り戻す様子が見られ、母と離れることが以前よりスムーズになりつつある。(養護)
  • 園庭では雪や霜を使って遊びの発想が豊かになり、自ら「雪のお店」等と名付けて友だちとごっこ遊びを楽しむ姿が見られる。 (教育)
  • 時折自分の意見が通らないと癇癪を起こすが、「雪の代わりに砂でやってみようね」など別の方法を提案すると気持ちを切り替えられることが増えてきた。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 保育者が登園時に手を繋ぐと、少し落ち着きを取り戻す様子が見られ、母と離れることが以前よりスムーズになりつつある。(養護)
ねらい 保育者と手を繋ぐことで安心し、自分から母と離れて登園する
内容 登園時に保育者と手を繋ぎ、「今日は何して遊ぶ?」などと声を掛けられることで、母から離れる際の不安を軽減する。
環境構成・配慮・援助 登園時には、保育者が手を差し出して自然に繋ぎ、「今日は誰が来ているか見に行こうか」など会話のきっかけを作りながら気持ちを整え、部屋に入れるようサポートする。無理せず気持ちが切り替わるようにすることで、安心感を育てる。
評価・反省 母と離れる際に保育者と手を繋ぐことで安心でき、スムーズに登園する場面が増えた。引き続き不安感が少しずつ緩和されるよう、手を繋いだり声かけを続けていきたい。

教育

子どもの姿(再掲) 園庭では雪や霜を使って遊びの発想が豊かになり、自ら「雪のお店」等と名付けて友だちとごっこ遊びを楽しむ姿が見られる。 (教育)
ねらい 冬の自然に触れながら友だちとのやり取りを楽しむ
内容 雪や霜などを使った遊びの提案を受け入れ、ごっこ遊びで役割を持ちながら楽しむ。
環境構成・配慮・援助 園庭遊びでは、雪や霜を使った遊びに関心が向けられるよう、軽いスコップやバケツなどを用意し、友だちと協力して役割を分け合える場面を促す。保育者も「雪のお店、何を売っているのかな?」などと会話に参加し、豊かな発想を育む。
評価・反省 園庭では雪や霜を活用した遊びに積極的に参加し、友だちと楽しみながら遊びを展開する姿が見られた。季節の自然と触れ合うことで想像力が引き出されているため、今後も自然を題材にした遊びを取り入れながら興味を深めていきたい。

食事

  • 冬の食材や季節の食べ物に興味を持ち、「これは何?」と聞く場面が増えている。
  • 食材に関心を持ち、季節感を楽しみながら食事ができるよう援助する。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):時折自分の意見が通らないと癇癪を起こすが、「雪の代わりに砂でやってみようね」など別の方法を提案すると気持ちを切り替えられることが増えてきた。

  • 引き続き癇癪を起こすことがあるため、家庭での癇癪対応法について共有し、一貫した対応ができるよう配慮する。
  • 冬ならではの活動で遊ぶ中で、雪や氷、寒さに興味を持っている様子を家庭にも伝え、家庭でも散歩などを通して自然に触れながら、季節感を楽しめる機会を持てるように提案していく。

Cさん(高月齢/男児/静か) (3歳7カ月/6月生まれ)

子どもの姿

  • トイレに誘うと自ら歩いて行き、保育者の声掛けで落ち着いて用を足すが、まだパンツを穿くことへの抵抗が見られる。(養護)
  • 好きな虫の図鑑を通して、友だちや保育者に「見て」「これ、カブトムシ」など簡単な言葉で興味を伝え、共有しようとする姿が見られる。(教育)
  • 寒さにより朝の登園時に不安定になることもあるが、保育者が迎え入れると落ち着き、図鑑や積み木遊びに集中して取り組むことが増えている。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) トイレに誘うと自ら歩いて行き、保育者の声掛けで落ち着いて用を足すが、まだパンツを穿くことへの抵抗が見られる。(養護)
ねらい パンツを穿くことに慣れる
内容 保育者が傍にいながら声掛けし、安心してトイレに向かったり、パンツを穿いたりする。
環境構成・配慮・援助 好きな柄のパンツを自分で選ぶことで、無理なく前向きな気持ちでトイレトレーニングを進めることができるようにする。保育者が「足を入れてみよう」「穿けたね」と声をかけ、パンツを穿くことを自然に楽しめるように援助する。
評価・反省 トイレに向かうこと自体には抵抗が減り、保育者の声掛けに応じてリラックスして行ける場面が増えた。引き続きパンツに慣れる援助も大切にしていきたい。

