保育園・幼稚園で大人気&おすすめの絵本を集めました。
- 学年ごとのおすすめを知りたい
- 季節感のある絵本を読んであげたい
- 子どもを引きつける絵本を読みたい
そんなニーズを抑えつつ、図書館でも借りられる、人気・定番の王道絵本を中心に選んでいます。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
月案文例も人気です♪
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【まとめ】絵本のおすすめ(保育園・幼稚園・こども園)
くるみわりにんぎょう
ねらい
- 絵本を通じてクリスマスの雰囲気を楽しみ、心待ちにする
あらすじ
クララがクリスマス・イブにもらったのは「くるみわりにんぎょう」。
とても素敵な人形に気に入ったのもつかの間、おにいさんに壊されてしまいました。
クララは悲しみのあまり人形を抱いて眠りこんでしまいます。
しかし夜中に目が覚めると、人形がねずみ達におそわれているではありませんか!
クララが助けると、人形は魔法が解けて王子様にもどり、お礼にとおかしのお城に招待してくれました。
お城ではおかしの妖精達が素敵な踊りを披露し、クララは楽しいひとときを過ごしたのでした。
解説文
バレエ作品で知られる有名なクリスマスの物語です。
絵本を読み終えた後には子ども達と一緒に音楽を聞いてみるのも素敵ですね。
「この曲知ってる!」「あの妖精が踊っていた踊りはこんな曲だったんだね」と「くるみわりにんぎょう」の作品により親しみを持てるかもしれません。
絵本の挿絵はかわいらしく柔らかいタッチで描かれているので、一枚一枚、子ども達と絵の世界観をゆっくりと楽しみながら、めくってみて下さい。
話の途中で出てくるサンタさんにも注目です!
クリスマスってなあに
ねらい
- クリスマスの由来を知る
あらすじ
むかしむかし、ベツレヘムの羊飼いと学者たちは、暗い夜空に現れた天使から、ひとりのあかんぼうが産まれたことを知ります。
そのあかんぼうはかみさまのこどもだというのです。
星に導かれて進んだ先は、小さな馬小屋でした。
かいばおけの中でヨセフとマリアに見守られて眠っていたあかんぼう、その子がかみさまの子イエスでした。
それからイエスが産まれた12月24日をお祝いするようになったのです。
解説文
クリスマスといえばサンタクロースにクリスマスツリー、そしてプレゼント!
でももともとの由来はイエス=キリストの誕生日でお祝いする日なのですね。
「クリスマスってなんだろう?」という素朴な疑問にわかりやすい言葉で答えてくれる絵本です。
作者はミッフィーシリーズでおなじみのディック・ブルーナなので、親しみをもって読むことができるでしょう。
やさいのおにたいじ
ねらい
- 御伽草子がモチーフの絵本(日本の話)を楽しんで見る
- 色々な野菜に興味を持つ
あらすじ
京の都では恐ろしいこんにゃくいもの鬼が次々と姫をさらっていました。
お屋敷の姫もとうとう鬼に連れ去られたので、父親のしょうごいんかぶらは、都にいる知恵と勇気のある野菜たちを集めました。
やって来たのはたけのこ、まつたけ、かもなす、みずな、きんときにんじん、ほりかわごぼうの六人。
六人は知恵と勇気を使って鬼に立ち向かいます。
解説文
御伽草子「酒呑童子」を題材にした絵本です。
この絵本の面白さはなんといっても出てくるキャラクターが全て野菜たちということでしょう(そして強そうだけどどことなくほんわかとした雰囲気があり愛らしいです)。
普段はあまり見かけない京野菜たちが登場しますが、「くわい」「きんときにんじん」など、家庭によってはおせち料理に入る野菜も含まれているので、子ども達もイメージしやすいかもしれません。
そのような理由で12月の絵本として紹介しました。
方言のあるセリフなので、下読みをしておくとスムーズに読み進めることができるでしょう。
ビロードのうさぎ
ねらい
- ものを大切にする気持ちをもつ
あらすじ
クリスマスプレゼントとしてぼうやのうちにやってきた、ビロードのうさぎ。
ある日うさぎは他のおもちゃから「ほんもの」とはなにかを聞きます。
子どもに心から大切に大事に思われたおもちゃは「ほんもの」になるというのです。
うさぎはぼうやといつも一緒に過ごし、古くなっても大事に思われてきましたが・・・そんな時、突然の別れがやってきます。
うさぎは「ほんもの」の魔法にかかることができるのでしょうか・・・?
解説文
子ども部屋に時々起こるという、「ほんものになる」という魔法・・・とても素敵ですね。
この絵本を通じて、子ども達がおもちゃやものを大切にする気持ちが芽生えたら良いなと感じます。
そして、保育者も日頃の保育の中でうっかりものを雑に扱っていないか、振り返るきっかけになるかもしれませんね。
是非、心を込めて読んであげてくださいね。
からすのそばやさん
ねらい
- いろいろな麺(そば、うどん、スパゲティなど)に興味を持つ
- 友達や保育者と楽しみながら絵本を見る
あらすじ
「からすのパンやさん」のこどものオモチちゃんは、大きくなって若者のオモチくんになりました。
ある日オモチくんは散歩をしている最中に、白い花畑を見つけました。
白い花がそばの花だと知ったオモチくんはそばに興味を持ち、そばやさんを開くことにしました。
はじめはそばを売っていたのですが、お客さんのリクエストでうどんやラーメン、スパゲティとメニューもだんだんと増えていきます。
お店を手伝っていたそば畑の娘のイソちゃんとの仲にも注目です。
解説文
『からすのパンやさん』の続刊となる、4冊の絵本のうちの1冊です(からすのこどもは4羽いたので、それぞれが主役の絵本となっています)。
この絵本の1冊前のものが『からすのてんぷらやさん』となり、この絵本の中にも少しだけ書かれています。
この絵本だけでも充分楽しめますが、シリーズを通して読むのもおすすめです。
年末はそばを食べる子どももいるかな・・・と思い、この月で紹介することにしました。
少し長めの物語ですが、内容のテンポが良いので楽しんで見ることができると思いますよ。
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