教育

子どもの姿(再掲) 好きな虫の図鑑を通して、友だちや保育者に「見て」「これ、カブトムシ」など簡単な言葉で興味を伝え、共有しようとする姿が見られる。(教育)
ねらい 好きなものを通して友だちとの関わりを深める
内容 虫の図鑑や自然物を使った遊びで、友だちや保育者と気持ちを共有する経験を増やす。
環境構成・配慮・援助 虫や自然物に興味が持てるよう、保育室に虫のイラストや図鑑を増やし、友だち同士で一緒に見て楽しめる環境を整える。保育者が「○○さんもカブトムシ好きかな?」と声掛けをし、関わりが増すよう援助する。
評価・反省 友だちと虫や絵本を見ながら楽しむ様子が見られた。今後もこれらを通して関わりを深め、コミュニケーションを増やせるようにしたい。

食事

  • 自分でフォークやスプーンを使おうとし、少しずつ持ち方に慣れてきている。
  • 保育者が正しい持ち方を示しながら、「すごいね」と励まし、自信を持てるようにしていく。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):寒さにより朝の登園時に不安定になることもあるが、保育者が迎え入れると落ち着き、図鑑や積み木遊びに集中して取り組むことが増えている。

  • 登園時の不安が残っているため、家庭でも朝の流れを安定させ、安心して園に来られるように協力をお願いする。
  • 気温が低い日が続くため、手洗いや体調管理を徹底し、家庭と連携して健康を守る。
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Dさん(高月齢/女児/静か) (3歳6カ月/7月生まれ)

子どもの姿

  • 朝の支度では、自分からスモックを取って袖を通そうとする姿が見られ、少しずつ身の回りのことに意欲を見せ始めている。(養護)
  • 友だちがブロックで遊んでいる様子をじっと見つめ、自分も同じものを手に取り、隣で遊び始める姿が見られる。(教育)
  • 週末が近づくと、少し疲れが見える場面が増えてきた。午前中の活動が終わると、座って休憩しながら周囲の様子を観察することが多くなり、時には保育者に「だっこして」と甘える姿も見られる。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 朝の支度では、自分からスモックを取って袖を通そうとする姿が見られ、少しずつ身の回りのことに意欲を見せ始めている。(養護)
ねらい 自分で身支度を進めようとする
内容 保育者に見守られながら、袖に腕を通したりボタンを留めたりなど、自分でやってみる楽しさや達成感を味わう。
環境構成・配慮・援助 朝の支度では、保育者が「これを着てみる?」とスモックを用意し、本児が自分で取り組めるよう促す。袖を通す際は「もう片方もがんばれるかな?」と軽く声掛けしながら、できた部分を一緒に喜び、達成感を育む。
評価・反省 自分で身支度を進める姿が見られたが、手助けが必要な場面も多いため、引き続き達成感を味わえるような声掛けを工夫していきたい。

教育

子どもの姿(再掲) 友だちがブロックで遊んでいる様子をじっと見つめ、自分も同じものを手に取り、隣で遊び始める姿が見られる。(教育)
ねらい 友だちと同じ遊びに関心を持つ
内容 友だちの様子に興味を持ちながら、同じ遊びに取り組み、一緒に楽しむきっかけを感じる。
環境構成・配慮・援助 本児が友だちの遊びに興味を示している時は、傍で見守りつつ、「一緒にやってみる?」と誘いをかけて友だちとの交流が増えるよう支援する。一緒に遊ぶのが難しい場合も、自分なりに楽しめるようそっと見守る。
評価・反省 友だちの遊びに興味を持ち始め、隣で同じ遊びをする姿が見られた。今後もさりげない援助を通じて、少しずつ他児との関わりが持てるよう支援を続けていきたい。

食事

  • 苦手な野菜に挑戦することが増え、保育者が一緒に「おいしいね」と声をかけることで、少しずつ食事の時間が楽しいものになりつつある。
  • フォークを上手に使えるよう、食具の配置を工夫し、本児が自分で食べやすい環境を整える。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):週末が近づくと、少し疲れが見える場面が増えてきた。午前中の活動が終わると、座って休憩しながら周囲の様子を観察することが多くなり、時には保育者に「だっこして」と甘える姿も見られる。

  • 週末の疲れが影響している可能性があるため、家庭でもリラックスできる時間を持ち、無理なく過ごせるよう配慮をお願いする。
  • 寒さが厳しい時季のため、家庭でも手洗いやうがい、十分な栄養と休息を取れるよう声掛けをし、体調を維持できるよう配慮する。
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Eさん(中月齢/男児/活発) (3歳5カ月/8月生まれ)

子どもの姿

  • 「いちばん」にこだわっており、着替えやトイレも友だちよりも先にしないと気が済まない場面が見られる。(養護)
  • 「〇〇したい」と保育者に声を掛け、追いかけっこやかくれんぼをしたり、友だちと一緒にタイヤや引き車を使った遊びを繰り返し楽しんでいる。(教育)
  • 友だちとの関わりの中で、思い通りにならない場面では手が出てしまうことが多い。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 「いちばん」にこだわっており、着替えやトイレも友だちよりも先にしないと気が済まない場面が見られる。(養護)
ねらい 順番を守りながら自分の意欲を満たす
内容 保育者に見守られながら、少しずつ順番を待つ練習をする。
環境構成・配慮・援助 「Eさんの番がくるからね」「〇〇さんが終わったら次だよ」など、順番を待つ経験が楽しくなるよう声掛けしつつ、達成感を味わえるよう配慮する。また、本児が進んで行動した時は「自分でできたね!」と喜びを共有し、自信を持たせる。
評価・反省 順番待ちが難しい本児に対し、先にできる経験を積み重ねることで少しずつ順番を意識できるようになってきた。引き続き達成感を感じられるような声掛けを工夫していきたい。

教育

子どもの姿(再掲) 「〇〇したい」と保育者に声を掛け、追いかけっこやかくれんぼをしたり、友だちと一緒にタイヤや引き車を使った遊びを繰り返し楽しんでいる。(教育)
ねらい 自分の気持ちを言葉で伝えながら友だちとの関わりを楽しむ
内容 保育者と一緒に気持ちを言葉で表現し、友だちに伝えようとする。
環境構成・配慮・援助 遊びの中で「かくれんぼしたいね」「追いかけっこしようか」など、保育者が具体的な遊びの提案をして声掛けを行い、自然と気持ちを言葉にしやすい雰囲気をつくる。友だちとの関わりでは、「〇〇さんも一緒にどう?」と仲立ちし、本児が友だちに思いを伝える体験を持てるように援助する。
評価・反省 友だちとの関わりにおいて、「〇〇くんも一緒に遊ぼう」と自分から誘える場面が見られたが、思い通りにならない時に感情が高ぶることがあった。今後は、気持ちの切り替えができるように遊びの合間に休憩を入れるなどの配慮をし、無理なく関わりを楽しめるよう支援していきたい。

食事

  • 自分でスプーンを使って食べることができ、最後まで食べきる姿が見られるので継続して支援する。
  • 苦手な野菜は無理に勧めず、他の食材と一緒に食べる工夫を行う。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):友だちとの関わりの中で、思い通りにならない場面では手が出てしまうことが多い。

  • 年末年始で生活リズムが変わった影響も考えられるので、園での生活リズムに慣れていけるよう配慮しながら、家庭での遊びや友だちとの関わり方についても定期的に共有し、成長を一緒に見守る。
  • インフルエンザや風邪が流行する時期であるため、登園時の体調確認や、手洗い、うがいの徹底をお願いするなど、健康管理について家庭と連携を深める。
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Fさん(中月齢/女児/活発) (3歳4カ月/9月生まれ)

子どもの姿

  • 午睡以外は、便意や尿意を知らせ、トイレで排泄することができる。(養護)
  • 保育者や友だちとの言葉のやり取りを楽しみ、出来事や経験したことを話している。(教育)
  • 風邪気味の日が続いており、疲れから機嫌が悪い姿が見られる。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 午睡以外は、便意や尿意を知らせ、トイレで排泄することができる。(養護)
ねらい 一日を通してパンツで過ごす
内容 便意や尿意を保育者に知らせ、午睡中もパンツで過ごすことに慣れる。
環境構成・配慮・援助 「お腹がすっきりして気持ちいいね」等、トイレに行くことの快適さを伝える声掛けを行い、意欲を持てるように関わる。また、午睡前にはトイレの声掛けをして、安心してパンツで休めるように援助する。
評価・反省 午睡中のパンツで過ごしていたが、特に気にする様子もなく、漏らさずに過ごせている。引き続き、安心感を持ってトイレに行ったり、パンツで過ごせるよう関わりたい。

教育

子どもの姿(再掲) 保育者や友だちとの言葉のやり取りを楽しみ、出来事や経験したことを話している。(教育)
ねらい 保育者や友だちとごっこ遊びや表現遊びを楽しむ
内容 保育者と一緒に言葉のやり取りをして遊んだり、表現遊びをしたりする。
環境構成・配慮・援助 表現遊びを通して友だちとの交流を楽しめるよう、遊びの素材や道具を用意し、自由に表現できるスペースを確保する。また、「先生も仲間に入れて」と保育者自身がごっこ遊びに加わり、会話を広げる手助けをしていく。
評価・反省 保育者とのやり取りを楽しむ姿が見られ、少しずつ表現遊びでの発言も増えてきた。今後もさらに自由な発想で友だちと会話を楽しめるよう、保育者も共に遊びながら見守っていきたい。

食事

  • 箸を使って食べることに興味を持っている。
  • ままごと等の遊びを通して、食育としても捉えながら、箸の持ち方や使い方を知らせていく。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):風邪気味の日が続いており、疲れから機嫌が悪い姿が見られる。

  • 体調が優れない場合は無理せず休息を取りながら回復できるよう配慮し、毎日の体調変化について保護者と細かく共有しながら、家庭でも体調管理に気を付けてもらう。
  • 園で子どもたちの健康管理に努めていることを保護者に伝え、家庭でも湿度調整や加湿を行うなど、のどや鼻の乾燥予防に取り組んでもらえるよう協力をお願いする。
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Gさん(中月齢/男児/静か) (3歳3カ月/10月生まれ)

子どもの姿

  • トイレでの排尿に慣れてきたが、パンツを穿くことは嫌がる。(養護)
  • 自分でイメージをしながらブロックを積み重ねて遊ぶ姿が見られるが、思った通りにできないと泣きだし、気持ちの切り替えに時間がかかる。(教育)
  • 休み明けは落ち着かず、大声を出したりすることが多い。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) トイレでの排尿に慣れてきたが、パンツを穿くことは嫌がる。(養護)
ねらい パンツを穿くことに慣れる
内容 気に入ったパンツを見つけ、穿いてみようとする
環境構成・配慮・援助 「今日はどんなパンツがあるかな」と一緒にロッカーを見たり、「どれにする?」と選んだりしながらパンツを穿くことに興味を持てるような関わりをする。短時間でも穿けた時には、大いに褒め、嬉しさを感じたり自信を持てるようにしていく。
評価・反省 パンツを穿くことに対して、最初は嫌がっていたが、好きなデザインを見つけて少しずつ興味を示すようになった。しかし、まだ全体的に拒否反応が見られるため、焦らず、少しずつ慣れていけるようにしていく。

教育

子どもの姿(再掲) 自分でイメージをしながらブロックを積み重ねて遊ぶ姿が見られるが、思った通りにできないと泣きだし、気持ちの切り替えに時間がかかる。(教育)
ねらい 保育者に見守られながら、好きな遊びを楽しむ
内容 イメージしたものを作って遊ぶ楽しさを味わう。
環境構成・配慮・援助 困っている様子が見られたときには「〇〇してみたらどうかな?」と声を掛け、イメージを壊すことなく作れる方法を投げかける。また、できた時には一緒に喜び、作る楽しさや作れた嬉しさが味わえるように関わる。
評価・反省 楽しんで作っている時は見守り、必要に応じて声を掛けた。できたことを喜び、繰り返し楽しむ姿が見られていたため、引き続き、本児のイメージを尊重しながら関わっていきたい。

食事

  • 少量ずつでも自分で食べ進められることが増え、汚れが気になる時にはおしぼりを使用している。
  • 近くでサポートしながら、安心して食事を続けられるように見守り、少しずつ汚れへの抵抗感を減らしていけるよう促す。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):休み明けは落ち着かず、大声を出したりすることが多い。

  • 休み明けは落ち着かない様子が見られるため、園に向かう前に気持ちを切り替えられるような声掛けをすることを提案する等、安心感を持って過ごせるように連携を図っていく。
  • 風邪や体調不良の防止のため、家庭でも十分な休息を心がけたり、体調に気を付けていただくように声掛けをしていく。
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Hさん(中月齢/女児/静か) (3歳2カ月/11月生まれ)

子どもの姿

  • 身の回りのことに意欲的に取り組んでおり、衣服の着脱で自分でできない部分は保育者に援助を求める。(養護)
  • 友だちとの関わりが増え、ままごとやごっこ遊びを通してやり取りをしながら楽しんでいる。(教育)
  • 登園の際、受け入れが担任でない保育者の時、母と離れられず泣くこともある。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 身の回りのことに意欲的に取り組んでおり、衣服の着脱で自分でできない部分は保育者に援助を求める。(養護)
ねらい 衣服の着脱を楽しみながらできるようになる
内容 保育者に見守られながら、自分で着替えようとする。
環境構成・配慮・援助 じっくりと取り組めるような環境を整え、丁寧に様子を見守っていく。「手をひとつずつ入れるよ」「ここを引っ張ってみよう」等、着替える順番がわかるように言葉かけをし、自分でできた時には大いに褒め自信に繋げる。
評価・反省 衣服の着脱において、難しい部分は保育者がさりげなく援助することで、自分でできた達成感を感じられるように関わった。午睡後は機嫌が悪く、思い通りに着替えられないと怒って泣いてしまうことが多いため、気持ちを受け止めながら、ゆったりとした雰囲気の中で取り組めるように援助したい。

教育

子どもの姿(再掲) 友だちとの関わりが増え、ままごとやごっこ遊びを通してやり取りをしながら楽しんでいる。(教育)
ねらい 自分から友だちと関わりを持ち、楽しく遊ぶ
内容 友だちと関わりながら、やり取りを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 楽しそうに遊ぶ様子を見守り、保育者も遊びを一緒に楽しみながら声掛けをし、やり取りの楽しさが味わえるようにする。ごっこ遊びを存分に楽しめるよう、必要な素材や道具を用意し、イメージが広がるようにする。
評価・反省 自分から友だちに声を掛け、やり取りを楽しんでいるが、時々手が出てしまうこともある。嫌な思いも言葉で伝えられるように知らせていきたい。

食事

  • メニューによって、噛んで飲み込むまでに時間がかかっている。
  • 本児が負担なく食べられる量に加減するとともに、食べ具合を見て食事を終わらせる等の対応をしていく。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):登園の際、受け入れが担任でない保育者の時、母と離れられず泣くこともある。

  • 早番の保育者に本児の様子について引継ぎをし、関わり方を考えながら、本児が安心して登園できるような環境を整えていく。
  • 鼻水や咳の症状が見られているため、体調の変化を見逃さず、家庭でも十分な休息を取ったり、早めの受診をしてもらえるように声を掛けていく。
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Iさん(低月齢/男児/活発) (3歳1カ月/12月生まれ)

子どもの姿

  • 自分の思いを、言葉ではなく泣いて訴える姿が見られる。(養護)
  • 戸外に出て氷に触ったり、体を動かしたりすることを楽しんでいる。(教育)
  • 友だちと一緒に遊んだり、関わりを楽しんでいる姿が見られる。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 自分の思いを、言葉ではなく泣いて訴える姿が見られる。(養護)
ねらい 自分の思いを言葉で伝える
内容 保育者に思いを受け止められながら、自分の気持ちを安心して言葉にする。
環境構成・配慮・援助 本児の思いを受け止め、安心できる環境を整えながら、言葉で表現できるように関わる。焦らず、ゆっくりと自分の思いを伝えられるようにする。
評価・反省 友だちとの関わりの中で思いが上手く伝わらずに泣く場面はあるが、保育者に伝わると落ち着くことができている。友だちとの関わりの仲立ちをしながら、思いが言葉で伝わる嬉しさを感じられるように関わりたい。

教育

子どもの姿(再掲) 戸外に出て氷に触ったり、体を動かしたりすることを楽しんでいる。(教育)
ねらい 冬の自然に触れて、体を動かすことを楽しむ
内容 友だちと一緒に凧揚げ等のお正月遊びを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 自分で作った凧を揚げることの楽しさや嬉しさを感じられるように、保育者も遊びに入りながら楽しさを共有していく。「風が吹いてくる方に走ると上手に揚がるよ」等、言葉と動作で知らせ、より遊びを楽しめるようにしていく。
評価・反省 凧揚げを楽しみ「もっと作りたい」と保育者に思いを伝えようとする姿が見られた。次の製作や遊びへの意欲に繋げ、本児が好きなことに楽しみながら取り組めるように関わっていきたい。

食事

  • スプーンやフォークでのすくい方が少しずつ安定し、手づかみが減ってきている。保育者は「上手に持てたね」と声掛けをしながら、少しずつ自信が持てるよう支援する。
  • 細かくした食材を用意し、スプーンとフォークの持ち方に慣れられるように継続して声掛けを行い、楽しく食事が進められるように配慮する。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):友だちと一緒に遊んだり、関わりを楽しんでいる姿が見られる。

  • 遊びに積極的に参加している様子を伝え、家庭でも好きな遊びについて話題にしてもらうことで、園生活への興味が続くよう声を掛けていく。
  • 風邪予防が必要な季節のため、体調の変化や手洗い、うがいの習慣について連絡を図っていく。
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Jさん(低月齢/女児/活発) (3歳0カ月/1月生まれ)

子どもの姿

  • 「先生見て」と自分の行動を友だちや保育者に認めてもらおうとする姿が見られる。(養護)
  • 戸外遊びでは、友だちと氷を探したり、触れたりして楽しんでいる。(教育)
  • 保育者や友だちと積極的に会話する中で、自分の思いを伝えようとする意欲が見られる。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 「先生見て」と自分の行動を友だちや保育者に認めてもらおうとする姿が見られる。(養護)
ねらい 経験した出来事や自分の思いを保育者に伝え、遊びの中で会話を楽しむ
内容 自分の言葉で話し、相手に伝わる喜びを味わう。
環境構成・配慮・援助 保育者が聞き役になり、安心して話ができる環境を作る。また、本児が自分の思いを伝えようとしている時には、ゆったりと時間を取って関わり、思いを十分に認めていく。
評価・反省 本児の思いを丁寧に聞きながら関わっていたが、自分の思いが伝わらない時に泣いて訴える姿が多く見られた。気持ちを受け止めながら、ゆっくりと話すことを知らせていきたい。

教育

子どもの姿(再掲) 戸外遊びでは、友だちと氷を探したり、触れたりして楽しんでいる。(教育)
ねらい 冬の自然物を見たり、触れたりすることを楽しむ
内容 戸外で氷を探したり、雪だるまを作ったりして遊ぶ。
環境構成・配慮・援助 氷や雪を触る時は手袋を着用し、防寒対策を行いながら遊びを楽しめるように配慮する。氷がどんなところにできているか気づけるように園庭に誘いかけたり、見つけた時の喜びや嬉しさに共感していく。
評価・反省 氷を見つけると喜んで触ったり、容器に入れたりして楽しむ姿が見られた。今後も季節ならではの自然や遊びをさらに楽しめるように誘いかけていきたい。

食事

  • 自分から積極的に食事を進めることが増え、楽しんで食べる姿が見られる。保育者は「たくさん食べられたね」と認め、和やかな雰囲気で楽しく食事ができるように見守る。
  • 周囲と楽しく食べられる環境を整え、少しずつ自分から進んで食べる習慣が身に付くように支援し、意欲的に食べる姿勢を育んでいく。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):保育者や友だちと積極的に会話する中で、自分の思いを伝えようとする意欲が見られる。

  • 園で会話を楽しんでいる姿を伝え、家庭でも本児の話に耳を傾けながら、受け止められる嬉しさや話す意欲をさらに高めてもらえるよう声を掛けていく。
  • 寒さの影響で鼻が詰まることがあるため、風邪予防の取り組みについて情報を共有し、安心して園生活を送れるよう努めていく。
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Kさん(低月齢/男児/静か) (2歳11カ月/2月生まれ)

子どもの姿

  • 身の回りのことを積極的に自分から行おうとするが、「ガラガラうがいができない」と水道の前で戸惑う姿が見られる。(養護)
  • 戸外遊びの際に「寒いのが嫌だ」と泣いて訴え、外に出るのを嫌がり立ちすくむことがある。(教育)
  • 肌が乾燥し、かゆがっている姿が見られる。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 身の回りのことを積極的に自分から行おうとするが、「ガラガラうがいができない」と水道の前で戸惑う姿が見られる。(養護)
ねらい うがいの仕方が身に付く
内容 ガラガラうがいの仕方がわかり、やってみようとする。
環境構成・配慮・援助 自信をもって行えるよう、傍に付いて見守ったり、保育者も一緒にやる等して、やり方を伝える。また、できた時には大いに褒め、自信に繋げる。
評価・反省 本児の様子を見逃さず、声を掛けてやり方を見せ、一緒に行った。次第にうがいができるようになってきているので、できた喜びに共感しながら自信に繋げたい。

教育

子どもの姿(再掲) 戸外遊びの際に「寒いのが嫌だ」と泣いて訴え、外に出るのを嫌がり立ちすくむことがある。(教育)
ねらい 体を動かす遊びを保育者や友だちと一緒に楽しむ
内容 鬼ごっこやしっぽ取りなどの遊びに興味を持ち、保育者や友だちと一緒に体を動かす心地よさを味わう。
環境構成・配慮・援助 鬼ごっこやしっぽ取り等、戸外で体が温まる遊びを取り入れていく。体を動かして遊ぶ楽しさや気持ちよさを感じられるように、「いっぱい走ると温かくなるよ」等言葉かけをしたり、無理なく誘いかけていく。
評価・反省 登園時も寒さに震えている姿が多く見られた。戸外には出るが、体が動かず立っていることが多いため、引き続き、保育者や友だちと一緒に遊びを楽しみながら、体を動かすことの楽しさを感じられるようにしていきたい。

食事

  • 食事中に足が床につくことで、姿勢が安定し食事に集中できるようになった。保育者は「背中をピンと伸ばしてみよう」と声掛けし、正しい姿勢を意識させる。
  • 引き続き、台を設置して足が安定するよう配慮し、正しい姿勢で食べることが自然にできるようにサポートしていく。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):肌が乾燥し、かゆがっている姿が見られる。

  • 乾燥が気になっているため、保湿ケアや肌着の工夫など、肌の調子についてこまめに情報を共有していく。
  • 季節柄、手足の冷えが強まるため、暖かい服装や防寒具について相談し、体調維持に配慮していく。
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Lさん(低月齢/女児/静か) (2歳10カ月/3月生まれ)

子どもの姿

  • 保育者の誘い掛けでトイレで排尿することができている。友だちがパンツを穿いていることに興味を示し、「Lちゃんも」と穿きたがる姿が見られる。(養護)
  • 友だちの遊びに興味を示し、真似してみたり、遊びの中に自分から入っていったりする。(教育)
  • ブロックやお絵描きなど、手先を使った遊びに興味を示す姿が見られる。(家庭との連携)

ねらい/内容/環境構成・配慮・援助

養護

子どもの姿(再掲) 保育者の誘い掛けでトイレで排尿することができている。友だちがパンツを穿いていることに興味を示し、「Lちゃんも」と穿きたがる姿が見られる。(養護)
ねらい パンツを穿くことに慣れる
内容 気に入ったパンツを穿いて過ごす
環境構成・配慮・援助 「どのパンツがいいかな?」と本児と一緒に選びながら、パンツを穿くことに嬉しさを感じられるように関わる。気持ちを盛り上げながら、パンツを穿いて過ごすことに慣れていけるように援助する。
評価・反省 無理なく楽しみながらトイレトレーニングが進められるよう、パンツを穿くことに誘っていった。喜んで穿いており、トイレでの排尿もできているため、引き続き、本児の意欲を大切にしながら進めたい。

教育

子どもの姿(再掲) 友だちの遊びに興味を示し、真似してみたり、遊びの中に自分から入っていったりする。(教育)
ねらい 友だちと一緒に過ごす楽しさを味わう
内容 保育者を仲立ちとして、友だちとの関わりを楽しむ。
環境構成・配慮・援助 自ら友だちの遊びに入れた時には見守り、入りたそうにしている時には誘いかけていく。保育者も一緒に遊びながら、友だちと遊ぶ楽しさが味わえるように関わる。
評価・反省 本児の様子に合わせ、見守ったり、遊びに誘いかけたりした。気になる友だちとの関わりを繰り返し楽しむ姿が見られるようになってきているため、引き続き、様子を見ながら関わっていきたい。

食事

  • 友だちが食べ終わっても、落ち着いて食事を続ける場面が少しずつ見られるようになった。保育者は「ここまで食べたら遊ぼうね」と声掛けし、区切りを意識させる。
  • 友だちと一緒に食べる楽しさを感じられるよう、食事中の声掛けを工夫しながら、自分のペースで食べられるように支援する。

家庭の連携

子どもの姿(再掲):ブロックやお絵描きなど、手先を使った遊びに興味を示す姿が見られる。

  • 手先を使った遊びを楽しんでいることを伝え、家庭でも折り紙やお絵描きなどの活動を一緒に楽しめるよう声を掛けていく。
  • 鼻が詰まることがあるため、風邪予防の取り組みについて情報を共有し、安心して園生活を送れるよう努めていく。
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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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